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岸田総理のスーツスタイル

先日の自民党総裁選を勝ち抜き、記念すべき第100代総理大臣に任命された岸田文雄氏

これまで、特大の知名度を誇っていた政治家では有りませんでしたが(メディアの露出という面で)、総理大臣になって以降は毎日のようにその姿がテレビでも流れています(当然)。

毎日見る総理大臣

毎日見る中で、ふと思ったことがあります。

「岸田総理のスーツ姿、いつも綺麗だよなぁ」

オシャレでかっこいいのではなく、政治家として誰に対しても決して悪い印象を与えない、そんな服装。

政治的なことはここでは控えますが、少なくとも装いの面からみて、岸田総理にマイナスな印象を抱く方は少ないのではないでしょうか?

先日ご来店されたお客様との会話の中でも、

「岸田総理の服装いいですよね、ちゃんとしてる印象がすごくある。」

と話題になりました。

一目見れば、オーダースーツであることが分かりますね。

「政治家だからオーダースーツ」ではなく、岸田総理の姿を見れば分かるという感じ。

気になって少し調べてみたのですが、どうやら岸田総理の地元:広島の老舗で仕立てたスーツだそうです。

30年も仕立て続けているそうで、今回の総裁選前にも「急ぎで1着お願いできないか?」と、ご自身で来店し注文されたとか。

高級ブランドのスーツではなく、自分の身体にフィットしたスーツがいかに好印象を与えるのか、良く分かっているのだと思います。

焼きついた印象

 
 
 
 
 
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岸田文雄(@fumio_kishida)がシェアした投稿

インスタグラムからお写真を拝借しました。

ここ数ヶ月の間で、世間の岸田総理に対する印象が鮮明に焼き付けれられたと思いますが、みなさんはいかがでしょうか?

私が最初に思い浮かべるのは、

 ・やや青みのあるネイビースーツ

 ・清潔なレギュラーカラーの白シャツ

 ・爽やかなブルーのネクタイ

 ・シャツの袖にはカフリンクス

まさに写真通りの岸田総理の姿です。

岸田総理のスーツ

前述の通り、岸田総理のスーツは何年も同じスーツ店で仕立ており、そのスタイルは確立されています。

決してタイトではないものの、しっかりとお身体にフィットしたシルエットであり、スラックスも無駄のないすっきりとしたバランスです。

この年代の政治家の方は、大半が大きめのサイズ感でスーツを着ていますから、より一層正しいサイズ感の人が際立ちますね。

ダークネイビーを基本とし、ほとんどのスーツが無地。

これが一番ですね。

ところで、岸田総理がスーツをオーダーする時は、どのようにして生地を選んでいるのでしょう?

イメージコンサルタントのような方が付いているのか、

長い付き合いの店主の助言を参考にしているのか、一人でスパッと決めるのか、

とても気になります、、、。

岸田総理のシャツ

ダレスバッグ スーツ

清潔感のある白シャツ。これにつきます。

剣先は開き過ぎず、いわゆるレギュラーカラーが中心。

バランスの良いレギュラーカラーは、誠実な印象を与えてくれますね。

クールビズ期間になると、カラーボタンの付いたボタンダウンシャツを着ている方が未だにおりますが、岸田総理は変わらずベーシックな白シャツが基本です。

全ての服装をみた訳ではありませんが、普段の姿を見ていれば、そのようなシャツの選択はありえないと想像できます。

菅前総理は、どうしてもクールビズ期間のシャツだけはあれでしたね、、、。

岸田総理のネクタイ

ネクタイにも呼称があり、赤いネクタイはパワータイと呼びます。

赤いタイは民衆に強い決断をアピールするときに用いたり、情熱的な姿勢を強調させます。

分かりやすい例として、米国のトランプ前大統領。

赤いネクタイがとても印象的な方でした。

情熱的なトランプさんのキャラクターにも合っていますよね。

一方で、岸田総理にそのイメージがあるかというと、、、あまりないですよね。

逆に、頻繁に着用しているのが青いネクタイ。

赤いタイとは反対に、青いネクタイは誠実で冷静沈着な印象があり、クールダウンを狙うときに最適です。

岸田総理のイメージにぴったりではないでしょうか。

そして結び目もキュッと小さく、とても綺麗です。

プロの目からみても洗練されている

安積陽子さんの著書:「NYとワシントンのアメリカ人がクスリと笑う日本人の洋服と仕草」の中に、岸田総理について書かれた項目がありました。

さて、安倍首相の次を担うとされる政治家、岸田文雄元外相。

その振る舞いは、非言語コミュニケーションの観点で採点すれば、合格点です。

プロの立場から見ても、装いや所作が洗練されているようですね。

 ・歯のホワイトニング

 ・外交の場にふさわしい笑顔

 ・アイブロウフラッシュ

 ・握手の仕方もスマート

私達は漠然と「好印象」と捉えていますが、専門家の目から見れば全て訓練された上での振る舞いだそうです。

戦後最長の48ヶ月もの間、外務大臣として当時の安倍総理と共に世界中を飛び回っていたからこそ、外見やコミュニケーションを磨いてきたのでしょう。

まとめ

洒落者として有名な、麻生副総理。

第二次政権時に見違えるように服装が変わった、安倍元総理。

ファッション特集も組まれたことのある、加藤前官房長官。

そして今回の岸田総理。

毎日テレビで見る政治家の方々の服装も、常に国民から厳しい目を向けられているからこそ、注視してみると色々な気付き・学びがあるのではないでしょうか。

皆さんも注目してみてくださいね。

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nakanomaruライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。その後、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。

2021年10月12日
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