【2025年装い計画】オーダーに最適な時期は?
新年おめでとうございます。
ボットーネは本日1/6(月)から営業を再開しました。
年末年始にもお問い合わせいただいており、最初の週末は徐々に予約枠が埋まってきておりますので、ご来店をご希望の方はお早目にご連絡ください。
2025年もたくさんのお客様に出会えますことを、楽しみにしております。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、2025年はどんなスーツやジャケットを仕立てましょう?
●カジュアル化が進みスーツを着用する機会がめっぽう減った方
●3月の卒業式(卒園式)、そして4月の入学式(入園式)とお子様の式典がある方
●4月から社会人となる方、新たな環境でビジネスをされる方
●5月の連休に旅行を計画されている方
●今年こそはコートを…!と考えている方
●生地の種類がとにかく豊富な時期にオーダーしたい方
などなど、皆様色々な計画があると思いますが。
イベント事があったり環境が変わったり、、、と、新しく服装を見直そう!と考えている方に向けて、この記事では、どんな時期にどんなアイテムを仕立てていけばいいかをご説明させていただきます。
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この記事の目次
カジュアル化が進みスーツを着用する機会がめっぽう減った方
銀行などのお堅いイメージの職業でも服装自由化が取り入れられ、ビジネスシーンにおけるカジュアル化は益々進んでいくと思います。
スーツは着ないけど、お客様が来るから一時的にでもちゃんとした感を出したい!
そんな時はネイビーのジャケットが一着あると便利です。
ビジネス向けのジャケット生地としておすすめのホップサックは、インナーを調整すればカジュアルからビジネスまで幅広くアレンジすることができます。
生地そのものには特段の季節感は無い為、シャツ・Tシャツ・ニットなどあらゆるインナーと違和感なく合わせることができ、文字通りオールシーズン着用することができる。
個人的な感覚で言えば、ホップサックのジャケットこそ本当の意味での『オールシーズン対応』だと考えており、普段スーツを着ることが少ない方であっても、一着はワードローブに入れておくと便利ですよ。
一着あると必ず役に立つのがオーダージャケット
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3月の卒業式(卒園式) 4月の入学式(入園式)とお子様の式典がある方
3月の卒業式にスーツを間に合わせる為には、1月中旬には仕立てをスタートさせたいところです。
ご存知の方もいるかもしれませんが、2月頃に春夏に向けたスーツ生地が入荷してきます。
ですが、3月に着用予定がある方はそれでは間に合わせることができません。
幸いにも、こうした式典などで着用するようなスーツは、例えば冬用のフランネルや夏用の平織りの生地などの季節物は適しているとはいえません。
270g~320g程度の綾織りの梳毛ウール、カラーはネイビーやミッドナイトブルーが良いでしょう。
ほんのり上品な光沢が感じられる生地だと、嫌みなく着こなすことができます。
実はこうした素材は一年中ストックしている生地も多い為、1月という春夏生地入荷前の時期でも問題なくお選びいただくことができるのです。
「1月中旬までのオーダー」 → 「2月末の完成」 → 「3月の卒業式に着用」
そして、4月の入学式。
2月に入ると、少しずつ新しい生地が入荷してくるということもあり選ぶ生地のバリエーションは増えてきます。
卒業式と入学式はセットの方も多いかと思いますが、入学式にだけ焦点を当てるとすれば2月中旬までのオーダーするといいでしょう。
ですが、前述したとおり、式典向けの生地は季節物とはニュアンスが違う為、新しい生地が入荷してもそこまで変わらないというのが正直なところです、、、。
「2月上旬までのオーダー」 → 「3月中旬完成」 → 「4月の入学式に着用」
ご家族、お子様の大きな節目であり、
「失敗が許されない服装、いつものスーツで良いのかな…?」と疑問を感じた方は、この機会にオーダーの扉を叩いてみてください。
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4月から社会人となる方、新たな環境でビジネスをされる方
4月は心機一転、ビジネスの環境が変わる方も多いのではないでしょうか?
