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ネイビーのジャケットを持っていた方が良い4つの理由

涼しくなると、ジャケットを羽織りたくなりますね。

そろそろ衣替えの季節、秋冬ものにスチームを当てながら、これからどんな着こなしをしようか、、、

考えるこの時間が一番ワクワクします。

皆さんはお気に入りのジャケット、さらには仕立ての良いものをお持ちでしょうか?

これからの時代、大げさでなく確実に必需品になるであろうジャケット。

中でもネイビーのジャケットが1着あれば、

仕事でも、リモートワークでも、そしてプライベートでも、あなたの服装の悩みの大半か解決できるはずです。

それだけの力を持つのがネイビージャケット。

まだ1着も持っていないという方は、まずはネイビーから揃えることをおすすめします。

その理由は大きく4つ。

このブログを読めば、ネイビージャケットの重要性が分かりますよ。

何故ネイビーなのか

誰もがご存知、ネイビーグレーはビジネススーツにおける基本色。

グローバルスタンダードではありませんが、日本ではブラックスーツも定番のカラーですね。

カジュアルなら、ブラウンブルーなども思い浮かびます。

たくさんのカラーがありますが、私がビジネスでも着用するジャケットをご提案する場合は、迷わずネイビーを選択しています。

季節や用途によって、素材はリネン・ウール(フランネル)・ホップサックなど分かれてきますが、ネイビーという軸はブレません。

ご存知の方も多いかもしれませんが、ネイビーには「誠実」「忠誠」「誠意」などの意味合いがあります。

そして、ネイビーは世界共通で相手に「安心感」を与える色でもあります。

各国の首脳が集まるサミットや、国際的な会議の場ではネイビースーツに身を包んだ人が圧倒的に多いのはこのためでしょう。

また、誰にでもよく似合い、かっこよくもなれます。

濃い色は引き締まって見えますし、コーディネートも難しくない為、ファッションに自信のない方でも取り入れやすいのです。

ジャケットのメリット

なぜ、いまジャケットをおすすめするのか。

それは、ジャケットはスーツ程かしこまっていないというのが現代にマッチしているからです。

実際にオーダーの数も、数年前より増えており、そのほとんどが「スーツは着る機会が減ったけどジャケットなら着る」という理由でもありました。

オン・オフともに使いやすい万能アイテムでもあり、しっかりフィットした仕立ての良いジャケットは全体のコーディネートを一段階引き上げてくれます。

ドレスとカジュアルの垣根が昔より曖昧になった昨今、ネイビージャケットの万能性は、再び価値を増していると言えるでしょう。

そんなネイビージャケットのメリットを4つにまとめて見ました。

ジャケットひとつでカチッと決められる

日本にはあまり多くないかもしれませんが、ドレスコードとしてTシャツではNGでもその上からジャケットを羽織っているだけでOKになります。

たった一枚のジャケットを羽織っているかいないかで、これだけ大きく印象が異なるのです。

エレガンスとカジュアルさを併せ持つネイビージャケットの佇まいは、オンオフも問わず、あらゆる男性にフィットします。

タキシード

最近はIT企業をはじめとして、大手銀行でもカジュアルな装いを認める、という考えが広まってきています。

動きやすい格好で仕事をして、最大の成果を出す。

でも、その成果を発表する際はジャケットを羽織りましょう。

これだけで説得力は格段にアップすると思います。

ホワイトシャツ、サックスブルーのシャツ、ホワイトTシャツ、ニット、チャックシャツ、、、など、

何にでも合わせられるのはネイビーのジャケットくらいです。

それでいてドレスアップすることもできる万能さは、絶対に1着所持しておきたいアイテムだと断言できる、大きな理由でもあります。

オフにも使い勝手が良い

インナーとの相性がどれも抜群なのがネイビーのジャケットですが、ボトムスでも同じことが言えます。

想像してみてください。

ネイビージャケットに、ホワイトのスラックス、デニム、ブラックのスキニーパンツ、チノパン、、、

どれもイメージしやすくありませんか?

コンサバティブに合わせるなら、チノパンやグレースラックスで間違いありません。

これがグレーのジャケットだったりすると、チノパンは難しそうですよね。

普段からキレイ目の服装を好まれる方はまさにピッタリですし、

普段ジャケットを着ないという方でも、レストランで食事をする際や、ホテル、音楽鑑賞、パーティ、などの場ではこうした格好がふさわしいこともありますよね。

オペラ 服装 男性

ボトムスを選ばない、ということはコーディネートを考えるうえで意外にも大きな助けになったりします。

プライベートでも活躍の場が絶対にあるということです。

ノーネクタイとの相性も良い

クールビスの期間が長い日本では、夏はノーネクタイという人も多いかと思います。

クールビズそのものを否定するつもりは全くありませんが、ただ普段のスーツ姿にネクタイだけ外したよ、というような格好の方が非常に多いように感じるのです。

もっとノーネクタイならノータイにふさわしい装いを考えてみても良いのではないでしょうか?

