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明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

フェルト帽子の最高峰 ビーバーハットはボルサリーノ以外にもおすすめブランドがあった

松はじめです。

スーツやジャケットスタイルに彩りを添えてくれるのが帽子ですね。

シンプルなジャケットスタイルだとどこか地味で、無味乾燥かもしれないが、帽子を足してみたら・・それだけで全体が引き立つ、洒落て見えるもの。

そんな帽子にもいろいろな種類があって、何をどう選んで良いのかなかなかわからない場合は、まずは中折れハットと呼ばれるタイプのラビットファーフェルトやビーバーフェルトハットがおすすめです。

私自身もかぶっているお気に入りで、ぜひともオススメさせていただきたい帽子がこのネイビーのビーバーフェルトの中折れ帽なんです。

この記事の目次

なぜ良い帽子を持つべきなのか?

顔を良く見せよう、変化をつけよう、と思った時にできることはどのくらいあるだろう?

・肌ツヤを良く保つ

・髪型を整える

・ヒゲで威厳を出す

そして、

メガネと帽子であろう。

帽子は面積も大きい。

顔の形も良く見せることができる。

そして帽子はあなたのイメージになって、お洒落な帽子の人ね?という風に周囲が認識する。

顔の近くには、できるだけ良い素材を持ってきたい。

中折れ帽なら、できればウールフェルトより、長く使えて上質な、ラビットファーフェルトかビーバーフェルトだ。

中折れ帽は、真ん中が窪んだ帽子である。

いろいろな帽子があるが、初めてかぶる場合にはは帽子はラビットファーフェルトかビーバーフェルトの中折れから始めてみるのがいい。

メンズEXお洒落道場でもおなじみ、お洒落の師範代 青柳光則さんの男のお洒落道 虎の巻は日本の男性必読の書だが、著書にもこんなフレーズがある。

同型で素材違いの帽子を複数持つ

帽子の種類を幾つか持つのもいいが、基本は中折れのハット型だ。なぜならこの形が紳士帽の基本であり、服の種類を問わず貴方の個性を引き出す能力を秘めているからだ。季節に合わせて素材別に揃えるのが最もお洒落といえるだろう。

男のお洒落道 虎の巻  青柳光則 著より引用

 
 

良い帽子を持てば、髪型が決まるように、毎朝顔型が決まる。

髪型は変えられないが、帽子は変えられる。

[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]良い帽子を顔の近く(頭)に持ってくることで、印象は作ることができるのです。[/speech_bubble]

ビーバーフェルトハットを揃える

ファーフェルトには、ウール、ラビット、ビーバーと種類があり、中でもビーバーは最高級とされる。

見た目にもはっきり違いがわかるきめ細やかなビーバーの毛。

ビーバーは柔らかい手触りに、豊かな風合いと光沢があり、重圧感、高級感を持つ素材。

ビーバーハットはフェルトハットの中ではもっとも高価とされているが、やはりこの質感は他のフェルトハットとは一線を画す。1つは持っておきたいのがビーバーファーフェルトの帽子である。

ビーバーフェルトハットを揃える

私がかぶっているのは、ツァップというビーバーハット。カラーのネイビーにブラウンのリボンが絶妙の配色で、昨年全てのサイズが完売となった人気の帽子である。

ビーバーハットなどのソフトハットというと、まずまっさきに名前が思い浮かぶのが、ボルサリーノというブランドではないだろうか?

私もボルサリーノのラビットファーフェルトハットを持っているが、しなかやでとても気に入っている。

ただ、ビーバーハットとなるとボルサリーノは非常に高額となるのだが、ツァップのビーバーハットはビーバー100%だが、価格面でもお手頃なのが魅力的だ。

[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]私はテーラー、フィッターとして上場企業経営者、プロスポーツ選手などのスタイリングアドバイスも数々携わってきていますが、ビーバーハットとしておすすめを聞かれたらぜひおすすめしたい帽子です。 [/speech_bubble]

ビーバーファーフェルトのツァップとは?

