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【ブーツNG】男性のフレンチのマナーとエスコート マナー講師 高田さんに学ぶ

プルミエクール 高田さん 松はじめ

オーダーサロン ボットーネがお届けするビジネススーツ&フォーマル通信。

レディーファーストとは、お姫様を守るためのもの。
女性に前を歩いてもらう、あなたを守るために、いつも目の届くところに。
日本はその逆ですね、男性が前を守るという発想なのです。

これは数々の男性、女性にテーブルマナーやマナーの講義をしていらっしゃる、
プルミエクール 代表の高田さんがおっしゃっていたこと。

先日ボットーネの表参道サロンにお越しいただき、テーブルマナーについてご教授いただきました。
いくらスーツスタイルに気をつかっていても、マナーがなっていなければ台無し・・それは避けたいですよね。

今日は簡単にできるいくつかのポイントをご紹介したいと思います。

この記事の目次

日本人はなぜフレンチが苦手なのか?
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「そもそも、テーブルマナーといっても、あの人はひどいよね・・という人はなかなかいないものです。

けれどフレンチが苦手。
それは、あのフレンチの雰囲気のなか、
自分ができていないのでは?という不安からくるのではないでしょうか。
フレンチというと堅苦しいイメージがありますが、
最低限だけでも押さえておけば大丈夫。
そもそもマナーとは、その会食が最高のものになるように、スムーズな食事をすすめていくようのです。

カトラリー使うだけではなく、
予約からでるところから、お会計、
そして女性を引き立たせるところまで余裕を持っていただきたいですね。」

と、高田さん。
テーブルマナーに囚われすぎてはいけない、
素敵な食事の本質、それは、一期一会の出会い、その食事やお店を楽しむこと、楽しませることなのだ。

マナーは、相手との距離を縮めるためのもの

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そのようなわけで、マナーといっても形だけ覚えても仕方がない。
高田さん曰く、その会食が最高のものになるように、スムーズな食事を進めていくためのものだ。
楽しい会食の結果、またこの人と食事に行きたいな、と相手との距離が縮まる。
《時々、とても格好良い方だけれど、お店の人に横柄な方がいます。
こういったところを、女性は見抜きます。
マナーとしていただけません。
そうではなくて、お店の方をまきこんで、そのお食事の3時間を楽しめるようになることが大切です。

礼儀正しく、会話も楽しく。
食事と会話、どちらも同一の楽しむための素材です。》
 

結婚相談女性から聞いた、残念な男性

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女性の結婚相談というなかで、マナーを講義することも少なくないという高田さん。
スタイルも抜群、でも、それが理由でお断りしました、という女性が多いという、
ある食事中のマナーについて、衝撃の事実をお伺いした。

《婚活中の女性が、交際をお断りした理由、

くちゃくちゃ食べる男性です。

これ、非常に多いのです。
それでお断りした、という例を何人耳にしたかわかりません。
スタイルも良いのに・・・。
これはマナーの本にも載っていないし、誰も注意してくれません。

マナーには、フランス式と、イギリス式がある

スーツにも様々なモデルがあるし、生地も国によって違うのだが、
マナーもフランス式とイギリス式とがあるのだ。

それをミックスしているのが日本人だという。
面白いのですが、20台はフランス式で食べる方が多く、
40台の方は、イギリス式の方が多いのですよ。
そもそも、食べたいものを引きよせた方が食べやすいですよね。
(フランス式はスープを、スプーンで引き寄せて飲む、イギリス式は逆にスプーンを奥へ・・・)
ではどうしてイギリス式の世代の方がいらっしゃるかといいますと、
最初にテーブルマナーが日本に入った時、明治維新なのですが、英国式でした。
宮内庁も、イギリスに学びにいきます。
このようにイギリス式が伝わり、その子供へは両親が直接伝えた、
だから40代の方はイギリス式が多いのではないかと思います。
その後の世代はインターネット世代ですし、
日常、食べやすい方はこちらでは?とフランス式が普及したのではないかと思います。 

フレンチを食べる時の服装のマナーで気をつけたいポイント

サイドゴアブーツ

《男性は、スーツやジャケット。
ジャケットを着用していれば良いと思います。

ただ、女性の方も多いのですが、
女性のブーツはファッションとして成立していれば良いのですが、

フォーマルな場は避けた方が良いと思います。

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こちらは外羽根式ダービー。
フレンチを食べるシーンではできれば避けたいところだ。 
ブーツはスポーティなアイテム。
男性もブーツや外羽根式の無骨な靴ではなく、
内羽根式の革靴が望ましい。

服装ではないが、髪に触るのもNGだ。

 《髪を触るのは、NGです。
想像以上に不潔な感じがするものです。
ロングヘアの女性もハーフアップにした方が良いですね。》

高田さんの講義

その他、

メニューを決める時に沈黙はいけない。
男性が、女性のオーダーを覚えて、それを伝える。
トイレに近い席、団体の横だったら、重要な客と見られていない。

など、どの項目もぜひ知って実践したい内容ばかりだ。
ぜひ受講してみてはいかがだろう。

プルミエクール

 

高田さんから推奨して頂いた本。これはプレゼントにも良い本かも。

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2018年3月11日
スーツの着こなし術 | ジェントルマンの知識

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