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明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

私のオーダースーツ!襟付きベストのマーティンソンのフランネルスーツ

松はじめです。

私が着ているスーツは、マーティンソンという生地で仕立てたスリーピースのオーダースーツ。

マーチンソン(Martin & Sons)は、イギリスのヨークシャー地方の織元。

ヨークシャーとは、高級紳士服のミル(織元)が集まっている。

そのイギリス、ヨークシャー地方のハダースフィールドで、1859年創業。

やや明るめのナットボタン。

袖口のボタンは4つ。

マーティンソンというと、フレスコやフランネル。

イギリスの重厚な素材である。

サイドベント。

もともとは剣を抜き差しするための仕様という説も。

このスーツは、そのマーティンソンのイングリッシュフランネル。

世間は、生地が薄く、軽くなっている。

軽量化の流れだ。

そういうメーカーも多いため、起毛したフランネル生地も梳毛(そもう)フラノが増えた。

梳毛は、つるんとくしけずられたウールの織物。

主にスーツといえば梳毛。

ウーステッドともいう。

ところがマーティンソンは違う。

このイングリッシュフランネルは、頑固者。

かたくなに伝統を守り続けた結果である。

裾はダブルでスポーティに。

さて、肉厚のフランネル。

綾目の立たない紡毛(ぼうもう)フランネル。

紡毛は、ジャケットなどに使用されることも多い、ほっこりした織物。

ツイード、というと紡毛だ。

ウールンともいう。

こんな、紡毛フランネルを中心に展開しているのがマーティンソン。

ベストは襟付き。

とてもクラシックなデザイン。

マーティンソンのフランネルスーツは、生地の重さ(目付・めつけ)もある。

だいたい470mg。

ヘビーウエイトで風合いもよろしく、構築的な1着に仕上がるというわけだ。

ポロコートを合わせて。

マーティンソンのフランネルの重厚感なら、スーツだけでなくブレザーにもぴったりだ。

また、オーダーコートとしても良い。

見た目の通り大容量のダレスバッグを合わせて。

さて、明日は何着よう?

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2018年12月17日
ファッションアイテム | オーダースーツ

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