1893年、オーストリアのヴェルフェン市で創業したツァップ。

このビーバーハットのツァップは、職人の手作業による伝統的な帽子作りを続けている歴史あるブランド、当時ハプスブルク家統治下にあったオーストリア、数社だけウィーンの王室にサービスや産物を献上する特権を与えられていたそうだ。

その一社にツァップがいた。

1905年、実力を評価されたこのブランドは、王室御用達メーカーとして表彰されている。

ツァップは1991年、オーストリア皇太子オットー・フォン・ハプスブルクの許可を受け、王室の名を冠に頂くハプスブルク・コレクションを導入した。

秋冬は良い帽子を持って過ごしたい

もしその人物が家の中に入って来て、帽子を脱ぐようなら真の紳士。

帽子を脱がないのなら紳士のふりをしている男。

そして帽子をかぶっていない人物は、紳士のふりをすることさえあきらめている男。

これは英国で言われる言葉である。

良い帽子を持っておくことで、どんな場面がやってきても堂々としていられる。

[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]海外に出かける時も、大切なゲストと会う時も、良い帽子があれば安心して過ごせますよ。 [/speech_bubble]

ツァップのマクシミリアンビーバー

ZapfのMaximilian Biber(マクシミリアン ビーバー)は、頭上に輝く宝石。ビーバーハットは紳士なら持っておきたい最高級ファーフェルトハット。

その手触りは、触れるだけで豊かな気持ちになれる。

ブリム(つば)は、つばは5.5~6cm。

日本人の顔にも似合いやすく、これぞ中折れハット、という王道のフォルム。

リボンの紋章が印象的。

細部にもこだわりが、例えばブリムのステッチとパイピングが施されている。

裏地がないのもこの帽子の特徴。

ビーバーの風合い。

長いケバを持つように起毛させ、スムーズなベルベット状に仕上げられた表面。

起毛加工で繊維の厚みが増し、起毛した部分に空気を含むため、保温性も高まる。

[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]実際にビーバーは水性動物なので、水にも強いのです。私は雨の日もかぶっている。

またブラッシングするとさらに光輝く、まさに一生物といえます。[/speech_bubble]

金額は安くはないが、職人手作りの一生モノに相応しい逸品。

帽子はわからない、似合わない・・という方も、いらっしゃるかもしれない。

しかし、初めての帽子をかぶってみて、初めて会う自分の顔と鏡で対峙するのだから、そんな気がするものだ。

帽子は、まずは、かぶって、被り慣れることだという。

一つかぶってみると、新しい世界が待っているのだ。

1つ良い帽子を持っておけば、良い帽子がわかるようになる。もう安価であなたを惑わせる帽子には目もくれなくなるだろう。

まとめ

秋冬には、ビーバーフェルトハットを揃えておく。

やはり帽子の基本形、中折れハットならジャケットスタイルにも相性が良いし、普段使いにもちょうど良い。

冬にはコートに合わせられる。

中でも今回ご紹介したZapfのMaximilian Biber(マクシミリアン ビーバー)は、ブリムエッジの処理や段巻きのリボンにまでこだわられていて、最高級品といわれるビーバーフェルトハット。

しかし価格としてもボルサリーノなどと比べてもリーズナブルだ。

無料で自宅試着

ビーバーハットを購入する場合、信頼できる正規店で買いたい、ツァップはこのお店で購入できる。

時谷堂百貨

ウェブで購入ができて、時々百貨店などで催しをやっていることはあるそうだが、実際の店舗はない。

購入して、もし、サイズが合わなかったら・・・

と思うのが靴や帽子などのネットショップだと思う。

私も最初はそう思ったのだが、こちらは30日無料試着サービスといって、届いてもし自分に合わなかった場合、交換してもらうことができる。

中折れハットは揃えておきたい

帽子が似合わない人はいない、私はそう思う。

かぶるだけで洒落て見える、魔法のアイテムである。

スーツやジャケットにプラス1、帽子をコーディネートしてみたい。旅行にもぴったりだ。

日々在庫が少なくなっていくとのことなので、ビーバーの中折れハットの購入を検討している方は早めに、時谷堂のウェブサイトから購入してみてほしい。

ZapfのMaximilian Biber(マクシミリアン ビーバー)

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2018年11月4日
ファッションアイテム | ハット

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