2025年に絶対揃えておくべき15のアイテム
皆さんこんにちは、松はじめです。
今日は「2025年絶対に揃えておくべきもの」ということでお届けします。私もこれまでいろんなものを揃えてきました。色々な身の回りのアイテム、服以外のものを中心に、本当に揃えておいて良かった一生物と言えるようなアイテムをご紹介していきます。
私が実際に買って使っている、自信を持っておすすめできるものばかりをご紹介していきます。今日は15個のアイテムをランキング形式でお届けします。
第15位:ボールペン・万年筆
第15位はボールペンと万年筆です。書くものは毎日使うものかと思います。何かあったときに、やはり書いてアウトプットすることで考えがまとまりますし、何よりも自分の考えを伝えるために書くということは重要です。
ボールペンや万年筆は毎日使っていく中で、手に触れるものです。こういったものにとことんこだわっていくと、自分自身が納得した仕事もできますし、プライベートでも充実した日になります。
お気に入りのボールペン1本を携えて持っておくことをおすすめします。ボールペンに関してはシンプルですが、クロスのクラシックセンチュリーシリーズを長年愛用しています。シンプルすぎて隙がないというか、遊びが全くありません。こういうシンプルで描きやすいものが一番だと思っています。
万年筆もおすすめです。見る人は見ているということで、特に動くところに視線が集まります。手を出したときの筆記具って結構見られるものです。
第14位:大型テレビとスピーカー
第14位は大型テレビとスピーカーです。在宅時間の質を爆上げするということで、65型液晶テレビを購入しました。やはりそれだけでは音が物足りなかったので、思い切ってスピーカーも揃えました。5.1チャンネルの様々な方向から音が飛んでくるシステムを導入しました。
家にいる時間の質が格段に上がりました。ファッションを学ぶには映画がとても良いんです。例えば、映画を作るとなったときに、その時代背景を事細かに調べ、スタイリストがついてその時代の服装や社会背景などを再現しています。特にファッションという意味では、時代の移り変わりや着こなしなど、いろんなものが学べるのが映画なのです。
大きいテレビを買ってみると、入ってくる情報量が10倍以上違います。細かなところに気づき、動きや色使いなど、ファッションの細部まで見えてきます。大型テレビは情報がたくさん伝わってくる上に没入感も素晴らしいです。
第13位:ハンターの長靴
第13位は長靴、特にハンターです。長靴と言えばこのブランド「ハンター」ではないでしょうか。
私は長靴がジャケットやスーツスタイルにも合わせられてかっこいいアイテムだと思います。スーツスタイルでハンターの長靴をかっこよく合わせたスナップを見かけることがあります。ツイードのスリーピースなどに長靴を合わせるのも良いんじゃないかと思います。
大切な衣類を濡らしたくないですよね。足元を守るためには長靴が必須だと思います。特におすすめなのが、ハンターです。非常にフィット感も良いですし、英国の伝統ブランドということでおすすめの一つです。色もオリーブやネイビーなど、スーツスタイルにも合わせやすい色があります。
第12位:ステンレスフライパン
第12位はステンレスフライパンです。私も大好きで何個か持っていますが、一生物と言えるフライパンだと思います。
私が使っているのはドイツのフィスラーというブランドのステンレスフライパンです。別に凝った料理をしなくても、このステンレスフライパンがあるだけで、お肉や野菜や魚がふっくらふわっと、中心はこんがりと、どこかの鉄板焼き屋さんでも出ないような味で簡単に仕上がります。
鶏のモモ肉などを刻んで焼くと、こんがり焼き上がり、もうそこら辺の焼き鳥屋さんや鉄板焼き屋に行かなくなるほどです。
第11位:サスペンダー
第11位はサスペンダーです。スーツスタイルを1段格上げするアイテムです。クラシックアイテムの代表格がサスペンダーで、大人の正装の必須アイテムです。
吊るしているので、ベルトのようにキュッと締めるわけではないため、パンツのシルエットが綺麗に出ます。おすすめとしては、パチッというクリップ型ではなく、ボタン留めのタイプです。こちらの方が立体感が出てきます。ボタンが少し動くので動きやすいですし、微妙な加減も調整しやすいのがこのボタンタイプの特徴です。
結婚式のときなどに1つあると重宝します。
第10位:帽子
第10位は帽子です。私はこの帽子のアンバサダーを務めさせていただいております。つまり、この帽子をPRするお役目をいただいているので日常的に被っているのですが、本当に愛してやまないアイテムで、被れない日の方が珍しいくらいです。
男性の顔の印象を変えられるアイテムは二つしかなくて、帽子と眼鏡です。比較的簡単に印象を変えられる魔法のアイテムが帽子なのです。
特にフェルトハットのようなハット系はあまり被っている方がいないと思うので、ジャケットやスーツを着て、こういうハットを被るだけでおしゃれ度が爆上がりします。
第9位:ダレスバッグ
第9位はダレスバッグです。私はダレスバッグが大好きで、「今はリュックじゃないの?ショルダーじゃないの?トートバッグじゃないの?」と言われる中でも、もちろんそういったバッグも使ってはいますが、クラシックなスーツスタイルやジャケットとパンツのスタイルには手持ちのバッグの方が合うと思いませんか?
