新しい動画サービス、好きを誰かの価値にする!の撮影で感じたAI時代に残る仕事術
松はじめです。
表参道サロンで、なんと・・撮影!
[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]10月にリリースされる新しい動画サービスのお話をいただいて、撮影が行われました。好きなことで、誰かの価値にする、というコンセプトだそうで、これからの時代にマッチしていて、私自身とても共感しました。 [/speech_bubble]
AI時代で仕事が奪われてしまうのではないか・・・と不安になるかもしれないが、そんなことはない。私たちが感じたことをまとめてみた。
ある企業様の、とても面白い動画コンテンツの企画のお話をいただいた。
その撮影が行われた。
その企画とは、「好きを誰かの価値にする」をコンセプトにして、
様々な専門家の「好き」を紹介していくというもの。
紹介しつつ、新しい出会いを創出していくメディアアプリで、動画サービス(20〜30代向け)なのだそうだ。
ウェブ上の動画だから簡単な撮影かな、と思ったら機材もかなり本格的。撮影時間も3時間に及んだ。
動画の中では、既製品のスーツの選び方ポイントから、着こなしやカラーコーディネートについてインタビュー形式で行われた。
どこを見て、どんなポイントでスーツを選べば良いの?
着こなしで、ちょっとおしゃれに見えるポイントって?
これはやってはいけない、意外なことは?
そんなことが綴られている。
[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]公開は10月、既に60名近い色々な分野の専門家の方が登場なさるということで、どのような動画になるのか今から楽しみです。
ちなみに写真の動画撮影のカメラですが、これもここまでのスペックがなくても良いし、最近はテレビ番組でももっと簡単なカメラを使うそうです。が・・好きで、凝っていくうちにこのカメラになったのだとか!こういうのが好きです、面白いですよね。[/speech_bubble]
好きなことで生きていく
何か、好きなことを生業とする。
これはこれからの時代を生きていく中での鍵となると思う。
スマートフォンが登場して、駅の改札が自動改札になって、一体どれだけの仕事が失われたのだろう?
[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]
アマゾンの出現で日本の本屋はことごとく減っていくなんて、40歳の私、松はじめが、社会人になりたての20歳の頃は想像もつきませんでした。2007年にアイフォンが登場して、まだ10年ちょっとですが、社会が激しく変化しましたよね。これからAI時代になると職業自体がなくなってしまうことだってあるわけです。
その中で、AIに出来ないことは何だろうか?というと、好きとか、面白そうとか、楽しいとか、そういったことではないでしょうか?
[/speech_bubble]
AIで変わっていく仕事
堀江貴文さんと落合陽一さんの共著、10年後の仕事図鑑ではAIによって減っていく、変わっていく仕事が言及されている。
例えば、
・管理職
・秘書
・営業職
・現場監督
・エンジニア
・弁護士
・会計士・税理士・社労士
・スポーツの監督
・介護職
・警備員
・教員
・研究者
・テレビ
・事務職
・倉庫業務
・公務員
・窓口業務
・医師
・クリエイター
・アート
・銀行員
・運送業
・翻訳
・ドライバー
・農業
・顧客対応
・書店
・飲食店
・物流
・編集・校正
など。
[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]10年後に仕事がなくなります!ということではなく、その仕事の中でAIが担当する部分と人が担当する部分が言及されているわけですが、どう変化するのか?を今から知っておいて損はないと思いました。 [/speech_bubble]
例えば、管理職。
管理するだけの管理職はAiで充分と。確かにその通り。
経営者でさえも管理するだけの人はAIに代替えされるとある。反対に志は、AIにはない。いかに志があるか、それを伝え、人を巻き込んでいけるか?最終的には結局は人と人なのだと思う、だから情熱や、楽しさ、好き、そういった部分は人間経営者が担うはず。
また秘書は、スケジュール管理や日程のリマイン、それらは確かにAIの領域だ。
でも、本書にもあるがコミュニケーションを円滑にする人間的な仕事は、なくてはならない秘書の領域だ。
また、クリエイターはなくならないのでは?と思うところだが、
キャッチコピー一つとっても、売れるコピーは過去の膨大なデータを解析して売れる法則を見つければ、ヒットする確率は上がるし、ヒットしている映画も法則があるというのだから、AIの方が面白い映画を作れるかもしれない。
AIで生まれる仕事
反対にAIによって減る仕事があれば、AIによって生まれる仕事もあるという。
