さて、明日は何着よう?最近の服装と表参道ランチスポットと
オーダーサロン ボットーネがお届けするビジネススーツ&フォーマル通信。
ここ最近、何を着ていたのか?
私たちボットーネは水曜がおやすみのため、火曜が1週間のエンド。
そんな備忘録を兼ねつつ、今回はビジネスランチミーティングでも使えるランチスポットを交えながら、出来事と1週間を振り返ってみようと思う。
本日から寒さが増す、と言われつつ日中は暖かな東京。しかしランチにコートなしでふらりと外出すると結構寒い。
今日は打ち合わせが続いた。ベージュのダブルのジャケット。
バッグはブライドルレザーのエッティンガーのフラップオーバーブリーフケース。
おそらく現在日本での取り扱いはなく、エッティンガーの受注生産となっている。
エッティンガーは、1934年創業のイギリスのレザーブランド。財布のイメージが強いのだが、英王室御用達として品格と評価が高く、英国御三家のひとつなどとも言われる。
エッティンガー・フラップオーバーブリーフケースはブラックとナットという色がある。ナットはバーガンディーのような色で、こちらの方がエイジングを楽しめるが、やはりブラックが扱いやすい。
ブラックということで、ぜひブラックで楽しみたいミカフェートのコーヒー・ミーティングはどうだろうか。
ミカフェートのコーヒーは昼夜の寒暖差の大きい畑で育った、収穫期間の最盛期に摘み取った完熟豆のみを使用していて、独特の旨味が味わえるので、ビジネスの話も弾むに違いない。
週末のデートの一コマで立ち寄ってみても、コートを羽織ってオープンテラスで飲むコーヒーの暖かさも独特の美味しさが。
昨日は会計事務所に行き、弊社の顧問会計士のK先生と永田町で打ち合わせ。
グレーのようなブラウンのようなスーツに、グリーンのタイ。
戻って表参道サロンでみなで話し合って、アイデア出し。面白い企画がどんどん出てくる。
これも調和と癒しの色、グリーンのタイの効果か!?
グリーンということで、こんな日のランチ・ミーティングはMr.FARMERでグリーンサラダランチなどどうだろう。
デトックスウォーターも飲み放題で、健康的、さらに良いアイデアが出るかも。
Mr.FARMER
http://www.eat-walk.com/mf/
日曜はネイビーのスーツにブーツ。
朝、昼、夜とバランスよくフィッティングや素材の提案をして、最後は常連T氏今期8着目のスーツの打ち合わせ。
シャツはクレリック。
シャツは1920年代に流行したといわれる非常にトラッドなシャツ。
タイはマリネッラ ナポリのセッテピエゲということで、この日はフレグランスもマリネッラにしてみた。
マリネッラ ナポリのフレグランス(香水)は日本での取り扱いは終了してしまったようで、ある意味でレアかもしれない。
ナポリということで、ランチ・ミーティングはシュペールサンクでナポリタン・ランチなんてどうだろう。
平日17時までのランチタイムということで、遅めのランチにとても重宝しているのだった、そしておいしい。
シュペールサンク
http://www.super5.jp/
土曜はブラウンのコートとチャッカブーツ。
ボットーネの卒業生、福岡に帰郷した小寺氏より連絡があった。大西先生の講義に参加できないか、と。大西先生の素材の講義2期には、受講していたIさんが11月に同じく福岡に帰ることになったのだが、Iさんは12月の講義は福岡からの参加。みなさん熱心で毎回ワクワクする。
福岡ということで、ランチ・ミーティングは福岡・博多から東京進出した、博多天ぷら たかお 南青山店はどうだろうか。
ご覧のようにご飯たちがセットされていて、奥から揚げたてが順次置かれていくシステムだ。
博多天ぷらたかお
http://tempura-takao.jp/page-about/
そしてスーツは千鳥格子。
千鳥格子は大きさによっていろいろと名前が変わる不思議な柄。
金曜はロングのチェスターフィールドコート。
ロングコートは足さばきは悪いが、とてもクラシックで何よりも暖かい。
ところでチェスターフィールドコートの上衿にはベルベットがついているのだが、このベルベット、深い意味があるのだ。
なんと話はフランス革命にまで遡る。
単なるデザインではないストーリーが、洋服の随所に散りばめられている。知れば知るほど面白い。
フランス革命ということで、ランチ・ミーティングはフランス発祥といわれるクロケット・ランチなんてどうだろうか。
シャイニーアウルカフェ
http://shiny-owl.com/
大西基之先生にお越しいただき、メンズウエア素材の基礎知識 講座を開催したのがちょうど1週間前の火曜。
月日が経つのはあっという間で、気がつけばもう12月も中盤。
今年も残すところあと19日。
みなさまはどのような2017年であっただろう?
ボットーネ 表参道サロンは12月29日まで営業。30日はおそらく1人で仕事の予定である。
来年はどんな年にしよう。
ということで、来春の服装もそろそろ考え始めようか。
さて、明日は何着よう?
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
おすすめ記事
イギリス(ブリティッシュ)のスーツとイタリアのスーツと日本のスーツの違い【結論】そもそも考え方が違う まずイギリスのスーツは『30年着られる服』、これが根底…
スーツの起源はどこの国のどんな服?ラウンジスーツ・ラウンジコートの歴史を追う■1864年の英国皇太子の装い アレクサンドラ姫に長男が生まれました、その弟は後のジ…
真のファッションスクール開校 スーツ、カジュアル、メンズファッションの着こなしを学ぶ講義大人の授業 静まり帰った教室に、伝説の教師が入ってくる・・・ こつこつこつ、先生の歩…
ゼニア、ロロピアーナ、アリストン イタリアスーツ生地が続々と到着イタリア生地 エルメネジルドゼニア イタリアの生地で知名度があるブランドといえば、エ…
結婚式の服装(男性編)友人の挙式に呼ばれた時の服装は?男性はスーツに何をコーディネートするのがルール?結婚式の男性の服装はスーツ まず、結婚式に呼ばれて参加する場合、一部の例外を除いて上…
服は第二の皮膚服は第二の皮膚とはよくいったものだ。 第一の皮膚は、生まれ持った皮膚。 これは持っ…
ドーメル スーツ生地 DORMEUIL 15 POINT 7オーダーサロン ボットーネの松 甫(まつ はじめ)です。 生地サンプルブックは、バン…
ボタンダウンにネクタイはおかしい?ノーネクタイ?実はカジュアルなシャツではなかった襟の先にボタンがついたシャツ 【ボタンダウン】のシャツとは、なんだか不思議なシャツだ…
スーツ&ジャケットの着こなしの秘訣 カラーコーディネートのポイント 松はじめです。 「必要なのはお金じゃなくてセンスです」とはLEONの有名なキャッ…
必読!SHIPS顧問の鈴木晴生氏 こだわる男のスタイリングメソッドベーシックを自分流に着こなす こだわる男のスタイリングメソッドという本だ。無難という…