できる男の靴下!ビジネスマンが持つべき3タイプの靴下 ファッションで実は大事なソックス
松はじめです。
靴下、ソックス、これは意外と見られていて、重要なポイントだって認識はありましたか?
ビジネスマンがつい手を抜きがちなのがソックスかもしれません。
今日は、履いているだけで一目置かれるソックス術や、ソックス失敗例をご紹介します。
このポイントさえ知っておけば確実に失点は避けられます。
ソックスで重要なのは色
ソックスを侮ると、ソックスに泣く。
そんな言葉はないが、あながち間違っていないと思わない?
日本ではとくにそうだ、靴を脱いで部屋に上がるということがある。
料亭での会食、座敷に上がるだろう。
この時に、もちろんのことだが穴が空いていたら・・・かなりの失態だって。
その席は気になって仕方ないはず。
穴問題はそうそう起きないとして、次に考えたいのが色だ。
まず、基本は靴の色に合わせる、これが本当に基本のき。
次に、パンツの色に合わせるという手だ。
こちらは足を組んだ時にもパンツを色と同化するから、足は総じて長く見える。
カラーソックスはファッションポイントとしては使える
そうして高等なテクニックになると、カラーソックスだ。
このカラーソックスには2種類ある。
本当の意味でのカラーソックス、つまり赤や青といった色付きのソックスだ。
これは突然ソックスだけその色が登場する、というのではなく、全体のコーディネートを考える必要がある。
どういうことかというと、例えばネクタイの色を、ソックスで拾うのだ。
こうすることでファッショナブルになります。
白いソックスが意味するもの
そして、これは一応説明しておくが取り入れなくても良い、というか難しいから辞めた方が良い。
でも上級者は取り入れてみてほしい。
ええと、そもそもカラーソックスには白がある。
無彩色なので色とはいえないかもしれないが、白やオフホワイト。
何言ってるんだ松、定石だとスーツには合わせない、と書かれた本も多いじゃないか!という声が聞こえてきそうだ。
その通り、もちろん、基本的にはそうなのだが、例外がある。
それはアイビーファッション。
紺のブレザーに、グレーのパンツ、足元はローファーで白いソックス、というスタイルを見たことはないだろうか?
要するに学生スタイルなのだ。
学生スタイルではあるのだが、上流階級の通う学校のスタイル、ということで流行った。
かなり簡単にいうとそうなる。
そこで、この白ソックスをスーツやジャケットスタイルに違和感なく取り入れることができたら最高だ。
スネだけは見せない!ソックスの最重要課題はその長さ
もう1つ、どうしても考えなければならないのは、スネ問題だ。
スネが見える、というのはエレガントではない。
紳士の嗜みとか着こなしとか、それ以前に美しくない、というか汚い。
足を組んだ時に、ソックスが短くてパンツの裾とソックスの間に見える肌。
以前テレビ番組でアメリカの大企業のCEOが、足を組んで登場したのだが(名前は伏せるが誰もが知っている企業だ)この時にやってしまっていた。CEOは身振り手振り、堂々とした話ぶり。飛ぶ鳥落とす勢いのその企業のCEOのスネがはっきりと大画面に映し出されていた。
これは気になる。
実際にこういうことを指摘するのは、妻だったりする。
そのくらいに台無しだったというわけだ。
ではどうすれば良いか?というと、単純に長いソックスを履くというのも手である。
パンツ丈は、時代によっていろいろとトレンドが変わる。
王道はクッションがあるのが理想だが、もたついて好きじゃない、という方もいるだろう。
そうするとやはり足を組んだり、もっといえば座っただけでもスネ問題は起き得る。
しかもパンツのヒザ幅が細いと、引っ張られてさらにスネ問題は悪化する。
そこでソックス側を長くするのだ。
ロングホースを揃えるべし
フォーマルの時のソックスは、ソングホースという長い靴下が販売されている。
これは何もフォーマル専用というわけではなくて、一般のビジネスシーンで履くことはOKだ。
とあるイタリア人も、普段からこのロングホースを履いていると話していた。
なぜ?と聞いたら、
それはスネが見えるからだ!と。
ロングホースは黒、茶、紺、さらにはドット柄や縞柄などいろいろなものが販売されているから、ぜひとりいれてみてはどうだろう?
ロングホースまでは抵抗がある、という方でも、普段よりも長いソックスを選ぶようにすれば良い。
また、反対に素足で割り切るというのも1つだ。
実際には素足で履いているように見えるソックスもある。
これなら、もうスネがどうこうというよりはそういうファッションとして成立する。
ソックスが短くてちょっとスネが見えちゃいました・・というよりは断然良い。
ただし、スタイル抜群のイタリア人がこれをやるならまだしも、背が低い一般的な男性が、それもビジネスという場でこれをやってしまうと、おいおい、と上司から突っ込まれかねなくない。
やはり長い靴下に軍配が上がるわけである。
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
2018年11月29日
スーツの着こなし術 | コーディネート
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