あなたのスタイルコンシェルジュ ボットーネ 問い合わせ
明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

ラザフォードのクラッチバッグ Rutherford 806 フォリオケースを購入

スーツスタイルやジャケットスタイルに合わせるバッグは、いろいろなタイプがあります。

なかでもクラッチバッグは、たくさんの物を詰め込むには適していません。

ですが、独特のシンプルなフォルムで、持っているだけで洗練された印象になります。

写真は、以前、サロンのクルーが購入したラザフォードのフォリオケースというクラッチバッグです。

購入翌日の感想と合わせて、ご紹介してみたいと思います。

この記事の目次

ラザフォード
小脇にかかえて、サッと出かけられるような鞄が欲しい。

そんな思いが出始めたのは、かれこれ4年前の学生時代だったでしょうか。

最小限のものしか持ち歩かないというスマートさと見た目の美しさ。

そしてハンドルがない為、他の鞄に比べ少々不便なところ(いい意味で、どこか不便さがあるからこそかっこいいのではないかと思っております。)

そしてそれを身に纏い、自然に立ち振る舞うダンディズムを持った紳士にずっと憧れを持っておりました。

ちょうどそのタイミングでクラッチバッグが流行となり、多種多様な色や形、そしてそれを身に纏う方達が爆発的に増えたこともあり、結局手が出せなかった事が少々心残りでありました。

当時からだいぶ時期は過ぎてしまいましたが、ようやくいいな と思える鞄に出会う事ができました。

ラザフォード(Rutherford) 806 フォリオケース

ラザフォード

ラザフォード社はイギリス北部チェスターにあるメーカー。

倒産したカバンメーカーの工場設備と備品を買い取り再興したラザフォード社、

英国でも伝統的な工業製品が生産できる工場が減少するなか、イギリスにおいて、イングリッシュブライドルレザーやアイリッシュリネンの糸など英国産材料にもこだわる、貴重なバッグメーカーです。

ラザフォードのバッグは、このフォリオケースをはじめ、ミュージックバック、フラップオーバーなどのバッグも有名です。 

経年変化を楽しめるブライドルレザー

英国製のブライドルレザーで作られているので、使い込む毎に光沢が増し、経歴変化を楽しむことができます。

靴など、他のものにも同じ事が言えるのかもしれませんが、

履きはじめ、使いはじめのピカピカ皮製品は私個人としては少し苦手で、使い込み、オイルなどの手入れを重ね、ようやく身体に馴染んできものこそ、世界に一つだけの、自分にあった逸品なのだと考えております。

メンテナンスをして大事に

学生時代、継ぎ接ぎだらけのエナメルシューズを履いているチャールズ皇太子のスナップを見て、スコーンと衝撃が走ったのを覚えています。

彼は20歳の時にロンドンのJOHN LOBBでビスポークしてから、40年間以上履き続けているそうです。

痛んだ部分は同じ革でパッチで補修しながら履き続けていて、チャールズ皇太子ほどの裕福な方であれば、躊躇なく新しい靴を新調できることと思いますが、そうではなく、補修しながら大事に履いていくジェントルマンの精神。

まさに思い描く英国紳士ではないでしょうか。

世界の紳士達に見習い、物を大切し、そしてそのプロセスの感動をたくさんの方に伝えられるように、努力していきたいと思います。

  • この記事が気に入ったら いいね! しよう
    FACEBOOK

嶋田ライター:嶋田三度の飯より服が好きな、オーダーサロン ボットーネクルー。
人と関わりたいという想いとファッションに情熱があったものの銀行に入社。しかしファッションへの情熱が消えずセレクトショップ勤務経験後、スーツコンシェルジュを目指すべくボットーネ社に入社。

2018年5月30日
ファッションアイテム | バッグ
タグ:, ,

  • オーダースーツ オーダータキシードのボットーネ
  • リメイクできるタキシードオーダー

おすすめ記事

Recommended Articles

  • オーダースーツ オーダータキシードのボットーネ
  • リメイクできるタキシードオーダー

Recent Articles

FEEDFeedly