現代的にはユーチューバー、とか、コンビニアイス評論家の事例も紹介されていて、ニッチな職業も次々と生まれていく。時代に波に乗れると楽しく生きられる。
ドローン関連やショービジネスという分野についても言及されている。
その他、
・個人経営のお店
・職人
・宇宙開発
・観光業
いずれにしても、新しい付加価値を生み出すことだ。
AIに仕事が奪われないように、というと悲観論のように聞こえるのだが、好きなことを組み合わせれば良いと常々私も思っている。堀江さんも、「好きなことを掛け合わせ100万分の1を目指せ」と語っている。
堀江さんも何の仕事をしているのか?と一言では言えないほど色々なことをやって組み合わせているし、落合さんも大学教員でありながらも、研究者であり、アーティストでもあり、経営者でもある。
落合さんは、これまでの時代は「ワークライフバランス」だった、これからの時代は、「ワークアズライフ」だと言う。
生き抜くためには、AIに任せることは完全に任せてしまって、自分しか出来ないことをやっていこう、と。
[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]そして遊んでいるように仕事をする、だから人生そのものが仕事という生き方。 [/speech_bubble]
気がついたら好きなことしかやっていない
趣味って没頭して、時間があっという間に過ぎるが、私にとって仕事はそんな感じだ。
それはもちろん今たどり着いた世界であって、最初っからそうだったわけではない。
でも、なんとなく好きなことをしたくて、変な話だが自分に嘘がつけなかったのだと思う。
服飾という世界の奥深さに魅了されてこの業界の門を叩いた。
私が門を叩いた時に学んだ書籍は、多くの著書を出版していらっしゃる服飾評論家の方の方だった。気がつくと、好きが高じてボットーネというオーダースーツ、オーダータキシードを仕立てる会社をはじめ、あの頃憧れかじりついて読んだ本を書かれた先生方から直接服飾史を教わることになっていた。
おかげさまで、ボットーネという会社で楽しく大好きな洋服に囲まれながら仕事している。
祖父が小さな写真館をやっていたためか、小さな頃から写真が好きだった。そしてこうしてボットーネとして発信することもまた好きである。
そんな風にして好きなことをやっていたら、その好きが誰かの役に立つ!というコンセプトの取材のお話がボットーネの松はじめに来たということだ。
嘘をつく仕事は断る
好きを仕事に、というと楽観的に聞こえてきそうだが、仕事は仕事。
任せられたからには責任もあるし、何よりも信用が第一だ。
このメディアに訪れていただいて、例えば取材の機会をいただくというのは、どうもこの松はじめというやつは好きでまっすぐに仕事をしているらしい。という信用があってのこと。
だからこのメディアは、基本的には私が書いている内容は、私が良いと思った物しか取り上げないし、今後もその点は譲れないのである。1,000万円積まれて書いて欲しい、と言われても良いと思わなければ良いとは書けない。
書くと嘘になってしまうからだ。
[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]嘘がなく、まっすぐに。それが信用に繋がる。これからは正直な人が生きやすい時代になるはず。[/speech_bubble]
まとめ
今回、好きを誰かの価値にする、という素敵な企画のお話をいただいた。
3時間取材いただいて、ふと思ったことは、好きなことを仕事にするというのは楽しい!というシンプルな結論だった。
好きなことなので、あと3時間でも喋れる。もちろん必要があれば。
その、得体も知れないけどなぜか好き、を追求していくとそれが価値になるという。
この撮影で取材している方の中には、ものすごく海外旅行が好き!というような方がいるそうだ。そんな方から海外旅行の裏技が聞けたら・・楽しい、知りたい。ただ情報が載っているサイトはたくさんがあるが、海外旅行が好きなその人が発信する情報だから、価値があるし面白い。
AIによって代替不可能な仕事は、趣味の延長で生み出す。マニュアル通りに決められた仕事ではなくて、アート性のあるクリエイティブな仕事をしようと思う。
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AI、仮想通貨、モチベーション格差、、
希望の未来か、絶望か決めるのは未だ。
・全てが逆転するこれからの働き方
・なくなる仕事・変わる仕事
・生まれる仕事・伸びる仕事
・お金の未来
・ピュアな情熱に導かれた”自分の人生”を生きよ
そんなことが描かれている、もう始まっている新しい世界の話が描かれている本。10年しないうちに起こるような気もしますね。
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
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