手が離れてスマートフォンを触りやすいというリュックのメリットはわかりますが、見た目の美しさ、伝統的なフォルム、クラシックな印象を作るには、手持ちのバッグの中でもダレスバッグはダントツではないでしょうか。
収納力もあるんです。普段はノートパソコンやノート、手帳を入れる程度ですが、他の書類が入ったときにも対応できるという安心感がダレスバッグにはあります。ガード性があって分厚くないもので大切なものを守れる、強固なダレスバッグは10年前に購入したものを今でもガンガン使っています。
第8位:香水
第8位は香水です。香水は自分の主張の第一歩、あなたの印象を先に香りが相手に届くものです。自分の香りを持つということはとても大事なことだと思います。
自分の香りを持つことは相手への印象づけとしても使えます。欧州のお店などはお店の香りがありますし、ホテルに行っても香りのあるホテルがありますよね。こういう空間の香りは、空間を主張するものです。
世界基準で見ると香水は必須アイテムです。綺麗な香りをまとうことは相手へのエチケットでもあると思います。
良い香水に出会ったら、ぜひ自分の香りとして身につけてみてください。
第7位:日焼け止め
第7位は日焼け止めです。男性が何を言っているんだと思われるかもしれませんが、実感するのは肌の衰えです。どうしても肌や髪の毛の衰えが出てくるのは避けられません。
外から補うということがとても大事です。特に大事なのが、紫外線が強い現代の日本では、日焼け止めを毎日のケアとして取り入れることです。
こういう対策を少しでも前もってケアしているかしていないかで、10年、20年と大きな変化になります。ぜひ今年からは日焼け止めを塗る習慣をおすすめします。
第6位:アイウェア(眼鏡)
第6位はアイウェア、つまり眼鏡です。先ほど帽子をご紹介しましたが、帽子とともに顔の印象をガラッと変えてくれるアイテムが眼鏡です。
もちろん眼鏡が必要ない方は検討しなくても良いのですが、眼鏡をしている方で、ずっと同じ眼鏡をしていませんか?眼鏡を変えると印象が大きく変わります。
同じ眼鏡でキャラクターを確立することも一つの方法ですが、TPOや場面によって印象を変えていくことも大事だと思います。アイウェアを更新したり追加したりすることはとても重要です。
第5位:クラシックなヴィンテージの時計
第5位はクラシックなヴィンテージの時計です。1930年代、40年代、スリーピーススーツにハットをかぶっていた時代、男性のアクセサリーとして登場したのがこういう時計なので、スーツスタイルに馴染まないはずがありません。
オーバーホールしていけば、時計は長く使い続けることができます。男性にとっての唯一許されたアクセサリーが時計です。
時間を確認するだけならスマートフォンやApple Watchでもできますし、機能面ではそちらの方が優れているでしょう。しかし、クラシックな佇まいを腕に身につけ、「今日の時計はこれだ」と決めて過ごす一日は心地よいものです。
第4位:ブーツ
第4位はブーツです。女性は秋冬になれば半分ぐらいの方がブーツを履いていますよね。男性に関してはファッション感度が高い方が履いているものというイメージがあります。
履くだけでファッション感度が上がるのがブーツです。私が所有しているのはレッドウィングというブランドのアイアンレンジャーという靴で、かつて炭鉱夫の方が履いていた靴です。本当に丈夫で、万が一のときもガシガシ歩ける靴なので、いざというときも重宝します。
また、レッドウィングの875という靴も所有していますが、経年変化が楽しいです。特にレッドウィングは内側から染み込んだ油が少しずつ溢れ出てきて、徐々にエイジングしていきます。最初はマシュマロのような柔らかい印象だった靴が、今ではコテッとした力強さを感じるような風貌に変わりつつあります。
