オーダースーツ サロン ボットーネの最近のできごとを振り返ってみる
松はじめです。
オーダーサロン ボットーネは毎日たくさんの予約をいただいております。
この日は、サロンで働いてくれていたアルバイト・クルーが卒業。これから本格的にデザインの学校に通うということで、彼女の成長が楽しみです。
さて、生地の織元に見学に行ったり、業界の名だたる方々が集まる懇親会に行ったりと、毎日いろいろなことがあります。
最近あった出来事をまとめてみました。
出版トークショーへ
長谷川喜美さんが新しく出版をされた。
サヴィルロウなどの写真集で有名な長谷川さん、今回はナポリのサルトをまわって写真集にしたというもの。
それも、3年もの取材をして、イタリアの北から南、27サルトをまわったという壮大な企画。
このままではサルトという文化がなくなってしまうかもしれない、そんな危機感から生まれた企画だという。
メンズウエア素材の基礎知識の著者、大西基之先生の姿も!
その他、服飾業界の名だたる方々がいらしていた。
その内容はこちら。
英国から来た流儀にも名だたる方々
服飾評論家 出石尚三先生の服飾史の講義 英国から来た流儀に参加してきた。
錚々たる方々がいらっしゃる懇親会にも同席させていただき、服について一層の知識を深めた夜。
こういう場はなかなかない。
貴重な会だ。
右は、6月23日にDr.久美子流 服のリフォーム術を出版される、心斎橋リフォームの副社長の内本久美子さん。
出版パーティーには私も参加してくるので、またブログでパーティーの模様をお伝えできればと思う。
名カバンがサロンに勢揃い
その英国から来た流儀を開催していらっしゃる内田さん。
内田さんはたくさんの名カバンをお持ち。
そこで、なんとサロンで持っていらっしゃるカバンの多くを見せていただいた。
グローブトロッター
ミニダレス。
万双子のダレスバッグ。
スウェインアドニーのダレスバッグ、チェスナット色とブラック。
大峽製鞄のオーバーナイト。
ハートマン。
その他、まだまだある。
こちらは少しずつブログでご紹介していきたい。
葛利毛織という日本の織元へ
生地を実際に織っている織元は、日本にもある。
尾州の葛利毛織がそうだ。
実際に織っている様子を見せてもらいに、工房へおじゃましてきた。
織りあがった生地をしっかりチェック。
昔ながらの織機だから、昔ながらの道具。
生地のミミを作る道具。
葛利毛織の葛谷社長に、きしめんをご馳走になってしまった!
イメージコンサルタントの方々に講義
イメージコンサルタントの方々に、テーラーとは一体どんなもの?
クライアントをお連れする場合に、どんなことを注意すべき?
そんな内容の1時間の講義を行った。
みなさま熱心!
この模様はまたブログで。
大西基之先生と安積陽子さんと古き良き街並みへタイムスリップ
メンズウエア素材の基礎知識の著者である、大西基之先生と、
NYとワシントンのアメリカ人がクスリと笑う日本人の洋服と仕草の著者、安積陽子さん、
お二人と一緒に浦安の古き良き街並みや文化に触れてきた。
http://bottone.jp/bc/blog/bottone-ceo/16987.html
これは、大西基之先生と安積陽子さんの浦安・秘密会議を盗み聞きしに行くという、私の取材。
大西基之先生の素材の勉強会
2ヶ月に1回、メンズウエア素材の基礎知識の著者、大西基之先生をサロンにお招きして、素材の勉強会を開いている。
おかげさまで、今年で3年目となった。
糸がどのように構成されているのか?
生地の裏表、どうやって見分ける?
実は・・・
テーラーやイメージコンサルタントの方々が集まり、学ぶ場。
まとめ
ここ数ヶ月のボットーネでの出来事をまとめてみた。
よだれが出るようなカバンが集結したり、濃い講義に参加したり。
もちろんボットーネのサロンでは、日々洋服の打ち合わせが続いている。
クライアントがパンツを履いて、フィッティングルームから出てくる。
完成したジャケットに袖を通していただいた瞬間に漏れる、おぉ・・・という静かな歓声。
素敵な服と一体となった紳士を見て、うっとりする。
そんなドラマが日々続いている。
さて、明日は何着よう?
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
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