新社会人として社会の門をたたく方もいることでしょう。
スーツは着なくなる会社が増えてきたとはいえ、最初の印象は非常に大事です。
「自分をどう見せたいか、どう思われたいか。」
人は目から得る情報が多いことを考えても、服装に気を遣って悪いことなんてありません。
スーツをうまく着こなしているな、と思う方の共通点は挙げだしたらキリがありませんが、1つ挙げるとすればフィット感です。
タイトとか、ゆったり(ルーズ)という言葉がありますが、タイト・フィットもルーズ・フィットもどちらもフィットには違いありません。
要は、時代にあったフィット感。それと、自分にあったフィット感。
こういうのが掛け合わされると、良いフィット感のスーツになります。
生地が良ければ、仕立てが良ければ、色味はネイビーであれば、、、という訳にはいかないのです。
ビジネススーツも、何着も所持している方であれば季節ものが望ましいのですが、夏はクールビズもありますし、3シーズン着用できるのが丁度良いですよね。
バリバリ働くビジネスマンにおすすめなのは、280g程度の丈夫な英国生地。
ハリソンズのリージェンシーや、ホーランド&シェリーのシティ・スーツ、ポルト・フィーノなどは、日々着用するスーツとしては使いやすさ・丈夫さ共に申し分なく、おすすめの生地です。
私が一番好きな生地と言っても過言ではありません!笑
新生活に向け、服装もしっかり準備していきましょう!
「2月上旬までオーダー」 → 「3月中旬完成」 → 「4月から着用」
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5月の連休に旅行を計画されている方
5月はGWがありますね。GWは旅行へ!という方も多いと思いますが、そんな時にさらりと羽織れるジャケットがあると非常に便利です。
プライベートで着用するジャケットであれば、季節感は大事にしたいポイントのひとつですよね。
最近は5月でも気温が高く、汗ばむこともあるほど。
数年前より確実に気温が上がっていますよね、、、。
5月に間に合わせるには、3月上旬にはスタートしたいところです。
素材はウールを軸に、シルクやリネンをブレンドした生地だと、この時期ぴったりの装いができるのではないでしょうか。
沖縄やリゾート地に行かれる方は、思い切ってリネン100%のジャケットも良いと思いますよ。
こうした季節感のある素材はインポート物が多い為、取り寄せまでに少し時間がかかってしまいます。
また、人気の素材はストックがなくなってしまうことも多い為、早めの準備をおすすめします。
「3月上旬までオーダー」 → 「4月中旬完成」 → 「5月のGWに着用」
また、ジャケットまでは着なくてもいいかな、、という方にはリラックス感のあるシャツもおすすめです。
リネンのシャツは爽やかで一枚だけでも格好が付きますし、オックスフォードのシャツをカーディガンの下に着用してもいいですよね。
こんなリゾート感あふれる柄物シャツもありますよ。
Tシャツ&短パンも気楽でいいですが、少し装うだけも、気持ちが豊かな旅になると思います。
シャツのオーダーも承っておりますので、お気軽にご相談ください。
「3月下旬までオーダー」 → 「4月中旬完成」 → 「5月のGWに着用」
※シャツは約1ヶ月でのお仕立て上がりとなります。
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今年こそはコートを…!と考えている方
毎年多くの方にオーダーいただいているコート。
もちろん冬にしか着用しないのがコートですが、最近は暖冬の傾向もあり「12月から2月」の約3ヶ月しか気持ちよく着れる期間がありません。
少しでもオーダーが遅れてしまうと、「着れる期間が短いな…来年にしようか」とついつい後回しになってしまうのです。
コートの重要性はこれまで何度もお伝えしてきましたが、冬の装いはコートに注力するだけで格段に魅了的になります。
そしてお気に入りのコートに袖を通せば、寒い日でも毎朝明るい気持ちになれますし、あらゆる場面に対応できるコートがあれば、服装で悩むこともなくなります。
コートは一生物といっても過言ではなく、あなたと共に人生を歩む特別なパートナーとなるのです。
【完全保存版】BOTTONEのオーダーコートのすべて – 東京・表参道のBOTTONE
11月くらいには【完成品が手元にある状態】にしておきたいので、実は夏頃のオーダーがベスト。
毎年キャンペーンもございますので、コートを検討されている方はタイミング逃さないように是非ブログをチェックしてくださいね!
「8月・9月にオーダー」 → 「11月完成」 → 「本格的な冬からすぐ着用可能」
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生地の種類がとにかく豊富な時期にオーダーしたい方
スーツやジャケットには季節感があり、一年中どんな生地でも揃っている訳ではありません。
いわゆるシーズン物というやつですが、生地の場合は年に2回入荷のタイミングがあります。
春夏向けの生地が2月に、秋冬の生地は反転する8月に、それぞれ一斉に打ち出されるのが例年の流れです。
ですので、春夏向けの生地が多く揃っている状態で検討したいのであれば、2月中頃から3月あたりがベストのタイミングになります。
人気に生地はいち早くなくなってしまいますので、気に入った生地の在庫がない…とがっかりしてしまうことを避けるには生
生地の入荷にあわせるといいでしょう。
「春夏生地は2月入荷」 「秋冬生地は8月入荷」
ライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。5年勤務ののち、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。
2025年1月6日
オーダースーツ ボットーネのブログ | 明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術
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