麻布 郡司 麻布十番で和食 カジュアルな隠れ家に行ってみた
松はじめです。
お世話になっている経営者であるK氏に、麻布十番の麻布 郡司(あざぶ ぐんじ)というお店に連れて来てもらった。
このお店、
・麻布十番の会食・デート向きで隠れ家だけどカジュアル和食
・九州直送の鮮魚が美味しい
・10人以上で貸切も可能な貴重なお店
なのだ。
・平日深夜3時までやっている
というのも貴重なお店。
[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]六本木からも近い麻布十番の麻布 郡司、路面店ではなく2階なのでドキドキしますが、リラックスした空間でカジュアル割烹なのだとか。 [/speech_bubble]
お世話になっている経営者のK氏は店主と知人だという麻布 郡司。
オープンした、という話は聞いてはいたのだが、初めてお店へ連れて来てもらった。
こちらは同じく麻布十番にあるカジュアルに楽しめる和食のお店で、店名の郡司(ぐんじ)さんのお店。新鮮なお魚も楽しめるお店だ。
〒106-0046 東京都港区 元麻布3-11-2 カドル麻布十番2階
月~金 17:30~27:00(L.O.26:00)
土、祝 17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:日曜
現在ランチ営業はやっていない
麻布十番の中でも六本木ヒルズに近い場所に位置しており、レジデンスの住民の方をはじめ、この界隈の方から愛されているお店だそうだ。
都内の中心部でありながらもなんとなく下町っぽさが残る麻布十番。今も老舗のお店が軒を連ねている。この街に、まだオープンして間もない香りが漂う麻布郡司。
麻布十番 麻布 郡司の店内へ
それでは、2階にある麻布 郡司の店内へ。
店内に入ると、明るい日差しが差し込む大きな窓が目に入る。コンクリート打ちっ放しの壁と、木の温もりを感じられる家具たち。
[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]高級感があるのにかしこまりすぎずリラックスできる空間です。
程よく賑わってはいるんですが、ワイワイガヤガヤうるさいわけじゃあないのが麻布十番、大人和食の楽しいところ。麻布 郡司も期待は裏切りません。私もまだ20代だったら入店ハードルは高いです。[/speech_bubble]
和モダンのL字カウンターは、うっすら光を放つ銅で出来ていた。
まだ真新しい銅、これから麻布郡司とともに年月を経てどんな風合いになっていくのだろう。
その銅板カウンターの上には新鮮な素材がところ狭しと置かれている。
店内は女性のお客さん中心に賑わっていて、その後ご家族でいらっしゃる方や、男女でいらっしゃる方などで席が埋まっていた。デートや会食にも良さそう。
いや、デートや会食以外に何が??
と思ったが、意外にもこの麻布十番とか六本木界隈の方は家族で利用している方もいる様子だ、なるほど〜。
カウンター以外にボックス席はあるが、個室はないそうだ。
[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]個室はないですが、10人以上だったらお店貸切にしてくれるそうです。10人で貸切って・・贅沢な気が。[/speech_bubble]
麻布 郡司 店主の郡司さん
ごあいさつ
美味しい魚や肉を選びました。
こだわりの日本酒やワインと一緒にいかがですか?