私なら、いわゆるジャケパンスタイルをご提案します。

ホワイト、ライトグレー、べージュなどの涼し気な色味のスラックスに、

シャツはホワイト、サックスブルーで。

少し柄が入っていても爽やかかと思います。

また、もう少しカジュアルな雰囲気の職場であれば、ポロシャツをインナーにしてもいいですね。

Tシャツはちょっと休日感が強くなりますので、襟付きのポロシャツがベターな選択です。

スーツとはまた違った印象になりますし、ジャケパンスタイルの方がジャケットを脱いだ時の姿も様になっていると思います。

スーツより長く着用できる

スーツより長く着用できる理由は、単純に消耗が少ないからです。

スーツはスラックスもセットなので、どうしてもスラックスがテカったり、何かにひっかけたり、雨にぬれたりと、何かとダメージが多かったりします。

その点、ジャケットはスラックスに比べダメージも少なく、実際に何年も着用してるというお客様も多くいらっしゃいます。

また、歳を重ねると気になってくるのが体形の変化ですよね。

特にウエスト。

「他は大丈夫なんだけど・・・スラックスのウエストだけキツいんです。」といって、スラックスのお直しにお持ち込みいただくこともあります。

スラックスはウエストのホックが閉まらないと絶対外に出ることはできませんので、致命的です。

ですがジャケットはスラックス程ダイレクトに影響は受けにくいです。

本当はNGですが、最悪はボタンを締めなくても着ることはできます。

よほどトレーニングをしない限りは肩やバストがキツくなるということは起きにくいので、全く着れないという程にはならないのです。

そうした面からも、長い年数着用することができます。

そして、長い年数着用していると、自然と風合いも良くなっていくんです。

歳を重ねて、新品で着るのはちょっと恥ずかしい気持ちも。

新しく誂えて、早速着てみも、うーむ、しっくりこない。

やはり数年は着込んで味が出てきたころが丁度良い、だから、早めに仕立てておくといいんです。

おすすめの生地

ネイビーがおすすめといいましたが、その用途や季節感によっておすすめの生地は変わってきます。

用途はビジネスメインと仮定して、季節ごとのおすすめの生地をご紹介させていただきます。

ちなみに、今シーズンはこんな生地が入荷しています。

オールシーズン(春)

オールシーズン着用のジャケットとしておすすめなのは、間違いなくホップサックのジャケットです。

とは言っても、オールシーズン用の生地というのは、実は春or秋のどちらかだったりします。

春先に気持ち良く羽織れるものを、インナーを調整して春以外でも着用するといったイメージです。

ホップサックはまさに、そこに当てはまる生地になります。

ウール100%のホップサックであれば、季節感も出すぎずオンオフ合わせやすいといった特徴も持っています。

定番のカノニコの生地は、昨年も何着もオーダーいただきました。

そしてホーランド&シェリー社のホップサックコレクションも充実しております。

コスト感やお好みにあわせて、最適なご提案させていただきます。

夏用のジャケットなんて必要なの?と思う方もいるかもしれませんが、夏ほど季節に特化した素材が快適な季節はありません。

冬はインナーで調整することもできますし、移動時はコートを羽織ります。

室内は暖房が効いているので、スーツやジャケットはオールシーズン用でOKな訳です。

ですが、夏はそうもいきません。

夏を心地よく過ごせ、相手にも涼し気で良い印象を与えてくれるのは、モヘア混の生地。

メンズ ジャケット コーディネート

ハリがあり、キラリを光沢感のある素材は夏に着てこその魅力を発揮します。

プライベートメインではリネンもおすすめです。

軽~く仕立てたリネンのジャケットならば、まさにシャツを羽織るような感覚で着れますよ。

秋・冬

秋冬用はなんといってもフランネルです。

質実剛健な英国生地ならフォックスブラザーズやハーディミニス。

柔らかい軽やかな生地ならアリストンが毎年良い味を出しています。

冬はプライベートでもジャケットを着用する人が多いせいか、毎年多くのお客様にオーダーいただいております。

起毛の具合によって、使いやすさも変わってきますよ!

冬はインナーにニットを持ってきてもいいですよね。

タートルネックのニットは大定番、タイドアップの上からニットを重ね着してもガラッと雰囲気は変わります。

ジャケットとチルデンニット トムブラウン

いつものネイビーのジャケットに、トムブラウンのチルデンニットを合わせてみるとこんな感じ。

チルデンニットは、アメリカのテニス選手 ウィリアム・チルデン着用でこの名となったといわれる

Vネックで衿と袖に色が入ったテニスセーターのこと。

チルデンニットは古くからある、なかなかトラッドなアイテムであり、この季節ジャケットに合わせても素敵だと思います。

合わせる色を問わないホワイト・コットンパンツに似ていて、手持ちの定番アイテムはもちろん、トレンドアイテムと合わせても引き立て役になりますし、1枚でも色々なボトムと着まわせる。

チルデンニットとジャケット メンズ

こちらはラルフローレンの、いわゆるケーブル編みのチルデンニット、涼感が出ます。

秋口にぴったり。

チルデンニットといえばこういう感じ。

良くも悪くもプレッピースタイルという、シンプルに一言でいえば《昔のおぼっちゃま学生スタイル》であり、

それが昨今もレディースでも人気のマニッシュなスタイルの原型になっている節もありますから、ファッションは面白いんです。

まとめ

ということで、ネイビーのジャケットがおすすめの理由、そしておすすめの生地をご紹介させていただきました。

まだお持ちでないという方は、是非お気軽にご相談ください。

 ・カチッと決められて、

 ・オフにも使い勝手が良くて、

 ・ノーネクタイとの相性も良い、

 ・そしてスーツより長く着用できる。

あなたのワードローブのエース級になるような、ネイビージャケットをご提案させていただきます。

きっと、ビジネスもカジュアルも、新鮮で楽しくなりますよ。

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nakanomaruライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。その後、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。

2021年9月14日
オーダースーツ | オーダースーツの生地

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