今年に入って社内で起きた出来事ベスト4

オーダーサロン ボットーネがお届けするビジネススーツ&フォーマル通信。
松はじめです。
早いもので、もう2月も中盤になりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょう?
春の生地も揃ってきた表参道サロンですが、社内でもいろいろなことが起こっています。
そこで今日は、1月から2月中盤まで、何があったのか?を発表してみたいと思います。
第4位 雪が降ってもチェスターフィールドコートがあれば問題なかった

雪が積もった日、ありましたね。
寒かった?
いやいや。
私は雪国の出身、このくらいの雪、へっちゃら、
ではなく、カシミアのチェスターフィールドコートのお陰で寒さとは無縁だった。
ところで、革靴は滑りやすいので注意が必要だが、私の地元は雪が多いため、この季節スーツに長靴を合わせる。
どの企業にいってもそれが当たり前の光景だった。
私もなんの疑いも持たずにスーツに長靴だったのだが、東京から来た支社長があまりにも驚いていたので、それが異様な光景だったんだ、と気づいた。
今では考えられないけど、雪国だから背に腹は変えられなかったのだ。
第3位 1月は新年会をしたが、結局個々にしゃべっていて普段と変わらなかった

大手の企業の感覚だと、一人中心人物がいる。
それでその人の周りを囲んでいたような気がする。
その人が何か発言したら、そうですね!そうですね!とうなづく構図、これは私は苦手なのだ。
1着1着、1人1人、じっくりと対話をしたくて、集まっている人たち。
そんな会社だから、新年会でも1対1だった。
基本、マンツーマン、横の人と話す。
普段の会話じゃないか?と思ったけれど、たまにマンツーマン対象が入れ替わる。
横の人とマンツーマンで話していたかと思えば、今度は前の人とマンツーマン。
で、横の人は別の横の人とマンツーマンに自然とチェンジする方式になっていた。
磁石みたい、と思った不思議な新年会の光景だ。
第2位 サロンに簡単な受付スペースが増えた
これまで、表参道のサロンでは、微調整のご依頼をいただいて、すぐにお渡しができるような件であっても厳密に予約をいただかないと対応できないような状況があった。
特に週末、たくさんのご予約をいただく。
コンシェルジュはピンを打つことに集中しているため、なかなかこのちょっとの対応がしづらい。
そういうことでみなさまをお待たせしてしまうこともあったのだが、キープしていたアイテムのお渡しをするためだけのゾーンを設けて、できるだけスムーズにご案内ができるようにした。
第1位 コンシェルジュの紹介ページができた

なぜ今までなかったページなのか・・・
と疑問が残るのだが、なんとアルバイトクルー小山の意見で実現したのだった。
美容院とか、スタイリストさんの紹介があるじゃないですか?
それで、作ってみました。と。
小山はイラストレーターが使えるため、ぱっぱっとページを作ってくれるのだ。
コンシェルジュたちは何を感じていて、何を大切にしているのだろう。
いい服を作りたい。
語れる仕事がしたい。
スーツにこだわりを持ちたい。
何か感じてみんなこうして集まっている。
服を着るということは、全部自分のためじゃない。
誰かのために装う。
その場のために装う。
そういう気持ちや、洋服の文化を大切にしていきたい。
そういう私たちが伝わったらいいんじゃないかあと思って、アルバイトクルー小山の企画に大賛成となった。
1つだけ難航したのが、クールなキャラである中之丸の笑顔撮影が困難を極めたことだそうだ。

ということで、コートのご納品が続く中、春スーツ&ジャケットの打ち合わせも続く表参道サロンからお届けしました。
さて、明日は何着よう?
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
おすすめ記事
結婚式の服装(男性編)友人の挙式に呼ばれた時の服装は?男性はスーツに何をコーディネートするのがルール?結婚式の男性の服装はスーツ まず、結婚式に呼ばれて参加する場合、一部の例外を除いて上…
【梅雨】スーツのカビの対策は?カビの原因を知って防止!クリーニングのプロから学ぶ梅雨の季節を迎え、最も気がかりなのが増加する湿気の問題です。 じめじめとした不快感は…
ヘンリー王子とメーガン・マークルさんのロイヤルウエディング ウエディングドレスはジバンシイ 芸能人も多数参加 The A-listers have turned on the style f…
スーツ&ジャケットの着こなしの秘訣 カラーコーディネートのポイント 松はじめです。 「必要なのはお金じゃなくてセンスです」とはLEONの有名なキャッ…
ボタンダウンにネクタイはおかしい?ノーネクタイ?実はカジュアルなシャツではなかった襟の先にボタンがついたシャツ 【ボタンダウン】のシャツとは、なんだか不思議なシャツだ…
【葛利毛織のションヘル織機をこの目で】スーツ生地 dominx(ドミンクス)を織る日本の織元名古屋駅から真っ赤な名鉄電車に乗る。 私が6歳の時に大好きで持っていたプラレールに、…
服は第二の皮膚服は第二の皮膚とはよくいったものだ。 第一の皮膚は、生まれ持った皮膚。 これは持っ…
スニーカーはイギリスでは通じない?ファッション用語の面白さスニーカーにスーツを合わせる。 スポーツミックススタイルはここ数年のトレンドだ。 と…
イギリス(ブリティッシュ)のスーツとイタリアのスーツと日本のスーツの違い【結論】そもそも考え方が違う まずイギリスのスーツは『30年着られる服』、これが根底…
あなたが知らない本当のタータンチェックとは?タータンチェックというというとどのようなチェック柄を想像するだろう? 主に赤い生地が…
























スーツは着ない!という人も1着だけは良いスーツを揃えておいた方が良い理由
スーツ生地のトレンドはなぜ変化した?
オーダースーツのユニークな裏地をご紹介
サラリーマンのスーツがダサい?理由は安いから
ソラーロ スーツの着こなし 別名サンクロスという太陽に強い玉虫色の生地