「今日はこんな感じで」とリクエストに応じてのおまかせコースや 「ひとりで好きなものを食べたい」とアラカルトで一杯のビールでも お客様側がご自由に楽しめる空間です。
お一人様でもグループでも和食をベースとしたお料理をどうぞ。
ご来店を心よりお待ちしています。
店主 郡司智美
麻布 郡司 ウェブサイトより引用
早速K氏とカウンターに座ると、真剣な眼差しで調理中の料理人が。こちらが気さくな店主の郡司さんだ。
・
・
・
が・・
・
・
・
なんと、アラカルトメニューには価格が載っていない!さすがは麻布十番だ、と思った。
メニューに、ない。価格が・・・
ひゃー、小心者の私、K氏が連れてきてくれなかったら何も頼めなかったかもしれない、と冷や汗が。
ところが麻布 郡司はアラカルトも豊富だが、5,000円台から楽しめるコースもあった、ほっ。
麻布 郡司のお料理 夜の食事がスタート
さて、こうして出てきたのはまずは小松菜。
イワシの梅オイル煮。
鶏の南蛮漬け。
ガッツリつっつく、というのが私は苦手なので、小ぶりで出てくるのがとってもいい。
うに豆腐。一手間かけた豆腐に、わさびを乗せて。新鮮だ、うにが。
[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]これは、どう考えても美味しくないはずがない見た目ですが・・とろけますよ。[/speech_bubble]
肉じゃがは、良いお肉。切れた、ホロっと、お箸だけで。
[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]肉じゃが、なんですが。家では作れない肉じゃが。[/speech_bubble]
新鮮な食材
店主の郡司さん。
良いサバが入ったということで、
K氏の一押し、ゴマサバ。当然といえば当然だが、、新鮮!目の前に登場したサバなのだから当然だが、わざわざ三崎港まで行って食べたマグロのような美味しさ、歯ごたえもあって。
お造り。魚が美味しいというのは事前に聞いていたが・・
間違いなし、魚も美味しい。
少食の私も箸が進む。
[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]もうちょっと子供が大きくなったら、嫁と二人でカウンターでシレッと飲みたいところですね。[/speech_bubble]
うなぎ!
[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]六本木で働いてたら、通い詰めてたなあ。[/speech_bubble]
後半に差し掛かり、この料理がなんだったか思い出せない・・・
でも、ぺろっと食べたことは記憶にある。
この唐揚げが絶品だった。
はずれなし。
麻布 郡司でオーダーしたお酒
生ビールはハートランド。澄んだ黄金色とまっ白の泡、スッキリとキレのある味!
30歳になる前に、私は表参道の裏路地のレストランを貸し切ってパーティーを開催したことがある。
カラーパーティーと題して、その色のアイテムや服を身につけてきてくださいね、というパーティーだった。会場のレストランは南フランスの料理を振舞うお店で、看板がない。そこでスタンディングのイベントを行った。
出てきたビールがハートランド。注文して、瓶を受け取ると仲間と瓶をナナメにぶつけて乾杯して、こう思った。
くぅー、大人だゎ〜。
若かりし日の思い出だが、その日以来、私の中にハートランド=おしゃれ!という構図が脳内で出来上がっているんだと思う。
和食に合うお酒が次々と
鶴齢(かくれい)は新潟の日本酒、淡麗辛口の味わいですっと入っていく。どんな和食にも合うと思う。
郡司をご紹介いただいたK氏から美味しいですよ、と。はい、美味しいですね。
郡司さんに提案していただいた楯野川は山形の日本酒。こちらは限定流通品。華やかな香り。これはぐいぐいいける・・。
太平海、茨城より。
こうして並べてみたものの、日本酒については全くの素人だ。
素人だが、なんというのか外れがなかった。かくなる私は米どころ富山県の出身なのだ。出身地について富山だというと、だいたいは魚と酒が美味しいよね、となる。ちょっとマニアックな方だとブラックラーメンですよね、とおっしゃる。
ところが、私は日本酒にも疎いし、ブラックラーメンを食べたことがないため、まったく会話が発展しないというジレンマ・・・。もう少し日本酒を勉強しなければ。
しかし、なぜか焼酎なら詳しいのだ。
とういことで本格焼酎の兼八(かねはち)。麦チョコの味がする麦焼酎である。みなさまはどうお感じになられるだろう?
