オーダースーツのユニークな裏地をご紹介

松はじめです。
オーダースーツといえば生地を選ぶという楽しさに合わせてもう一つ、醍醐味は裏地ですよね。
シンプルな裏地も良いですが、時には艶やかな裏地で遊んでみるのも面白い。
ちなみに、このジャケットの裏地は・・・

ワイン!
お酒好きにはたまらない裏地ですね。
さて、その他ユニークな裏地はいろいろあるのでご紹介します。

スーツというと西洋が起源だが、
どこかに和を取り入れてみては?
海外出張が多い方ならコミュニケーションのきっかけになること間違いなしの裏地。


ドットやチェックの裏地は、ありそうで意外と少ない柄です。
このドット柄の裏地を見ると、英国マーチャント、ハリソンズ・オブ・エジンバラも抱える、リア・ブラウン&ダンスフォード社のCEO、ジェームス・ダンスフォード氏のスーツを思い出します。


精悍な顔立ちのスーツに裏地はポップなドット柄。
とても表からは想像できません。
でもこれがいいんですよね。さすがジェームズ氏!

スーツというと西洋が起源ですが、こうしたアメコミ風の裏地も面白いです。
海外出張が多い方ならコミュニケーションのきっかけになること間違いなしの裏地。
雑貨屋の雰囲気が漂っていますね。
個人的にはブラウンのスーツに、こんな裏地だったら面白いなと思います。

まるでネクタイのような花小紋は、爽やかな色味が揃っています。
裏地とネクタイが揃っている!なんてコーディネートも、斬新で素敵ではないでしょうか。
いままで考えたこともなかった新しい提案です!

スーツが発展してきた経緯を追うと、馬は切っても切れない関係です。
例えばジャケットの後ろの切れ目が真ん中にあるタイプをセンターベントというのですが、これはまさに乗馬の時に馬にまたがりやすくした仕様です。
モーニングコートの背中にあるボタンは、馬に乗る時にフロントをくるっとまくって、後ろにひっかけていました。
貴族は姿勢を矯正するために、積極的に馬に乗り、それとスーツは連動して発展しているのです。
ということで、裏地にも馬を取り入れてみてはいかがでしょう?

カジノに行く時はタキシードを着用します。
あるクラスのカジノではありますが、きちんとタキシードを装っていくものです。
なぜでしょうか?
タキシードを着ているということは、私は紳士である。という現れでもあります。
お互い、フェアプレイをしましょう。そういう気持ちをタキシードで表すのです。
タキシードをオーダーする場合、裏地はカジノをモチーフとしたこんな柄はいかがでしょう?

ブートニエールは、もともとプロポーズに用いられていました。
というのも、男性は女性に愛の言葉とともに花束を送りますが、OKなら女性はその中の一輪をとって、男性の服にそっと花を挿すのです。
これがブートニエールのはじまりです。
ちょっとした食事に、パーティーにブートニエールをつけるように、裏地にも花を添えてみてはいかがでしょう?
(パグがかくれんぼをしている理由は不明です。)

今も昔も結婚式を挙げる人気の場所といえばリゾートです。
リゾートで結婚式を挙げるなら、どんなタキシードにしましょう?
ブルーのタキシードも海に映えるますが、ホワイトディナージャケットも素敵です。
裏には思い出に、リゾート感のある裏地で。

シャークスキンという生地がスーツにはあります。
その名のとおり、サメの皮のような見た目の生地です。
グレーのシャークスキンなんかはツウ好みの渋いスーツになりますよね。
しかしこれまでシャーク・ライニングはなかった!
ついに登場したので、これで表も裏もサメで統一可能ですよ。

私の妹はニューヨークに住んで、子供も産まれました。
ニューヨークの人々はとても心優しく、子供を見るといろいろと助けてくれるのだそうです(日本もそうであってほしい)。
ありがとう!その時にこんな裏地がちらりと見えたなら、さらに親しくなれるに違いありません。

