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オーダースーツの生地

2024秋冬の新入荷生地|カノニコ・ロロピアーナ・ゼニア

9月に入ると朝晩は少しだけ涼しくなってきましたね。

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

8月お盆明け暗いから、秋冬に向けた生地が入荷し始めていたのですが、あまりの暑さに秋冬の生地について書く気持ちになれず(笑)

このタイミングのご紹介となってしまいました。

まずは第一弾として、コート生地やカノニコ、ロロピアーナ・ゼニアなどのイタリア系の生地を中心にご覧いただければと思います。

第二弾、三弾と続いてきますので、合わせて楽しんでいただけましたら幸いです。

では、早速いきましょう!

これからの季節に『コート』のおすすめ生地

まずはコート生地からご紹介させていただきます。

写真では伝わり辛いかもしれませんが、イタリアの名門:Loro Piana(ロロ・ピアーナ)のカシミア100%のコート生地は、一目見てそのオーラに圧倒されるような、そんな魅力があります。

良いカシミアを見分ける一つの基準として、魚の鱗のような光沢感があるかどうかでクオリティの高いカシミアかどうかがわかります。

リーズナブルなカシミアは、ウールの延長線上にあるような光沢感であることに対して、優れたカシミアは鱗のような光沢。

ロロピアーナやドーメル、ゼニアなどのカシミア生地は一度見て、触れてみればその魅力の虜になることでしょう。

スタンダードなブラック・ネイビー・グレーと、ラグジュアリーな雰囲気漂うキャメルカラー(ベージュ)と、どれもすぐになくなってしまいそうです・・・。

ボットーネで製作できるコートの種類、またカシミアを使用したコートの仕上がりは下記のブログからも確認できますので、是非参考にご覧ください。

また、近年人気の高まっている、MTRというコスパ抜群のコート生地も揃いました。

ウールメルトン、カシミア混のウールメルトンなど、日常でガシガシ着用できるような扱いやすいクオリティの生地ばかり。

初めてコートをオーダーする方にとっても、MTRのプライスはほとんどがエントリーラインになりますのでチャレンジしやすいのではないかと思っています。

ボットーネでは、9月末までコートフェアを開催しておりますので、気になる方はご相談だけでも構いませんのでお気軽にお問合せください。

一番人気のCANONICOは今年も面白い!

今年もカノニコには新しい生地が揃っていました。

まずは1ページ目、バンチブックの顔となる訳ですが、ここにはウィンターモヘアの生地がセットされていました。

少しお詳しい方であればこの違和感に気が付きますでしょうか?

モヘアとは本来、夏向けの素材として使われており、これまでモヘア混の生地と言えば平織り(トロピカル)という夏用スーツ生地が定番でした。

しかしこちらの生地は、モヘア混でありながら『綾織り(ツイル)』『目付も重め』であり、まさに秋冬に着るモヘア混のスーツ生地なっています。

モヘアらしいハリコシも感じられ、仕立て映えする一着になると思います。

クラシックなヘリンボーン柄のスーツ生地。

いずれも360-70gとしっかりと目付があり、秋から春にかけて着用するのにちょうど良い生地感になっています。

ボットーネでスーツをオーダーいただくお客様の多くは無地の生地をお選びいただきますが、無地のスーツが一通りそろってきたら次はヘリンボーンはいかがでしょうか?

独特の表情はありますが、遠目にはあまり主張のない控えめな柄ですので、多くのビジネスシーンで問題なく着用できることでしょう。

クラシックな装いがお好きであれば、是非ラインナップにいれておきたい柄ですね。

本場英国のフランネルと比べても遜色ない風貌のカノニコ・フランネル生地。

無地とストライプの定番パターンでラインナップされています。

foxブラザーズをはじめとする、英国の分厚いフランネル生地に憧れがある方も多いことと思いますが、実用面に目を向けると、東京都内で着用するにはあまりにハードすぎるかもしれません。

その点、カノニコのフランネルであれば、ある程度の厚みはあるものの英国フランネル程の重みはなく、気持ち気軽に着用できるスーツに仕上がると思います。

過去何度もお仕立てさせていただきましたが、『初めてフランネルスーツを作りたい』と思っている方に一番おすすめできる生地だと思っています。

今年こそフランネルに挑戦してみよう!という方はカノニコも視野に入れてみて下さいね。

フランネルのスーツはビジネスでも着れる?時期はいつまで? – 東京・表参道のBOTTONE

“ちょうどいい”カノニコのフランネル – 東京・表参道のBOTTONE

見ていて楽しくなるような、カジュアルなジャケット素材もございます。

ビジネスのクリーンな印象とは真逆で、制限なく自分の『好き』を追求できるカジュアルジャケットはこのくらい思い切った色味に是非挑戦してほしいと思います。

ハイゲージのニットをインナーに仕込み、シンプルなデニムやスラックスを履いて、後はこのジャケットを羽織ればコーディネートは完成する、そんなアイテムがあるといいですよね。

大人の私服はパーカーばかりではいけませんよ。

数は少ないですが、カノニコにもコート用の生地がいくつか入っております。

ダブルフェイスのウールメルトン、そして写真のような大柄のヘリンボーンやグレンチェック。

クラシックながらも、どこか他と被らない『カノニコらしさ』のあるラインナップのように思います。

ロロ・ピアーナとゼニアの風格

 

ロロピアーナとゼニア、もはや圧倒的なブランド力を誇る二大巨頭。

当たり前ですが、名前ばかりではなく、いつもうっとりするようなラインナップになっています。

スーツ生地、ジャケット生地共に艶やかで、原毛から厳選された素晴らしい生地であることが分かります。

シリーズ別に色々生地はありますが、ロロピアーナはとろけるような柔らかなスーツに仕上がり、ゼニアは柔らかいながらも芯が通ったような少しハリのあるスーツになります。

どちらも仕上がりサンプルがボットーネにはございますので、一度手に触れてみて選ぶことができますよ。

最後に一挙ラインアップ

個々からは撮影したお写真を全て並べていきます。

とても一つ一つは説明しきれませんが、どの生地も特徴があって良いものばかり。

サロンでは細かくご説明しますので、是非お気軽にお問合せくださいね。

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nakanomaruライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。5年勤務ののち、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。

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