ホップサックのジャケット生地
早くも来春夏に向けた生地が入ってきました!
英国の名門マーチャントであるホーランド&シェリー。
SPRING/SUMMER 2020!
今回はこんな冊子と共に数冊届きました。
その中から1冊ご紹介いたします。
280gの100%ウーステッドのメッシュ地とシルク&ウール&リネンのホップサックを揃えたジャケット地コレクションです。
春夏ジャケットの定番であるメッシュ地やホップサックは近年またトレンドとして注目され始めています。
どちらの品質も無地のみで多彩な全51色、基本色はもちろん、ホワイト、ピンク、ライトパープル、スカイブルー等明るめな色も多く取り揃えました。
ブレザーの語源には諸説あり、1837年に当時の木造フリゲート艦「HMS Blazer」からその名を取った海軍服が始まりであるとか、「LADY MARGARET」ポートクラブの赤いジャケットが由来であるとか言われています。
真実はいまだに未定ですが、いずれにせよスーツの上下を使い勝手から別素材に分けたものが始まりでファッション性を重視したものへと変化してきたことは間違いありません。
ブレザー用のコレクションです。
ジャケットはチェック柄なども人気がありますが、まず押さえておきたいのが無地です。中でもネイビーは鉄板。
初めてジャケットを検討されているお客様には必ずと言って良い程ご提案させていただいています。
メッシュ生地は通気性にも優れている為、裏地や副資材などを省いた軽い仕立てのジャケットとも相性が良く、春から秋口に掛けての長いシーズンで着用できるのも大きなメリットといえます。
時折、スーツのような素材のジャケットだけ着ている方を街中でも見かけますが、ジャケット単体で着用するならこうした雰囲気のある生地のほうが良いと思っています。
ビジネスシーン、プライベート両方で使えそうです。
ビジネスであれば、例えばグレーのスラックスやベージュのコットンスラックス、
プライベートであれば、デニムやホワイトスラックス等で合わせても良いと思います。
カラーはご覧のように豊富に揃っております。
素材はウール100%のものとシルク&ウール&リネン混紡のものの2種類。
シルク&ウール&リネンは、シルクやリネンによる光沢感があり、色ムラも感じられることからより夏らしい仕上がりになるでしょう。
ビジネスでカチッとした着方をするのであればウール100%の方がおすすめです。
どちらのタイプも、触り心地は非常にサラサラしており、目で見て分かるほど隙間もありますので、風通しも抜群です。
ハリもありますのでシワにも強そうです。
ビジネスもカジュアル化が進んでおりますので、ビシッとスーツを着ることは現実として少なくなってきています。
そんな中、気軽に着られるジャケットは手元にあると安心するアイテムです。
ビジネスでお客様に会うとき、プライベートでレストランに食事に行くとき、そっと手が伸びるようなライフスタイルに合ったジャケットをご提案させていただきます。
ライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。その後、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。
2019年12月22日
オーダースーツ | オーダースーツの生地
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