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夏服はいつまで着る?神宮花火大会とリネンジャケットと

神宮花火大会
オーダーサロン ボットーネの松 甫(まつ はじめ)です。

日曜のサロン、採寸をしていると、ドンッ、ドドドドッと、打ち上げ花火の音が届いた。神宮花火大会は昨日の雷雨を避け、日曜に延期されていたのだ。
フィッティングを終え、クライアントをお見送りした後にボットーネの3人で外に出てみると、マンションの隙間からハッキリと光がみえる。

夏の終わりを感じる

夏の終わりの花火と服装

夏の終わりを感じさせるものといえば、8月中盤の花火大会ではないだろうか?

空に舞い上がっては消えてゆく花火は、決して捕まえることはできない。パッと夜空に輝いたかと思うと、あっという間に光は消えて、残像が残るだけ。
 
クライマックスに差し掛かる。
先ほどまでの一定の打ち上げペースは破られ、集中砲火。空のスクリーンは時には色とりどり、または統一された光でいっぱいになる。
 
そしてある瞬間、突如終わりを宣告される。
一組、また一組とその場を離れていく。
何事も始まりがあれば、終わりがあるのだけれど、夏のメインディシュのような花火大会が終わると夏の終わりがやってきたような気持ちになるのだ。
 
リネン ジャケットの着こなし
夏服はいつまで?
ところで夏の終わりといえば、夏服はいつまで着るべきか?と思うことはないだろうか?
夏の素材といえば、トロピカル・ウール、モヘア、そしてリネン。
 
特にリネンは夏素材の代表格だけれど、通気性も良くて見た目にも涼し気。
 
私は、気候に関係なくリネンの最終着用は8月だと思っている。何もこの日から衣替えだ、と一斉にそうするわけでなくとも良いけれど、リネンを着用するのは何も自分自身の涼しさのためだけではない。
 
見た人が涼しい気持ちになる。
 
ダブル ブラウン ジャケット

服は人のために着るという考えも素敵ではないだろうか。

秋の入り口、9月は少しずつ秋らしい装いにしてみると、自分も周囲の人も、秋を感じることができる。
毎年この季節になると、去りゆく夏を名残惜しく思いつつ、ファッションを最大限に楽しめる秋の到来で胸がドキドキ。
 
ということで、神宮花火大会も終わったし、そろそろ秋服の準備をしておこうか。
 
さて、明日は何着よう?
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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2017年8月21日
明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術 | 背広紳士の知識
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