11月の服装 スーツ ジャケットコーディネート!明日は何着よう?
松はじめです。
秋はスーツファッションの楽しい季節。
ワードローブをチェックして、毎期少しずつアップデートする、新しいスーツやジャケットも増えるとコーディネートも広がって気持ちも新鮮になるもの。
最近何を着ていたか?という備忘録のために秋の出来事とともにまとめてみます。
赤いストライプシャツと麻布のたい焼きと
ネイビーのジャケットは、イタリア・チェルッティの生地で誂えたジャケット。
赤いロンドンストライプのシャツに、ネクタイはフィオリオの赤。
麻布十番は面白いお店がいろいろ。
クライアントK氏に教えてもらった並ぶたい焼き屋。
浪花家総本店のたい焼きなんかをお手土産に、アパレル業界の大先輩にご挨拶・・というシーンを想定してみたが、並ぶのだけはどうも性に合わないということを思い出した・・。
ハウンドトゥースのスリーピースと藤岡珈琲と
ハウンドトゥースのスリーピーススーツは、英国マーティンソンという生地で誂えたもの。シャツの衿は長く、角度も狭いクラシックな仕様に。ペイズリーのタイ、ハリスツイードのハンチングと。
弊社でお仕立てさせていただいた、藤岡弘、様から、藤岡珈琲を頂戴した。
ドリップして、ありがたく飲ませていただきます。
藤岡弘、珈琲道。
それは、我々現代人が忘れた日本古来の考え方、生き方を見つめ直し、そこにある“真実”を見つけ出していく一つの“道”であります。 合掌、藤岡弘、と始まる。
覚醒作用がある珈琲で、いまの日本に喝を入れたいと考えました。厳しい時代だからこそ、愛するもののため、子孫のため、歯を食いしばり人生に責任を持って戦いぬく男の相棒として、新しい挑戦に立ち向う前に一杯。と続く。
タレント商品ではなく、ペルー有機栽培豆を選定し、コーヒー通でもあられる藤岡さんのこだわりの詰まったコーヒーである。
>>藤岡珈琲
ピンクのシャツとルドローブラントと
一流に見える服装術、著者のたかぎこういちさんと!
ネイビーのジャケットに、ピンクのストライプシャツはタブカラーで。タイはマリネッラのセッテピエゲを。
ボトルが素敵なルトローブラント
のグルーミング製品。
この日はロンチパーティ。パーティーの様子はこちらの記事で。
ボーラーハットと桉田餃子と
ジャケットは、エルメネジルドゼニアのベストというコレクションで、カシミアのジャケット。
イタリア、パニッツァのボーラーハットを合わせた。
代々木上原は東京で好きな街の1つ。
ここに1人で来るとつい寄ってしまうのが桉田餃子というお店。
有機ハトムギを殻ごと配合した自家製の皮が特徴の、料理家の按田優子さんが出したヘルシー餃子店ということで、店内も女性のお客さんが多い。
レップタイと大人の嗜みズムと
ブラウンがかったグレーのハウンドトゥースのスーツには、オリーブグリーンやセージなどミリタリーを連想するグリーンが良く似合う。
いつも講義に参加させていただいている、服飾評論家 出石尚三先生が、大人の嗜みズムという番組に。
テーマは帽子。
どうやったら帽子が似合うのか・・?
バカリズムさんとの掛け合いからも目が離せなかったが、講義でお会いした際には番組の舞台裏もお伺いした。
クルチアーニとセッテピエゲの取り扱いと
確か、2008年頃に仕立てたジャケットで、エルメネジルドゼニアのチェック生地。マリネッラナポリのタイに、クルチアーニのニットは繊細な素材感が気持ち良い。
久々に以前マリネッラでネクタイをオーダーした時に付属していた、ネクタイのお手入れマニュアルを開いてみた。
この、セッテピエゲタイ(7つ折りのタイ)の場合、くるくるっと剣先まで丸めてしまうと、剣先が開いて型崩れしてしまうのだが、これは意外と説明している書籍などがないので、さすがマリネッラだと思った。
ボタンダウンと街角で靴紐が解けて結ぶ際の正しい所作と
人は、なぜ着替えるのか?
服を着替えることを覚えた人類。
これが人類が月へ行けた理由!
数々の名だたるアパレルブランドのディレクションをされてきた血脇さんに、ボットーネ表参道サロンにお越しいただき、貴重なお話しをお伺いした。
慶応大学英文科卒の服飾デザイナー 星野醍醐郎先生に師事されていた時のお話しから、
・スーツが美しく見える姿勢
・どうして帽子のクラウンをつまんではいけないのか?
・街角での正しい靴紐の結び方
などなど、目から鱗のご指導を賜った。
そして、今後外部の方も参加できる勉強会を開催していただけることに・・・
ドーメルのスーツと大量のスワッチと
ドーメルのスーツ。グレンチェックに入っているオーバーペーンの色を、タイとチーフで拾って。シャツはラウンドカラー。
この日は生地商L社からO氏が大量の生地スワッチを持ってサロンに。主にイタリアの掘り出し生地の山に、春ジャケットサンプルなどの構想を膨らませつつ、クルー一同集まって良い素材がないか探索が始まる。
ナポリヴィーノと撮影と
ネイビーのジャケットには、ボルドーのショールカラーダブルベスト。ラウンドカラーシャツにレップタイ。ボルドーのハットはイタリア製でナポリヴィーノ、この発色は独特だ。
ありのままの瞬間と服がこんなにも美しいとは!
一朝一夕で新品の服を着せたモデルさんでは絶対に撮れない写真、服装、表情、仕草、瞬間瞬間に垣間見る全てから、これまで培ってきた生き方が滲んでいた。
恐れ多くもこの日は、メンズウエア素材の基礎知識の著者であり、メンズファッション界の重鎮、第2回プラチナエイジ受賞の大西基之先生の撮影に携わらせていただいた。
撮影させていただいた服たちも、大西先生が長年着込んできた私物ばかり。シャツの着込み具合、ネクタイのディンプルに至るまで、しびれる。
ピーコート、トレンチコート、フランネルのスーツとシャツ、さらにストールにタイ、美術品を眺めているよう。
後世にこのスタイルを残し、伝えることはできないだろうか・・と大西先生にお会いするたびに思うことであった。
ロンドンストライプと展示会と
カンクリーニ社の生地で仕立てたロンドンストライプのシャツは、衿をソフトにしてワイドカラーに。パープルの小紋タイと、セザリーという帽子。
南青山で開催されていた、ドーメルの2019SS展示会へ。
素晴らしいコレクションの数々。
ドーメルジャポン 加賀美会長と、フランスからディレクターのリチャード氏です。
コレクションの内容も素晴らしかったのですが、加賀美会長より毎年続けている桜の植樹や、一般社団法人ルームニッポンの活動をお伺いし、感動。
311の、「星空が綺麗だった!」という子供、
そしてとあるバッグのエピソード・・。
内容は改めてまとめてみたいと思う。
いよいよ冬へ
酷暑と言われた夏が過ぎ、気がつけば秋本番。
いよいよ紳士のラッピング、コートの季節到来である。
ということでそろそろコートや冬の装いも準備してみようか。
さて、明日は何着よう?
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
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