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明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

イタリア人は知っていた スーツにはハイソックス(ロングホーズ)を!あなたのスネは不快感を与えている?

ロングホーズ 写真

松はじめです。

みなさんはどんなソックス(靴下)を履いていますか?

最近では、くるぶしソックスといって、素足で履いているかのようなソックスを履いている方も見かけますよね。

さて、スーツにはどんなソックスを?

できれば、ハイソックスをおすすめいたします。

その理由について、ご説明します。

この記事の目次

足を組んだ時に・・・

都内でイメージコンサルタントとしてご活躍されている女性をはじめ、多くの女性が口を揃えて言う、男性の見たくない仕草があります。

その1つに必ずといっても良いほどに上がってくるのが、

スネ毛!

これは、私も気になります。

以前、カンブリア宮殿という番組で、アメリカのとあるCEOの実績が紹介されていました。

番組の後半で、そのCEOは椅子に深く腰をかけ、肘をつき、足を組んで座りました。

と、ここまでのシーンは非常に良かったのですが・・

スネ毛が。。

短すぎるソックスを履いていたわけではないのですが、このCEOの組まれた足の先から肌がのぞいていました。

靴下と、パンツの裾、この隙間に肌が!

もはやその1点が気になってしまい、番組の内容どころではありませんでしたが。

これは私が洋服の仕事に携わっているからでしょうか?

おそらく違うと思います。

なぜかというと・・

長いソックスを欠かさないイタリア人

実際のお話しです。

イタリア在住のビジネスマンで、彼は欠かさず長いソックスを履きます。

長い、というのは膝くらいまであるソックス。

これは、ロングホーズと呼ばれるタイプ。

ロングホーズはタキシードを着用するシーンなどで推奨されるソックスです。

普段のビジネスで履いている方は、日本では数少ないのではないでしょうか?

私もこの話をお伺いしてから、普段のビジネスシーンでもロングホーズを履くようになりました。

なぜなのか?

スネが見えるなんて、エレガントじゃないよ!と。

確かに、美脚の女性ならまだしも、おじさんのスネは誰も見たくない・・?

夏でもロングホーズはおすすめ

こんな話をすると、

え?夏でもですか?と言われたことがあります。

はい、私は夏でもそう思います。

素材は変えますよ、薄手のロングホーズもありますから。

実際に履いてみてください、驚くおど安心感が得られます。

一度体感すると戻れないのではないかな。

ロングホーズの選び方

ロングホーズにも種類があります。

まず、厚み。

いわゆる薄い、ハイゲージとミドルゲージがあった時に、

フォーマルならハイゲージという薄いタイプ。

普段使いならミドルゲージの方が耐久度が高くおすすめです。

また編み方。

フォーマルなら平編みが良いでしょう。

普段使いならリブ。

ソックスの色は?

また選ぶべきソックスの色ですが、できるだけ目立たない色がスマートです。

ビジネスなら、スーツのパンツの色か、靴の色に馴染ませてあげるのがエレガント。

ここは、そこまで目立たせる部分ではありませんからね。

もう1つ、ちょっとこだわってオシャレするのなら、という観点でお伝えします。

あくまでも、オシャレ目的の場合です。

この場合、ネクタイとか、どこかに使っている色をソックスに使ってあげるという手です。

足を組んだとき、ネクタイの色とリンクしてファッショナブルな雰囲気が醸せますね。

ただしやはり王道は、シンプルな無地。

ネイビーのスーツならネイビー系統が良いでしょうし、

靴が黒だからダークトーンのソックスでまとめるというのもシンプルです。

スーツに白ソックス

基本的に、スーツに白ソックスはタブーとされますよね。

ただ、ブレザーにグレーのパンツ、そこにペニーローファーといったアイビースタイル(お金持ちのご子息が通う学生スタイル)というのがありまして。

今でも学生さんやオシャレさんの足元を見てください。

白ソックスですよね。

中級・上級者向きですが、スーツでも白ソックスで外すという手もあります。

ただしこれは、スーツやジャケットスタイル初心者です!という方がやると

「おい、お前何白い靴下履いてるんだ!」と注意を受け、マナーを知らずだらしなく見えてしまうという可能性もはらんでいるので、やはりシンプルにまとめた方が良いですね。

まとめ

ということで、紳士たるもの、人前でスネをさらすのはいかがなものか!

とは少し言い過ぎかもしれませんが、

やはりビジネスシーンでは特に相手に対しての礼儀を忘れずにいたいもの。

相手に不快感を与える服装は避けるべき。

そういう意味では、ハイソックス、ロングホーズなどできるだけ長い靴下を身につけておきたいものです。

また座敷に上がる文化がある日本ですと、常に何本かソックスを持ち歩いているという紳士もいます。

美しく過ごしたいですね。

さて、明日は何着よう?

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2019年10月26日
ライフスタイル | コラム

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