コットンの原料 綿花について考えてみる

松はじめです。
みなさんは、コットンのスーツやジャケットは持っていますか?
コットンというと、チノパンなどもありますよね。
シャツも、コットン素材が多いですよね。
コットン、綿です。
でも、原料を見たことがある!という方は少ないのではないでしょうか?
こちらがコットンの原料です。

コットン、その原料は綿花。
綿はインドから始まります。
5000年以上前にすでに綿織物がつくられていました。
ずっとインドから外に出ることはありませんでしたが 、隣国のペルシャ、エジプトと伝わっていきます。
また、インドは英国の植民地でもありましたが、高級品のリネン(麻)に変わるものとして、安価だったことが手伝って広がっていきます。それが元で、労働運動が勃発したほどです。
産業革命もあって、綿織物は発展したわけです。
日本では豊臣秀吉の時代に、南蛮船によってもたらされたという説があるそうです。こうして綿花は、徳川時代には栽培が全国的に広がっていました。
そして、明治維新以降に海外との貿易が始まるまでは続いていたというのです。

綿は、アオイ科の植物に密生した種子毛繊維。
綿は世界各地で栽培されていますが、産出国の名前をつけて、
・エジプト綿
・アメリカ綿
・ペルー綿
などと呼ばれています。
そして、繊維長別に3種類になります。
・長繊維綿
<高級綿>
3~5cmの長い繊維長
細く長く美しい。
糸番手では5番手以上のもの
>エジプト綿 >スーダン綿 >ペルー綿 >カリフォルニア綿 >海島綿(シーアイランド綿)
・中繊維綿
<中間的>
繊維長は2~3cmくらい
糸番手は50番手以下13番手までに紡績
シーツ、肌着など実用的なものに多く使 用
>アメリカ綿 >メキシコ綿 >ロシア綿 >ニカラグア綿 >東アフリカ綿 >シリア綿 >ブラジル綿 >トルコ綿
・短繊維綿
繊維長が2cm以下
13番手以下の太番手用
ほぼ紡績されずにふとん綿、中入れ綿などに使用
>インド綿 >バキスタン綿 >中国綿

専門的なお話しになってしまいましたが、
綿花から、最終的にはこんなジャケットになると考えると、面白いです。
いつしか綿花の製造過程を取材してみたいなと思います。
さて、明日は何着よう?
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ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
2019年2月25日
オーダースーツ | オーダースーツの生地
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