あなたのスタイルコンシェルジュ ボットーネ 問い合わせ
明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

服や物と一緒にエピソードを携える!

服って、私はこういう人間ですよ!

そんな風に無言で発しているんです。

先日、少し肌寒いのに弊サロンのクルー(スタッフ)が春物のニットを着ていたのです。

あれ?

これは春物だよな?

1月中旬だけど春を先取りしたかったのかな?

それとも、色合わせで使ったの?

いろいろと思考を巡らせたものです。

弊サロンスタッフということで聞いてみたのですが、

【着たかった】ようで。

春物・・おかしいですかね。と言っていましたが。

服とあなたは意外と見られてる

意外とあなたも見られている。

カフェで仕事していた時に、隣席からこんな声が。

「あの店員が可愛いんだよ。」

「え、どの子どの子??」

若い男性数名で集まっていて、こんな話が聞こえてきました。

かわいい、かっこいい、こういう会話って特に若いころ経験ありますよね。

でも、可愛いとか、格好良いとか、見た目情報。

パッと見て、可愛い!素敵!ダンディ!などの情報を受け取っている。

受け取って、判断して、シェアしてる。

このケースでは顔という容姿でした。

まあ、顔を変えるのは大変でしょうね。

整形するか、、まあ髪型変えるとかメガネ変えるということで雰囲気は大きく変わりますが。

あとはヒゲでしょうか。

ただ、繰り返しますが顔を変えるのは大変。

ですが、服はそれよりは簡単に変えられます。

服を見るとその人がわかる

そうやってコントロールできる服。

なのですが、ただなんとなく明日も同じスーツ着よう!となっていません?

もちろんある程度パターン化させておいて、決まったように服に袖を通す、というのも効率的です。

でも、敏感な人は「あの人いつも一緒の服だな・・」と気づく。

例えば着込みすぎて、よれてるスーツ。

こういうのはさすがに気づきますよね。

このブログの読者に、よれたスーツを着ているという方はいないと思います。

むしろ他人のよれたスーツが気になる!ですよね。

服・物と一緒にエピソードを持つ

そこで、服装が大切ですよ!というのは簡単なのですが、一歩進んでみてはいかがでしょう?

エピソードを持つ。

例えば、そのスーツを仕立てたとか、ペンを買ったとか、いろいろなエピソードがあると思うのです。

海外に行ったときにサイズに苦労しながら、こだわって選んだ靴!というエピソード。

こういったエピソードを服や物と一緒に持っていると素敵だと私は思うわけです。

ここに関しては、私もまだまだですが、こんなエピソードがあります。

あるバッグがどうしても欲しくて、

欲しくて欲しくて探しても、ない。

工房の一番職人しか作れないバッグだから、生産が追いついていない。

東京中探しても、欲しい色のバッグは品切れ状態。

そこで日本全国探し、長野でそのバッグを見つけます。

すぐに妻と子供を誘って長野に行きました!

5年前、2014年のできごとでした。

バッグを買いに長野へ

このバッグは、良いバッグですね!と言っていただけることが少なくありません。

バッグきっかけで話が盛り上がり、生まれたご縁もあります。

物と一緒に、年齢とともに語れるエピソードを携える。

物作りの世界も同じですが、二人三脚で洋服をつくる。

完成してきて、羽織る。

調整しながら、自分色の服が完成する。

持ち物に、自分なりの語れるエピソードを持つことは大事だなと思います。

さて、明日は何着よう?

 

 

松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2019年1月25日
スーツの着こなし術 | ジェントルマンの知識

  • オーダースーツ オーダータキシードのボットーネ
  • リメイクできるタキシードオーダー

おすすめ記事

Recommended Articles

  • オーダースーツ オーダータキシードのボットーネ
  • リメイクできるタキシードオーダー

Recent Articles

FEEDFeedly