ペイズリーとは、スコットランドのある村の名前です。
その村ではカシミアの糸を手で紡いで、模様の入ったショールを作っていました。
これがフランスの貴族の間で流行ります。
1枚羽織れば暖かく、今の金額にして300万円近くしたものですから、それを何枚持っているか?ということがステータスでもある訳です。
そんなペイズリーは、今や裏地に取り入れることができます。

英国の貴族のスポーツの一つに、ハンティングがあります。
鉄砲をもって、動物を追いかける。
ただ、そこで競い合うというよりはこれも社交。
仲間が集まればパーティーが始まります。
荒々しいツイードのハンティングジャケットにエルボーパッチをつけ、裏地もハンティングモードだと粋な感じに。

ゼブラは、白と黒で構成されています。
同じように白と黒で構成されているスタイルがあるのをご存知ですか?
それは、フォーマルです。
黒のタキシードには、白いシャツ、黒いボウタイ。
そこにレッドカーネーションのブートニエールが映えるのです。
自然界の美しさを裏地にも取り入れてみましょう。
さて、エピソードはいろいろありますが、その他の新作裏地も一気にお届けしましょう!







ということで、まだまだご紹介したい裏地はあるので、おすすめの裏地やユニークな裏地が仕入れられたらご報告したいと思います。
さて、明日は何着よう?


ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
2019年12月1日
オーダースーツ | オーダースーツの生地
おすすめ記事
あなたが知らない本当のタータンチェックとは?タータンチェックというというとどのようなチェック柄を想像するだろう? 主に赤い生地が…
1分で魅力的になる似合うメガネの法則メガネは顔の印象コントロールの武器 メガネは、顔の中に入ってくるアクセサリー。 そし…
徹底比較!イタリア生地とイギリス生地の違い英国生地とイタリア生地は何が違うか? スーツやジャケットの素材は、色々な国で織られ…
ヘンリー王子とメーガン・マークルさんのロイヤルウエディング ウエディングドレスはジバンシイ 芸能人も多数参加 The A-listers have turned on the style f…
心斎橋リフォーム 口コミで評判の洋服お直しの実態は?丸ノ内店に潜入心斎橋リフォーム 丸ノ内店に大西基之先生が来店 心斎橋リフォームに、大西基之先生が来…
グレーのオーダースーツ 8年お仕立てさせていただいているI様最初は偶然インターネットでこちらを見つけていらしていただいたI様。 体型が小柄でいら…
オーダーサロン ボットーネ TV出演 NHK BSの美の壺という番組(華やぎボタン)今日は、NHK BSプレミアム 美の壺という番組の収録で、 14時からサロンをクロー…
フェルト帽子の最高峰 ビーバーハットはボルサリーノ以外にもおすすめブランドがあったなぜ良い帽子を持つべきなのか? 顔を良く見せよう、変化をつけよう、と思った時にできる…
3分でわかる!《男性編》恥を欠かないパーティースーツ、小物、服装で押さえておきたいポイント友人から、質問があった。 カジュアル・ファッションは好きだけれど、フォーマルの場の服…
必読!SHIPS顧問の鈴木晴生氏 こだわる男のスタイリングメソッドベーシックを自分流に着こなす こだわる男のスタイリングメソッドという本だ。無難という…






















《最新版》彼氏(旦那)に絶対贈ってはいけないプレゼント 本当のスーツの着こなしとは?
NYとワシントンのアメリカ人がクスリと笑う日本人の洋服と仕草 著者の安積陽子氏&大西基之先生の話
葬式の服装 男性のスーツは黒ではなかった?喪服のマナーと心(男性編)
もう惑わされない!同じSUPER120’sなのに、金額が違うのはなぜ?
ダッシングツイード 日本上陸 来日したガイ・ヒルズ氏にファッションや英国ドレスコード事情を聞いてみました













