2024年の春夏でおすすめのスーツは?
この記事の目次
今季のトレンドは色にあり!?

近頃発売された雑誌を眺めていると、必ずと言っても良いほど取り上げられている色があります。
『ライトグレー』です。
グレーはだいたい3つに分けられ、ライトグレー・ミディアムグレー・チャコールグレーの順番で濃い(暗い)グレーになっていきます。
それぞれだいぶ印象が異なりますね(当たり前ですが)。
ここ数年の大きなトレンドを振り返ると、行き過ぎたカジュアル化の反動から『クラシック回帰』がしばらく続き、コロナ禍を得て『スーツを愉しむ』流れとなりました。

服装は自由に選べる企業が増え、『スーツを着る』ということは義務ではなく自ら選択する時代です。
その中で『オンオフ兼用』とか『プライベートスーツ』の需要は確かに増えてきており、その季節らしい素材や色味を存分に打ち出すようになっています。
これは既製品のスーツ(セレクトショップとか)や、オーダースーツにおいては生地に表れています。
例えば、少し前までグリーン系の色を探すのはとても苦労しましたが、今ではどのバンチブックにもグリーンが入っています。

ということで、グレーはグレーでもビジネスよりのミディアムグレーやチャコールグレー、ということなのだと思います。
が、しかし。
ぶっちゃけライトグレーを着こなすのは結構ハードルが高いです笑。
白っぽい色って単純に合わせに苦労しますし、『ライトグレーが自分にしっくりくる』という方はかなり少ないと思います。
(ボットーネのお客様でも、思い浮かぶのはほんの数名だけです)
ですからボットーネではむやみライトグレーをご提案することはほぼ確実にありません。
それよりももっと、今の時代感をくみ取った、ビジネススーツにおすすめのカラーがあります。
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ブルーグレーという選択肢

ボットーネがこの春夏でおすすめしたいカラーが【ブルーグレー】です。
ネイビーに少しグレーが混ざったような色で、純粋なネイビーに比べてリラックス感があり、涼し気にも感じますのでこの時期のスーツに適しています。

ネイビーの要素もありますので、ライトグレーなどの極端な色に比べると受け入れやすい色味でありますね。
カチッとしたネイビースーツ、ダークネイビースーツ、濃いグレーのスーツなどは、もうほとんどの方がスタメンスーツとしてお持ちではないかと思います。
(実際ボットーネのお客様でも、最初のスーツはほとんどの方がダークネイビーなので)
そういったすでにいくつかスーツをお持ちの方にも、ちょっとした変化球としてブルーグレーがあるといいですね。
ネイビーに比べて明らかに清涼感があっていいですよ。
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【アクティブな営業マンにおすすめ】カノニコのスーパーソニック

夏でもお客先に出向く機会の多い営業の方にはカノニコのソニックというシリーズがおすすめです。
カノニコ、言わずと知れたイタリア生地の名門。
生産量も非常に多く、品質の高い時期を比較的安価で手に入れることができますので「安定のカノニコ」と表現する方も多いです。
中でもソニックというシリーズは実用性の高い生地となっており、
●適度なナチュラルストレッチ性
●撥水加工(小雨くらいならへっちゃらです)
●化学繊維は入っていない(ウール100%)
などの特徴を持っています。
外回りの際の急な雨にも耐えられますし、ストレッチ性もあってスーツ特有の動きにくさもカバーしてくれます。
これからの季節は少し爽やかな色を選べば、ビジネスシーンで大活躍間違いなしです。
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【春夏でも大事な時は勝負スーツで】ハリソンズのミスティーク

クールビズ期間中でも、大事な時はスーツを着る方は今でも多いかと思います。
そんな時に冬でも違和感のないような厚手のスーツは明らかに違和感があり、そういったところからも「あ、普段はスーツ着ないんだな」と相手には伝わってしまうものです。
ミスティークという春夏向けの英国生地は、
●通気性の良い平織り
●薄くて軽量な着心地
●でもシワになりにくい!
という特徴を持っており、薄くて軽いのにシワに全然ならない本当に優れた生地なんです。

ボットーネのお客様でも、毎年ミスティークと一着ずつ増やしていくという方もおります。
表面はドライなタッチで見た目も清涼感がありますので、上下ビシッとスーツを着用しても暑苦しい印象は与えません。
一着あると安心できるスーツのひとつです。
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【春から秋までのスタメンスーツとして】フレスコ

春夏の定番、ボットーネでも毎年多くの方にお仕立てさせていただくフレスコの生地。
最近は雑誌でも多く取り上げられるようになりましたので、何となく言葉だけでも目にしたことがある人もいるかと思います。
フレスコの特徴は、
●生地の中でもトップクラスに耐久性が高い
●通気性は抜群
●光沢はなし
などが挙げれられます。

デメリットとしては、『通気性が良いとはいえ、ちょっと分厚すぎる』と着心地の面で断念する方がいますが、最近はライトフレスコともいうべき、軽量のフレスコ気も出てきております。
みなさん軽量のスーツに慣れておりますので、この方が受け入れややすいかもしれませんね。
いずれにせよ非常に丈夫ですので、週に何度か着用しても問題なし(本当は週に1回くらいがベストですが!)
スタメンスーツにいかがでしょう?
ライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。5年勤務ののち、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。
2024年3月26日
オーダースーツ ボットーネのブログ | 明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術
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