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万双(マンソー) 上野アメ横に並ぶブライドルレザーのメンズバッグたち

松はじめです。

上野、アメ横といえば今や外国人観光客も次々と訪れる上野の名所といっても過言ではありませんよね。

このアジアを感じさせるエリアには、飲食店や格安時計店などがひしめき合っています。

なんと、この街のある場所に、鞄通が通うある名門鞄店があるのをご存知でしょうか?

本日は上野にある万双(マンソー)という革小物のお店をご紹介します。

 

この記事の目次

上野御徒町の駅を降りて少し歩くと、アメ横の看板が。

観光客で賑わうアメ横。ここにバッグ店が?

少し歩くと、アメ横ウェルカム・モールなるものが。

上野、アメ横にある万双(まんそう)、それはアメ横の上野御徒町の駅付近にあたる、アメ横ウェルカムモール内にある。

くぁっ、本当にこんなところに?真っ赤な外観のケバブのお店を横切ると・・・

あれか!

ひっそりとそのお店は右側にあった。

万双(まんそう)。

こう見えて、鞄や革小物愛好家の聖地なのだ。

万双のディスプレイ。

いろいろな鞄が並べられているが、メゾンブランドのようなディスプレイではない。

が、威風堂々とブライドルレザーのバッグが置かれているではないか。

万双の店内は、ちょうど1組の男女のお客様がおり、そこにもう1名男性が。それで万双はいっぱいになった。

そのくらい小さな万双の店舗スペースに、革小物がびっしり並べられている。

狭い店舗ですが、実際に世界最高の革と製品を手にとってご覧いただけます。ホームページ上ではお伝えする事のできない製品の良さや革の説明、製品の見分け方など、色々興味深い事をお客様にお伝えする事が出来ます。是非ご来店下さい。

万双 ウェブサイトより引用

棚の上に、ブリーフケースを発見!

こうして展示してあるものの、予約して生産待ちということがほとんどだ。

半年前に万双を訪問した時はベージュのブリーフケースがあったが、この日はブラックだけになっていた。

ダレスバッグ発見!

この特有のフォルムがたまらない。万双のブライドルレザーは薄くすいてあるため、とても軽いと持っていらっしゃる方からお伺いしたことがあり、一度手に持たせてもらったが確かに軽い!

特有のレザーの香りで立ち込めている。

まさかこんなところに・・・という驚きでいっぱいになる万双。

仕上がりの悪いものはボツにすることもあり、出来上がる商品が少ないため、予約販売となることが多いそうだ。

銀座ファッションアカデミアの主催者である内田さんは、たくさんの紳士名鞄をお持ちである。

その中の1つに、この万双のダレスバッグがある。

もう何年も愛用されているという万双のブライドルレザーを使ったダレスバッグは、エイジングされて良い味が出てきている。

乗馬の際、馬の顔につける馬具(馬勒)の事をブライドルと呼んでいます。英国でその馬勒(ばろく)用に開発された非常に堅牢な革素材のことを指します。特徴としては、使い始めにブルームと呼ばれる白い粉をふく場合があります。製造工程において、一枚革に鞣した後、自然の植物から抽出したタンニンを使用して何週間も費やして鞣します。その後、天然の染料を使って染め上げます。革の奥までしっかりとオイルやタロウと呼ばれる牛の脂と植物の油で作ったロウなどを染み込ませます。ロウで磨き上げられた滑らかな表面の美しさと傷がつきにくい堅牢性が魅力です。

お手入れ方法

最初は、ロウが残っているため、お手入れは特に必要ありません。 ロウが気になる方・ロウを落としたい方は、乾いたタオルの様な柔らかい布、又は柔らかめの馬ブラシで磨かれることをお薦め致します。長年使用し、ロウが落ち、輝きが少なくなってきましたら、その時には、天然成分配合の皮革用ローションをご使用されると再び艶と輝きを取り戻します。

万双 ウェブサイトより引用

ダレスバッグはバカッと開く開口部が魅力。

万双のバッグにはブランドネームは入っていない。

人様の鞄に自分のところの名前が入っているのはおかしいから、という理由なのだとか。そもそも万双という名前も、上野でお店を出した時、前に入っていたお店の看板がそうであったことからそのまま万双にしたというから面白い。

結構なキャパシティ。

背面もエレガント。

なんといっても、万双のバッグは品質の割に購入しやすい値段という点も人気の理由だと思う。

適正販売を目指したため、百貨店などでは扱っていないというポリシーも素晴らしい。

このダレスバッグを組める職人は2名しかいないのだとか。

「世界最高峰の品質」と「常識的な価格」

独創的でありながら普遍的な粋を語れる革製品メーカーであり続ける 常に「世界最高峰の品質」でありながら「常識的な価格」で革製品をご提供すること。私たちは、日本のモノ作りの精神と技術の上澄みを結晶化した、独創的でありながら普遍的な”粋”を語れる革製品メーカーであり続けたいと考えています。

万双 ウェブサイトより引用

万双の場所

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2018年8月30日
ファッションアイテム | バッグ

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