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メンズウェア素材の基礎知識の講義

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教科書(メンズウェア素材の基礎知識)の内容についてはもちろん

大西先生の業界話や、紳士としてのあり方について、一言一句漏らさずに

聞き、書き留める気持ちで望みました。

染色について

生地に色を染めるには3種類の方法があり、

1番目は綿染めまたはトップダイド(トップ染め)といい、糸にする前の

トップ(篠)の状態を染めることをいう。

2番目は糸染めまたはヤーンダイドといい、糸の状態で染めたものをいう。

3番目は生地が織り上がってから染めるもので、後染めまたはピースダイド(反染め)という。

この3つの方法あるいは組み合わせによって望まれる用途に応じた色、柄がつくられ

1、2、3の順番で染色の堅牢度が高い。

堅牢度とは、言い換えれば色落ち度を表し、トップダイドの特徴としては色に深みが出る。

例としてフラノやウーステットなどがあげられ、温かみを持った素材での表現に適している。

フラノ と言えばグレイと一色単にされがちだが、中には赤や青など、数色のトップを組み合わせた色から

できており、これが深みと高級感をつくっている。

それでは、堅牢度の低い後染めは というと、織り上がった生地を染色するので、必要な時だけ必要なだけ染めて使えるという便利さを持ち合わせている。

この便利さとは別に、ギャバジンなどは後染めの方が他の染色に比べ、きれいに仕上がるため、用いられることもある。

この知識を知った後でバンチブックの在庫を確認しながら、一枚一枚生地をみていくと、また違った見え方で、生地を感じることができ、サロンにあるすべてのバンチブックを眺めていたら一日あっという間に終わってしまいそうだな。。と感じました。

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美味しい食事と楽しいファッションのお話をきくことができ、とても充実した時間を

過ごすことができました。

このような話を間近で聴ける機会を頂けたことに感謝し

ここで学んだことをクライアントの方の為に活かせるように

しっかりと身につけ、これからも努力していきたいと思います。

嶋田

大西先生の書籍。


メンズ・ウエア素材の基礎知識 毛織物編

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2016年12月9日
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