服好きな私が嫌いで、できれば避けたい１１のこと

服装と私１　雨の日

雨を嘆いたってどうにもなりませんが、困ったものです。

ヴィクトリア時代の女性の三種の神器といえばグローブ、ファン、そしてパラソルでした。

このパラソルに関していえば、１年３６５日女性は持つべきもので、当時、ビクトリアンパラソルというのが流行ったほどです。

と、そんな古き時代のお話しをしたいわけではなく・・・

傘って、ほとんど進化していませんよね。

まあ当時からしたら折りたたみ傘もありますし、ボタンを押せば開き、ボタンで閉じるという機能は追加されていますが。

過去に行って、ほうら、傘こんなに進化したんですよ！自動で開きますからね！と鼻高々に自慢しても、

ふうん・・と言われる程度だと思います。

その昔も、オペラ観賞用のバネ仕込みの折りたたみ帽子がありましたからね。

なんとか濡れないですまないものか・・と雨になると考えていましたが、もうやめることにしました。

どうしても、避けて通れない。

でも、事前に革製品には防水スプレーをするとか、スエードの靴を履くとか、いろいろ工夫しています。

雨の日はレインコートを羽織りますが、これがかっこいい。

ちょっと暑いんですが、かっこよさと濡れないという機能のトレードオフだと考えると、充分です。

服装と私２　暑い日

暑いのと寒いのはどちらがお好きでしょう？

イギリスやフランスで今の洋服というのは進化しました。

それに、様々なコートがありますね、メンズには。

チェスターフィールドコート、Pコート、ダッフルコート、アルスターコート、いろいろあります。

どうしていろいろあるかというと、理由もいろいろありますが、決定的なのは寒いからです。

日本ハムが転職する魅力を伝えるパワーポイント資料が話題になったことがありますが、

北海道に住むメリットとして、

「スギ花粉が少ない」

「Gと遭遇しない」

「回転寿司が美味しい」

「一番北にあります。47都道府県のうち、TOP of TOP、最北端であり最上位に位置しています。気分が高まります」

「47都道府県のうち形がカッコいい都道府県ランキング１位」

「アスパラが太い」

など、非常にユニークです。

ですが、私にとっては、

「コートを着る時期が長い」

を魅力に掲げたいと思います。

涼しいというのは素晴らしいことだと思います。

どうなってしまったんでしょうかね、亜熱帯のような東京の夏・・。

服装と私３　クールビズ

「松、お前何ネクタイして出社してるんだ！空気読め！！」

おそらく、私が一般企業で働いていてもクールビズ期間でもネクタイします。

ジャケットも着ますね。

コットンのセットアップのような、素材や雰囲気は変えるかもしれませんが、上着がなくては失礼だなあと。

古い考えかもしれませんが、そう思うわけであります。

ネクタイも、黄金バランスで成り立っているわけです。

スーツやジャケットって、上襟や下襟、Vゾーンと三角形の連続で構成されているんです。

ネクタイも、結び目と大剣と三角形や逆三角です。

こうやって等間隔で規則的に同じ形を並べると、美観が生まれるのです。

それを、、敢えて外すなんて。

私、ノータイで過ごすオフの日ももちろんあるんですが、かえって難しいと思うんですよ。

ノータイにジャケットでかっこよく着こなせるのは、イタリア人です。

それから、ネクタイ選びって楽しい。

アァ、今日は気分を高揚させるために赤いネクタイにしようかなとか。

すっとネクタイをとって、その手触りを楽しんだり。

でもクールビズ期間中に一人そんなだったら、確実に浮くし・・

どうしたものでしょうか。

服装と私４　４泊を超える出張

先日久々に３泊を超える出張がありました。

３泊4日、ということは、服どうしようか。

同じ服装はもちろんしません。

割と動くことが想定されたので、スーツは持って行きません、ほとんどカジュアルの服です。

できれば４パターン、着まわしを考えつつコンパクトに。

いろいろ考えて、結局こうなりました。

・靴

黒のローファー

茶の外羽根の靴

靴は２足に絞りました。

本当はもう１足くらい持って行きたかったのですが。

・帽子

ベレー帽

ハンチング２つ

フェルトハットはかさばるので、今回は持って行かず、

コンパクトな帽子を、３つ。

・アウター

ニットのセーター

シャツジャケット２つ

レインコート

紺のブレザー

ミドルゲージのカーディガン

M65のような古着

・インナー

白のオックスフォード・ボタンダウンシャツ

白のクルーネックTシャツ

ギンガムチェックのシャツ

ボーダーTシャツ

ボーダーのパーカー

ミドルゲージのタートルネック

・ボトムス

ブラックデニム

太めのブルーデニム

ストレートのブルーデニム

ガンクラブチェックのスラックス

イージーパンツ

と、まあこんな感じでトラベルケースに詰めたら、海外旅行のようになりました・・。

あとは、時計３つ。

他の方でも、こんなやつはいませんでした、かなりレアケースだと認識しています。

なんとも面倒くさい生き方をしております。

服装と私５　急いで靴を脱がなければならない仕事

できれば、余裕のある仕事スタイルでありたいものですが、、

例えば取引先に到着。

入り口にはスリッパが並べられていて、上司がパッと部屋に入る。

靴紐をほどかず、ぽんっと、まるでローファーのように。

早く来い！と無言の圧力を感じながら、

靴紐をほどかず、急いで室内へと入る。

また外へ出る時も同じようにそのまま靴を履く。

