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春らしく、丈夫で清涼感のあるスーツを

日中は過ごしやすい気候になり、いよいよ本格的な春が到来。

そんなタイミングで、春らしいさわやかなネイビー(ブルーに近い)のスーツが仕上がってきました。

春らしいスーツ

これからの季節は、ネイビーの中でもブルーに近いようなカラーが映えると思います。

爽やかで、清涼感のあるスーツ。

シワになりにくく、通気性もあって着ていて気持ちのいい生地で仕立てており、春から秋まで着用できます。

反発力があるので復元力も抜群。

シワにならない、シワなっても元に戻りやすい。

だからきれいな状態を保ちやすい。

風の通りもいいので涼しいですし、光沢感が控えめなおかげで落ち着いた表情をしています。

明るめのカラー + 光沢感 のある生地 だとちょっと派手になってしまいますので…

ボットーネのスーツは本当にネイビーが多い。

しかも無地。

普通オーダースーツならもっとおしゃれな感じ?の色や柄で仕立てる人が多いと思ってませんか?

初めてのお客様の場合、肌感覚で8割程が『ネイビー無地』のスーツをオーダーいただきます。

つまりは、30代・40代の方が  『仕事で普通に着るスーツ』 が多いということです。

ネイビーは基本だよ!とはいうものの、なかなかこういうテーラーはないのでは?と思っています笑

でもそのくらい自然に着るスーツの方がいいと思うんです。

自分の中でのスタンダードを上げていく。

ここぞの時だけじゃなく、普段から品の良いスーツを身に着けることが大切。

普通の会社員の方が求めるスーツを考えてみる

あえて「普通の」という書き方をしています。

お客様はファッション関係者ではありませんから。

社会人としての常識といいますか、ある程度一般的な範疇の中で、さらに職種や社内の風土によって様々な制約がある中で、これまで多くのお客様からスーツをオーダーいただいています。

そんな会社員の皆様が求めるスーツは何でしょう?

決して 『おしゃれ』 や 『かっこいい』 というファッション的な言葉だけでは表せないと思います。

控えめで、きちんとしていること

仕事で着用するスーツを考えてみると、ネイビー・グレーのスーツを良いサイズ感で着るのが一番いい。

華美な色・柄はビジネスには向きませんよね。当たり前です。

日本人は集団の中では個性は出したくないという人が多いそうです(私もそうです)。

悪い意味で目立つのは絶対に嫌ですよね笑

ですから品の良い控えめな生地を、タイトでもなくルーズでもなく、きれいなサイズ感で着るのが一番なんです。

シンプルだからこそ、サイズ感や生地の質感などスーツに細部まで拘るべきだと思っています。

それなりに丈夫であること

ほとんどの方が週に5日働き、今でも毎日会社に出社している人は少なくありません。

カジュアル化が進むなど色々変化はあるでしょうが、変わらず毎日スーツを着る人だってもちろん多い。

理想を言えば、最低5着のスーツを季節ごとにローテーションすることで、週に1回程度の着用頻度に抑えたいところですが…。

現実的ではないかもしれません。

仕立てたスーツを気に入っていただき、週に2回・3回と出番が回ってくるとこもあるでしょう。

仕立て屋としてはとても嬉しいことです。

だから、それに耐えうるスーツの素材でないと「最初だけかっこよかったのに結局くたびれてしまった…」という残念なことになるかもしれません。

ですからボットーネでは、イタリア産細番手の柔らかくてとろみのある生地はあまりご提案しておりません。

(もちろんケースバイケースですが!!)

ご使用用途や求める姿、手持ちのスーツの数などをヒヤリングさせていただくと、どうしても着用頻度も多くなりそうだと判断し、英国産中心のある程度丈夫な生地をお勧めしております。

私自身はもちろんイタリア産の生地も大好きですが、お客様目線でご提案すると英国産生地の割合が多くなるんです。

自分の気に入るサイズ感であること

お客様のお話を色々聞いていると、求めるスーツのサイズ感は本当に十人十色です。

ツーピースなのかスリーピースなのか、仕事では外回りが多いのかデスクワークが多いのか、好みは?筋肉の付き方は?

あらゆる観点から確認をして、ひとつひとつのスーツを設計していきます。

これまでのブログも是非ご覧いただければと思うのですが、共通しているのは無理せず程よくスマートなサイズ感であること。

ボットーネのお客様は30代・40代の方が多いのですが、タイトすぎると必要以上にお若い印象に・・・

「年齢も年齢なんで、適度な感じでお願いします。」と言われることが多く、お客様がどんな姿を理想としているかイメージしているかしっかり確認してフィッティング・設計をしています。

着ていて気分が上がる服であること

これはあくまで『自分目線』での話です。

スーツの力を最大限に発揮するには、「相手目線」で考えることも忘れてはなりません。

どう見せたいか?どんな印象を与えたいか?

でもそれよりも前に、まずは自分自身にとって『気分が上がる服』であってほしいと思っています。

まずは自分で満足してからでないと、人に対して考える気持ちになれませんから。

「普段の仕事で着る想定です。抽象的ですが”着ることで自分を奮い立たせるスーツ”を。」こんなお問い合わせ先日もいただきました。

「先日仕立てたスーツを着ていると、通勤電車が辛くありません!笑」とメールをいただいたこともあります。

服で内面が、気分が変わる。

入り口はそれでいいと思っています。

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nakanomaruライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。その後、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。

2022年3月11日
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