あなたのスタイルコンシェルジュ ボットーネ 問い合わせ
明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

飲み会とグルカパンツと

松はじめです。

ボットーネのクルーとの月一回の飲み会。

私は飲み会なるものにはほとんど行きません。

飲む=一人でしっぽり派。

居酒屋でも、バーでも、しっぽりカウンターの隅っこに陣取り、1杯、2杯楽しみます。

そんなわけで、誰かと飲むという貴重な機会がこの飲み会といえますかね。

仕事の事は忘れて、食べて飲もう!という夜だったのですが・・・

結局、まず服の話。

新しい時計?

と、時計の話に始まりました。

で、靴。

この靴が気に入っている、とか、エドワードグリーンのドーバーがどうだとか。

ここで食事が運ばれてくる。

そして一口、食べる。

そして一人が口を開く。

「グルカパンツってどう思いますか?」

食レポじゃなくて、結局服か!

そこでメディアとして最近取材した話に切り替えることにしました。

「最近取材させていただいたんだけど、面白い方がいてね、その方が・・・」

は、

取材させていただいたのは1900年代初頭の洋服や雑誌、香水なんかのコレクションをたくさんお持ちの方だったことを思い出す。

その方が素敵なカレッジストライプのジャケットをお召しになっていて、、

結局服の話だったのでした。

ふと思ったんですが、逆に考えると幸せな環境だなと。

先日久々にファッション関係の人間が皆無の環境がありました。

私としては結構珍しいんです。

経営者やフリーランス、または独立を考えている方が参加する研修に参加したのです。

私もこの会社を経営させていただいてもうかれこれ10年なのですが、久しぶりのファッション以外の学びの場だったように思います。

すると・・・

服の話ってほとんど出ないんですね・・・。

驚くほど、出ないんです。

これが普通?

私は、あ、あの色合わせ素敵だな!(女性でしたが)とか、講師の方のコーディネートが素晴らしいな、とか。

そんな風に結局服について考えていたのだと思います。

3日間の研修だったのですが、全ての日程の服装を事前に組んでおきました。

が、前日になって変更したりと。

靴はね、特に悩みましたね。

私は細かなディテールにとことんこだわるタイプではないです。

良いな!と思ったものを感覚的に身に着けることもありますし、色を重視することも多いです。

そういう意味では女性的なファッション感覚なのかもしれません。

「ところで、グルカパンツってどう思いますか?」

結局、飲み会で度々グルカパンツという言葉が出てきました。

その後、メガネの話になり、

シャツの胸ポケットにポケットチーフを挿していることについて(オシャレだと思う)

それから髪型、

夏の装いについて、

クライマックスはヒゲについて30分くらい議論しました。

10分だけ、仕事の話が出ました、こうしたらもっと良くなりませんかね!というアイデアが。

みんなそんなこと考えてたのか!

すごいなあ。

で、話は結局服の話で終わりました。

「結局、グルカパンツってどう思いますか?」

さて、明日は何着よう?

  • この記事が気に入ったら いいね! しよう
    FACEBOOK

松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2019年8月7日
ライフスタイル | コラム

  • オーダースーツ オーダータキシードのボットーネ
  • リメイクできるタキシードオーダー

おすすめ記事

Recommended Articles

  • オーダースーツ オーダータキシードのボットーネ
  • リメイクできるタキシードオーダー

Recent Articles

FEEDFeedly