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喫茶店とホスピタリティと

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DVDを返しに隣町に着く、ほんのわずかに時間に余裕がある、どうしよう、ドトールがあるけど、趣のある喫茶店がある、なんだろう、なんとなく気になる。

喫茶店に入ると、
すぐ後に入ってきた品の良い女性(お客)が、おはようございます、とお店に入ってきて、
草刈正雄風の黒エプロンのマスターが、ちらっとそのお客の女性を見て、目線をドリップしているコーヒーに戻してから、おはようございます、と小声で言って、
それがあまりにも上品であったのと、ここは常連のフィールドだということを悟り、何の予備知識もなしにカウンターの一番端という、もしかしたら常連の中の誰かのキープ席かもしれないこの席に座ってしまったことに気づき、ポタッと汗が滴り落ちた。

その後も草刈正雄風マスターは、アルバイトに指示を出すときのテンポも良く、
はいシナモントースト、その後ブレンドを2つ、次はカフェオレを運んで。と、無駄がない。

私はこの、いらっしゃいませ、ではなく、

おはようございます。に、たまらなくホスピタリティを感じてしまった。

私はもしかしたらドトールに入っていたかもしれない、悪い意味ではない、ドトールにはドトールの良さがある。

だがチェーン店にない、手作りコーンスープ、スタッフの文学の香り、隣に座った人が小説を読み出す光景とおはようございます、というマニュアル化不能な対応、

最初モーニングセットスープ、コーヒー、ハム付きが少し高いと思ったが、食してこの空間で過ごした後、安さに気づく。

逆もある、非常に高級宿とか飲食店だけれど、おこがましいがもうちょっと頑張んさい、と言いたくなる時がある。

手間暇をかければ、物に魂が宿る、オーバーだろうか、、やっている人、想いが全て、そんな感じがする。

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2016年12月25日
明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術 | Other

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