はぁ、靴が痛んでしまうではないか。

靴べらも使う余裕がないなんて・・。

こういうことだけは避けたいものです。

服装と私６　カレーうどん

大好きなんです。

カレーと相性の悪いものってあるんでしょうか？

カレーライスはもちろん、カレーうどん、カレーそば、カレーラーメンにカレーなべ、もはや日本人の食とカレーは切り離せないと思います。

そんなカレーのなかでも、うどんは大敵。

紙エプロン程度軽く飛び越えて、カレー色の汁はやってきます。

服が好きな人間にとって、カレーうどんほど厄介な食べ物はないと私は思います。

カレーと申しましたが、同じ麺類であるラーメンたちも同じです。

ラーメンも美味しいですよね。

雨ならレインコートというように、ヌードルコートを開発しようかしら。

服装と私７　全身ユニクロ

ユニクロの品質の高さには驚きますよね。

それでこの価格！と。

ただ、気分は高揚しないですね。

ユニクロを着ている、今日は特別な日だ！とか、

ユニクロを着ている、大切に、、カレーうどんは避けておこうかな・・

そうなりづらい。

逆にいえば、ユニクロだから良いかな・・と思ってしまいませんか？

形、色、素材、ある一定の基準は満たしていても、心は満たせないのです（私は）

高級なものが良い、という意味ではないのですが、エドワードグリーン（高級靴の名前）は大切に履こう！と扱いまで変わってくる。

どうしてカシミアのコートが必要なのでしょう？

私は、物を大切にする心が身につくからではないかと思います。

ケアしないといけませんが、ケアすることで得られる愛着、心が生まれます。

それが人を大切にする気持ちとか、仕事を丁寧にする心などに繋がってくると思うのです。

全身ユニクロ、という方にお会いすることがあります（職業柄わかる）

それを決して否定するつもりはありませんが、私は着る物にはこだわりを持ちたいなと。

これは、あの時あの人に作ってもらったコオト。

これは、探して長野まで買いに行ったカバン。

職人さんが、心を込めてつくってくれた、そのことに感謝したいのかもしれません。

服装と私８　預かってもらったコートがギチギチの空間に

これはショックでしたね。

忘年会を企画しまして、とある西麻布のお店へ。

超高級店ではありませんが、お安いお店でもありません。

入り口でコートを預かっていただいたときに、

見えてしまった・・。

ぎゅうぎゅうに、ぱんぱんに、

もう隙間なく、

いや、押しつぶしながらコートがかかっていました。

そこに、私たち三人のコートを。

ハンガーは、１本です！

え、コートの上に、コートを？？？

その上に、

コートの上のコートの上に、コート？？？？

それをそのギュウギュウ・ギチギチ空間に！？？

・・・・・・・・・・・・・・・すみません、お預かりいただかなくても大丈夫です。

年末で混雑していたのでしょうね。

保管する時は、少し隙間を持たせた方が良いのですが、スペースのこともあるのでしょう。

ですがせっかくのコートの風合い、立体感が失われてしまうことだけは避けたいのです。

服装と私９　満員電車

満員電車が好きな人はそもそもいませんよね。

良い靴を履いている日に限って踏まれるという、謎の罰ゲーム。

カバンは押しつぶされ・・。

私のクライアントのみなさまの中には、車移動、運転手付きという方も少なくありませんが、がんばってそうなろう！服を大切にするために・・。

お忙しい経営者のみなさまにお伺いすると、

・車は唯一１人になれる空間

とか、

・運転する楽しさがある

など、いろいろなご意見がありますね。

・リスクがあるから運転させてもらえない

というお話しも聞いたことがありますが・・。

服装と私１０　子供と泥遊び

子供は大好きです。

子供と遊ぶのも。

先日も、５歳の娘と代官山へ服選びに行きました。

５歳も、あれも着る！といろんな服をきてニンマリ。

なんですが、泥だらけになって遊ぶ！というようなものは、ちょっと抵抗があります。

こういう時の服装はどうしたら良いものか、いつも悩みます。

良い服、ないでしょうかね？

服装と私１１　ハグ

感動の再開！

こんな時に日本の文化としてはなじみが薄いかもしれませんが、ハグすること・されることはあります。

愛情表現として、素晴らしいです。

ただ、こういう時は感動して、涙も入り混じっている場面もありますので、１mmだけ服のことを考えてしまうことがあります。

１１はさしたる問題ではありません。

毎日寝る前には子供をぎゅっと抱きしめています。

服装と私　まとめ

服が好きであるがゆえに、いろいろ考えることがあるんだなあと感じます。

今回はその１１項目について述べてみました。

服が好きという方ならどれか１項目でも共感いただけるでしょうか？

服にあまり興味がない、という方は、こんな奴いつのか・・と、地球外生物を見るようなお気持ちかと思いますが。

それでも気に入った良い服を手に入れると、気分は高揚しますし、毎日心地よく過ごせます。

同じ、服が好きな人がわかるようになります。

物を大切にするようになります。

歩き方、姿勢まで意識するようになったという方もいらっしゃいます。

行く場所も変わり、すると出会いも変わります。

女性と違って男性はオシャレな人が少ないのが現状ですが、ならばちょっと意識するだけで、突然差別化できます。

いつもよりちょっとだけ服にこだわってみてはいかがでしょう？

さて、明日は何着よう？

• 
• この記事が気に入ったら いいね！ しよう