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なぜ最初に揃えるスーツがネイビーなのか?

オーダースーツ ネイビー
オーダーサロン ボットーネがお届けするビジネススーツ&フォーマル通信。

今日はネイビーのスリーピーススーツ。
ネイビーのスーツを着るのに、理由を考えたことはあるだろうか?
好きだから?
似合うから?
合わせやすいから?

それも良いかもしれないが、もう少し別の視点でとらえてみても良いかもしれない。

スーツの色というと、ブラック、ネイビー、グレーがメインですよね。

少しカジュアルなスーツなら、ブラウン、ベージュも思い浮かびます。

みなさんは、最初にネイビーのスーツを揃えておいた方が良いよ、と言われたことはありませんか?

ネイビーのスーツは、揃えておく意味のある1着だと思います。

今日はその理由をまとめてみます。

オーダースーツ ネイビー

ネイビ〜スーツとはビジネスマンとしての信頼

ネイビーかグレーか、もし最初に揃えるならばどちらが良いのだろう。

私は迷わずネイビーを提案している。

まず、ネイビーという色の意味に、誠実、忠誠、誠意などの意味がある。
だから、ネイビーブルーは制服のカラーになっている。

そして、次にご説明するが、ネイビーは世界共通で相手に安心感を与える色といえる。

オバマ大統領
2016年5月、オバマ大統領の広島でのスピーチも、ネイビーのスーツ。

ネイビースーツ
2016伊勢志摩サミット。

伊勢志摩サミット スーツ

伊勢志摩サミット スーツ

ネイビーのスーツ。

 6月24日、英国民投票は、離脱派が約52%、残留派が約48%となり、離脱派の勝利に終わった。写真はダウニング街首相官邸前で記者に語るキャメロン英首相(2016年 ロイター/Phil Noble)

キャメロン氏、EU離脱の国民投票という結果を受けて。ネイビーにネイビータイ。

ネイビーブルーとは海の色

アマルフィー

ネイビーに安心感を与える理由は、人間が海を見てほっとする(しない人もいるかもしれないが)ということも一因だ。

これと反対なのはパワータイという言葉があるが、赤いネクタイ。
ドナルドトランプ氏でおなじみのあのレッドタイ。
赤は情熱、燃える火の色だから、ここぞという勝負時のプレゼンテーションに選ぶべきタイは赤だ。

正反対のブルー・ネイビー。

昔カラーパーティーなるものを主催していた時期がある。
毎回ドレスコードがあるのだが、それが色。
赤とか青といった色が決まったら、その色のアイテムや服を身につけて参加してもらうパーティーで、料理も会場もそのテーマカラーに基づいたものとなる。

パーティー スーツ

ある時に赤パーティーを開催したのだが、会員制のレストランから外のテラスに出る人が続出した。
カッカカッカと燃える火を見るごとく、会場が暑い!
赤いカーテンの部屋にいると体感温度が3度上昇するという説があるが、この日の会場は本当に暑い。

反対に、夏の青パーティーはクールだった。
カーテンの色を寒色系にすれば体感温度は3度下がるという説もうなづける。

人間はそうやって色を感じる、まさに赤に突進する闘牛とさほど変わらないといっても過言ではない。

こんな時はとくにネイビー

ネイビー 無地 オーダースーツ

万国共通の水・海の色であるブルー・ネイビーは、見た人に安心感を与える。
そのネイビーのスーツはどんな時に有効だろう。

例えば初対面の訪問先、外せない商談の初回はネイビーで落ち着きを与えるのはどうだろう。
就職活動でも有効だ。

関連記事:リクルートスーツは黒?紺? 就活スーツの着こなし、色は?大西基之先生への質問

また、ネイビースーツを一番着るべきは謝罪のとき。
ネイビーにネイビータイで合わせる。

シルバーベスト 結婚式の服装

もちろんおめでたい場面でもネイビーはブラックよりも最適だ。

関連記事:部下の結婚式に列席の服装(男性)スーツはどの組み合わせが正解?

関連記事:【衝撃】なぜ結婚式の服装で黒スーツを着てはいけないのか

ネイビースーツのコーディネートのポイント

イタリアにはアズーロ エ マローネという、直訳すると紺と栗色という言葉がある。
そのくらいよく紺に茶を合わせている人がいるし、この色の奏でるハーモニーは鉄板だと思う。
非常にシンプルで簡単に洒落て見せるテクニックは、紺のスーツに茶系のタイを合わせること。

ネイビーのオーダースーツ
写真のような華やかで黄味が強い茶も合うが、落ちづいたトーンにすればより合わせやすい。

自分に合った、相応しい服。
良い服を着ると自信が沸く。
私自信、20代で初めてテーラーでネイビーのスーツを仕立てて貰うまではコンプレックスの塊だったし、自信を持てなかった。スーツは好きだったのだが、ショップで買うスーツでは何かがしっくりこない。
それが初めてオーダースーツに出会った。

シャツ、タイ、靴もコーディネートして用意してもらった。

全身一式が完成して(靴は作ったわけではないが)羽織る。
自宅について、羽織る。
なるほど、しっくりきた。

そのテーラーのパワーを盾に、自信を持って100人規模の会場でプレゼンして、信じられないほど言葉が溢れ、拍手喝采。その後のビジネスで驚くほど成果が出たのは、まさにネイビーのスーツという服が運んでくれた自信だと思う。

ということで、オーダー最初の1着目に、ネイビーのスーツを選んでみようか。

さて、明日は何着よう?

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2017年4月18日
TPO | ビジネスシーン

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