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バルバのタイと、手放すことと

青いオーダースーツ
本日は週末、
本日、明日は22時まで予約びっしりで、
提案、採寸、仮縫い、納品と年末年始のリゾートホテルのような忙しさ。
とはいえ、しっかりタイムスケジュールが組まれており、
多少のご来店時間の遅れがあったが、
びくともしない。

オーダースーツにバルバのタイ

本日のタイは、バルバのセッテピエゲ。
9センチ、このくらい大剣幅がないと落ち着かない。
バルバは締め心地も良い、しっくりくる。

色々な事に執着していたな、
と、そんなことに気づいてからというもの、

どんどん手放す、を実践している。

例えば、

経営者なのだから、
毎月数字と睨めっこして、
計画をしなくちゃいけない、

とか、
そんなことを辞めて見た。

もちろん会計の先生との打ち合わせはやるけど、

でもそうしたら、
仕事が楽しくなった、
もともと数字のためにやってた仕事じゃない、
ただ好きでやってた個人事業が法人になっただけなのだ。

仕事が楽しくなったら、
今は仕事というより遊びのようで、
大変だ、と思ってたことは、
学びだ、と思うようになった。

どういうわけか、
そうしたら、
去年の今よりクルーの数が減ったのに、
新しくいらして下さるお客様の数も減って、
売上だけ増えてしまったのだ。

それから、
テレビはおろか、
新聞すら読まなくなった。

でも、主要なニュースはお客さんと妻が話してくれるから、
まったく困らなかった。

むしろ、
へぇーと、話を聞くのが新鮮で楽しい。

会社でも、
色々やってた付加サービスも、
減らしてみた。

分担してた業務も、
自分のことは自分でやろうよ、となった。

フィッターが生地を梱包することもやる、
その方が打ち合わせしてから仕上がりの責任がしっかり持てるし、
問題があればすぐわかる。

でも、クルーからは、
過去、こうだったじゃないですか!
こう決めたじゃないですか!
なんで変えるんですか?
と言われる。

なんで変えないのか、
不思議でしょうがない。

だって、
昨日と今日で状況が違うんだから、

今に最適化した方が楽だと思う、
それが過去の成功体験への執着を手放すこと。

自分なんてたいしたもんじゃない、
そんな風に気づければ、
執着せず、あるがままに、
生きられるのだ。

水は流れてた方が淀まない。
毎日起きることに、
逆らわずに、
流れのまま、

あるがまま進もうと思う。

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2016年2月13日
明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術 | スーツ ジャケット スタイル

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