ガラ・ディナーにはタキシードが必須|特別なディナーには正装で臨もう
当サロンでは、ブライダル用の新郎タキシード以外でも、礼装としてのタキシードのオーダー承っております。
ウエディング以外では、音楽関係の方の演奏用衣装、芸能関係の方の衣装としてのオーダーが多いのですが、それらに次いで多いのが『とあるディナー』に向けて仕立てるタキシードです。
普通のディナー用にタキシードを仕立てるということではありません。
普通ではない”特別”なディナーだから、タキシードが必要だというのです。
それは一体、どんなディナーなのでしょうか?
この記事の目次
ガラディナー(Gala Dinner)
そのディナーの正体は、 ガラ・ディナー です。
皆さんは聞いたことがありますでしょうか?(私は最初まったくなんのことか分かりませんでした…)
ガラディナーとは、実際に調べてみると、、、。
”ガラディナー(Gala Dinner)のガラとは、祝賀・祭典といった意味合いがあり、ガラディナーとはクリスマスや大晦日等の特別な日に提供されるディナーのことをいいます。”
主に東南アジアの海外ホテル、リゾートホテルで良く開催されるそうです。
このような特別なディナー・パーティーではドレスコードが設定され、女性は華やかなワンピースやドレスに身を包み、男性はブラックタイ、すなわちタキシードを着て食事や催しを楽しみます。
海外のホテルではガラディナーが浸透しているようですが、日本ではまだあまり馴染みがありませんよね。
日本では、ホテルニューオータニ東京内にあるフランス料理の最高級レストラン(グランメゾン)、”トゥールダルジャン東京”にて、定期的にガラパーティーが開かれているようです。
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求められる『正しいタキシード』
実際にトゥールダルジャン東京でのガラパーティー用にブラックタキシードを一式お仕立てさせていただいたことがありました。
トゥールダルジャン東京以外にも、リッツカールトン東京、最近は本場パリ・オペラ座でのオープニングガラに向けてタキシードオーダーいただいています。
お仕立てさせていただいたお客様からお写真も頂戴しましたので、掲載させていただきます。
皆様それぞれのタキシードの形があり、オーダーいただいたW様(写真右)も大変素敵な装いでございます。
こうした場に、”外し”などは必要ありませんね。
求められるのは『正しいタキシード』であり、おしゃれとかそういった次元とは別の世界であることがお分かりいただけるかと思います。
こちらは、オートクチュールデザイナーの照井智己先生。
ご依頼いただいタキシードは、とあるテーマを持ちつつも、正真正銘のフォーマルタキシードとしてお仕立てさせていただきました。
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ディナーとタキシード
男性もしっかりタキシードを着用し、装いも含めディナーを楽しむ。
タキシードはフォーマルな服ですから、日常とは違います。
非日常感・特別感を堪能しながらその場に溶け込むのです。
私もいつか経験してみたいと思いますが、、、条件とかあるのでしょうか?笑
もともとはディナーの際に着用していたタキシード。
今では結婚式のイメージが定着しておりますが、こうしてディナーの為に着用するのも素敵なことですよね。
ディナーの為にタキシードに着替えるなんて、、、日本人にとってはそれだけで特別なことでもあります。
その他にも、「ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会」という、国際的な美食協会の入会式などでもドレスコードが存在し、タキシードを着用されるそうです。
ロティスール協会の入会式に参加されるお客様からも、タキシードをオーダーいただいたことがありました。
ちなみに、このロスティール協会日本支部の理事長は、有名な服部幸應さんなんですね、、、。
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フォーマルタキシードの選び方
フォーマルタキシードといっても、生地やデザインの選択によってはいくつかのパターンがあります。
フォーマル=デザインも決まっているということではありませんので、皆様のお好みに合わせてチューニングした上でお仕立てさせていただきます。
例えば、ジャケットの襟のデザインは『ピークドラペル』と『ショールカラー』の2種類があり、ベストにもいくつかデザインが存在します。
それらをどういった基準で選んでいくのかをしっかりご提案させていただきながら、一緒にタキシードを仕立てていくのです。
生地は黒一択だと思う方もいるかもしれませんが、実はもう一色タキシードに適したフォーマルカラーがあります…
ここまで踏み込んでいくと、おそらく皆さんが普段スーツを購入したり、オーダーしたりしているお店では対応できない領域になってくるでしょう。
ですから、私達は正しい知識を学び、こうして発信し、これまで数多くのお客様から信頼されてきたのだと思っています。
ガラディナーのような失敗の許されない特別な機会においては、安心して任せられる専門知識を有したお店を選ぶようにしましょう。
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最後に
ということで、ガラディナーとタキシードについて書いてみました。
ディナーが決まったら一度早い段階で服装について検討することをおすすめします。
既製品のタキシードは数も少なく、サイズ感も含め古臭いデザインも多いため、基本的にはオーダータキシードが選択肢に入ってくるかと思います。
当店に限らず、オーダーの場合は数ヶ月お仕立てあがりまでお時間をいただきますので、油断していると最悪間に合わなくなってしまう可能性も…。
ボットーネの場合は無料のオンライン相談や、検討段階でのお打ち合わせも承っておりますのでお気軽にご相談ください。
特別なディナーをする機会がありましたら、タキシードに身を包み、装いを含めて食事を楽しみましょう。
ライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。その後、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。
2024年6月11日
ファッションアイテム | フォーマル
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