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遊びの効いたお任せオーダー完成

ドーメルのトニックのモヘア混オーダースーツ

富山出身ながら、現在東京在住の私は、
【へぇ、松さん言うんや、え?まさか松たかこのお兄さん?】
という関西人100%のこの会話も、
違います、とまったく突っ込みにもなっていない回答となってしまう。

このケースの模範解答は何だったのだろうか?といつも思う。
今となってもわからない、
まったく思いつきもしないのだが、この問いだけなぜか脳裏に焼き付いているのだ。

そんな京都の、懇意にしてくださっているお客様からのオーダーは、
いつも【お任せ松セレクト】。
今回は2月から動いて、ドーメルのトニック。

ドーメルのトニックのモヘア混オーダースーツ9

ドーメルのトニックのモヘア混オーダースーツ2
ドーメルのトニックのモヘア混オーダースーツ8
京都からのお任せオーダーのお好みを捉えると、
ジレの背の内側はこうなる。
上着、ジレの背表と背裏も全部異なる柄を採用してしまう。

ドーメルのトニックのモヘア混オーダースーツ4

そして決まってファイブボタン。
さり気なく交互に違うボタンを採用。

ドーメルのトニックのモヘア混オーダースーツ6
そして、ジレは、
大きさまで交互にした。
21mm→16mm→21mmとなっている。
どんどん遊んで欲しい、というご要望から、ここまできたが、
次はこれを超える必要があるから、またワクワクする。

それにしても関西の方はどうしてあんなにボキャブラリーが豊富で、
頭の回転が速いのか。
あと、なぜテレビに対しても突っ込むのか。

大阪に行ったら必ず行くお好み焼き店の奥さんが、
【あーそこはアウトとっとかなあかんやろー】(阪神戦)とか、
【絶対2番やわ】と、クイズ番組に回答している。

ある時は、回答が出た後に
【やっぱそうやと思ったわ】と言っていたところがお茶目だ。

地下鉄に乗っていても、
上司(女性)と部下(男性)の会話が、漫才だった。
あのテレビで見る漫才だった。

話は続くのだが、もう一つ。
富山に住んでいた頃、立山さんという方に会った。
関西の方だ。

立山さんを紹介され、
ずっと立山さんだと思っていた。
すると、ある日、自分は横山なのだという。

何か事情があったらしく、仮名を使っていた。
富山といえば立山連峰だから、
横山が立山になったというのだ。

すごいセンスである。
しかし、この時も私は、
あぁ、そうなんですか。とシレっと返しており、
現在も模範解答はわからないままである。

そんな私だが、洋服だけは関西風にできたのかもしれない。

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2016年4月12日
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