あなたのスタイルコンシェルジュ ボットーネ 問い合わせ
明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

オシャレは1日にして成らず!買い物で感性を磨く

松はじめです。

新たしい服との出会い、とても嬉しいものです。

みなさんは買い物をする時は、どんな基準で、どんな風に買い物をしますか?

私、現在5歳の娘に、その辺りを教育しているところ。

こんな風に買い物すると、素敵なものに出会える!という方法についてご紹介します。

この記事の目次

値札を見ずに気になった服を試着する

5歳ですから、彼女は値札を気にしません。

ですが、これってとても大事なことだと私は思います。

値札を見ると、このニットは3万円だから良い、3,000円だからそれなりだ、と値段に囚われます。

もちろん物には、原材料費がありますから、3,000円のニットよりも3万円のニットの方が良い素材が使われいる可能性は高いです。

でも、それでは自分の感性が養われません。

自分にとって、今必要で欲しい服は何か?

それが結果いくらなのか?

こう考えることが大事だと私は思います。

何を感じているか?

実際に試着すると、そこには今までにない新しい自分がいます。

ちょっと見慣れないかもしれません。

いつもとさほど変わらないかもしれません。

この時に、何を感じるか?です。

私は5歳の娘に、

「今、どんなことを感じてる?」と聞くようにしています。

私はスタイリストではありませんから、実際にお客様と同行ショッピングをする、というようなことはありませんが、スタイリストの知人が同じようなことをお客様に聞いている、と言っていたと思います。

着用した時の、湧き上がってくる感情。

高揚感とか、新しい自分への挑戦とか、どんなことでも良いので感じます。

また、素材感などもこの時にしっかり脳裏に刻みます。

値札を見て答え合わせ

この後、値札を見ます。

5歳の娘は値札を見ないので、ここで私が見ることになります。

これはある意味で答え合わせ。

この時に、さていくらでしょう?と自分に問題を出すわけです。

「1万円!」と答えて、

値札を見ると・・・

9,000円ならニアピン賞ですね。

2万円なら、ちょっと的外れ。

こんな風に自分が感じた価格と、実際の価格を比較すると、いろいろなことがわかります。

そもそも、1万円と思ったら、それがあなたにとっての価格なのです。

消費者が値段を決める時代

最近、メルカリというサービスがあります。

これは、売りたい側が好きな値段をつけて自分の着ていた服(その他も)を出品、

買いたい側が時には値下げ交渉をして、買う、というサービス。

このサービスが面白いな、と思うのは、価格は1つじゃないということです。

あるバッグがあったとして、ある日ある出品者は1万円で出していたとしても、別の日、別の出品者は2万円で出している。

それに対し、買う側はその価格で納得したら買う。

つまり、ルイヴィトンのバッグだからといって、必ずしも店頭に並んでいる固定の価格があるわけではなくて

これからは消費者自身が物の価格を決める時代ともいえるわけです。

ただし、このバッグがこの価格なら良い!とか、高い!という判断をするには、ある程度目利きが必要になるわけです。

この目利き、審美眼というのは、普段から感性を養っておかないと身につきません。

だから、私は5歳の娘と買い物に行くのでした。

まとめ

ということで、物も情報も多い時代、すぐに答えが手に入る時代です。

インフルエンサーと呼ばれる方が、

このTシャツは買い!と言っていたから買う。

もちろんそれも1つだと思いますが、

・自分なりの基準を持つ

・常に感覚を養う

・心の声に従う

こういう感覚も大切なのではないでしょうか?

さて、明日は何着よう?

  • この記事が気に入ったら いいね! しよう
    FACEBOOK

松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2019年10月25日
ライフスタイル | コラム

  • オーダースーツ オーダータキシードのボットーネ
  • リメイクできるタキシードオーダー

おすすめ記事

Recommended Articles

  • オーダースーツ オーダータキシードのボットーネ
  • リメイクできるタキシードオーダー

Recent Articles

FEEDFeedly