また、スーツやジャケットスタイルに合わせるブーツとしてはチャッカブーツもおすすめです。普段は仕事や食事会などにチャッカブーツを合わせることが多いです。
チェルシーブーツ(サイドがゴムになっている靴)もドレッシーでおすすめですが、1つ注意点があります。着脱が困難で、ソックスごと抜けてしまうこともあります。検討されている方は、脱ぐときにきついということを覚悟の上で履いてみてください。
第3位:パラブーツ
第3位はパラブーツです。先ほどのブーツはブーツ全般を指しましたが、パラブーツはブランド名です。登山靴から派生したブランドの短い靴です。
私が買って良かったと思える靴がパラブーツのビジョンというタイプです。他にもアヴィニョンやシャンボールなど有名なモデルがあります。ミカエルなど、揃えたくなるようなモデルが多数ありますが、特に良かったのがパラブーツのアヴィニョンです。
特徴としてはソールも良く、雨の日に履く靴としても最適で、オイルを塗ればしっかりと水をはじきます。年々値段が上がっているブランドなので、今年もさらに上がることが予想されます。
最初の1足としては、スーツスタイルにもジャケパンスタイルにもカジュアルスタイルにも万能に合うシャンボールでも良いですが、ビジョンが一番おすすめだと心を込めて言えます。
第2位:オーダーシャツ
第2位はオーダーのシャツです。とびっきり上質なものでなくても良いのですが、フィットした自分専用のシャツは素晴らしいものです。シャツは「下着」とも言いますが、肌に直接触れるものですから、気持ちが良いものを選びたいですね。
体の動きにちゃんと合ったシャツは、ストレスフリーで一日を過ごせます。良いシャツを着て仕事をすれば、良い結果が出るはずです。シャツこそ、何枚かオーダーで揃えてみることは価値のあることだと思います。
第1位:オーダースーツ
第1位はオーダースーツです。これは私がオーダーメイドのスーツサロンを経営しているからというポジショントークではなく、私自身が本当に一番良かったと思うのがオーダースーツです。
私のスーツサロン「ボットーネ」で仕立てたものも5年以上着ていますが、全くストレスがありません。この生地を選んだときの「高額だな」と悩んだ記憶や、誰かと相談しながら決めた思い出も残っています。そういう作った時の記憶があるので、大切にケアをしていくのです。
大量生産で作られたものをたまたま買ったものではないので、愛着が違います。ブラッシングをしたり、きちんとクリーニングに出したり、スチームをかけたりと、丁寧にケアをします。そうすると良い意味での経年変化が現れます。
長く一つのものを着ていると、様々なコーディネートができるようになり、長く着られることの良さを実感できます。スーツは男性の勝負服です。ジャケットもカジュアルなシーンでかっこよく決まります。
こんな魔法のアイテムこそ、ジャストサイズで、時代感を表現しながら、自分だけのために1着を仕立て上げるべきです。そういうストーリー性のある服は1着2着と作っておいて損はないと思います。
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ということで、本日は私が実際に買って本当に良かったと思うものを15個お届けしました。
皆さんはどんな感想を抱かれましたか?持っているものはありましたか?
ぜひ2025年に揃えてみてください。
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
2025年4月9日
オーダースーツ ボットーネのブログ | 明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術
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