私もいろいろとお酒は飲むが、焼酎だけはかなりいろいろな種類を飲んできた。若い頃にやたらとお酒が詳しいバーをこよなく愛する友人 Zと飲みに行き、次々とお酒を解説してもらった。
当時うちのサロンが新宿にあって、地下の隠れ家焼酎バーを偶然歩いていて発見したのだ。入ってみると、床にまで置かれた焼酎たち。その数300種類以上で、ほとんど大将の好みで選定したというから、利益度外視で好きでやっているんだなあ、と感動したものだった。
私とZは週1通いつめて、1回に3杯の焼酎をセレクションしてもらった。あまりに通ったために常連忘年会にも呼んでいただき、8000円で店の焼酎飲み放題、和食フルコースという特別企画に、10種類以上を飲んだことを考えると、100種類以上は飲んだはずだ。
その頃、麦焼酎の中で大ヒットしていたのがこの兼八だ。
いわゆる麦焼酎の常識を覆されて、個人的に購入しようと酒屋を探し回ったが、だいたいは抽選か、抱き合わせ販売といって他の焼酎とセットで買わないと売らないよ!という強気商品だったので、結局買えなかった記憶がある。
ワインも美味しかった
そういえば最近、ワインばっかりだ。本日のワインメニューとある、いつも旬のおすすめワインが並んでいるはず。
シャトー・フレイノー キュヴェ・トラディショナル。ボルドー、樽熟成でスパイシー、少し重みがある。
[speech_bubble type=”std” subtype=”a” icon=”7Q6A8822_result3.jpg” name=”松はじめ” ]いつも通りよく飲みました・・。もう、お酒が進む進む。[/speech_bubble]
まとめ
今回、経営者K氏に麻布十番にある、麻布 郡司に連れてきてもらった。
麻布十番という街にあり、新鮮な魚を中心にカジュアルに和食を楽しめるお店。
2階なので最初は入りづらい、だが入った時の開放的な空間が待っていた。
おそらくデートや、接待、また麻布や六本木界隈の家族連れの方の姿もあった。
平日はかなり遅い時間までやっているし、いろいろな使い方ができるお店だと思う。
10人以上で貸切にしてくれるところも良いと思った。
店主の郡司さんは、「いくらくらいで仕切って欲しい」というように要望すれば対応してくれるそうなので、そういう感じで次回は行ってみたい。
麻布 郡司(麻布十番)
〒106-0046 東京都港区 元麻布3-11-2 カドル麻布十番2階
月~金 17:30~27:00(L.O.26:00)
土、祝 17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:日曜
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
おすすめ記事
- ミットナイトブルーとは?黒より黒い生地を!ウィンザー公の無謀な注文1920年ごろのお話しです。 ウィンザー公は、ある色を考えました。 考えた、というよ…
- なぜタキシードにはブラックタイなのか?黒いことには意味があるもしパーティーのドレスコードに、ブラックタイと書かれていたらこの暗号はタキシードでお…
- イギリス生地の聖地 ハダースフィールドとは?2月1~3日までは、世界最大級の生地の祭典、ミラノウニカだ。 このミラノウニカ、世界…
- スーツの流行2018 オーダースーツのゆったりとした着こなしにはワンタック?ツータック?まず、このスーツの全体的なシルエットはこんな感じ。 スーツスタイルは、何年もタイトな…
- ブートニエールを結婚式で付ける意味は?ブートニエールとは、ジャケットの襟穴に付ける一輪の花。 これは、もともとはプロポーズ…
- 【葛利毛織のションヘル織機をこの目で】スーツ生地 dominx(ドミンクス)を織る日本の織元名古屋駅から真っ赤な名鉄電車に乗る。 私が6歳の時に大好きで持っていたプラレールに、…
- スーツウォーク 2日目は大西基之先生はじめ中村達也さん、鴨志田康人さん、鈴木正文さん、吉國武さんらが登壇した講演スーツウォーク1日目の様子 スーツ好きが集う!台湾スーツウォークはアジア最大級のファ…
- ネイビーのポロコート|ビジネスにも使えるモダンなコートネイビーのポロコートのコーディネート ポロコートといえば、キャメルです。 キャメルは…
- 英国から来た流儀 服飾評論家 出石尚三氏の服飾史の講義に参加してきました英国から来た流儀は、服飾評論家の出石尚三先生が講師を務めていらっしゃる、服飾史を勉強…
- 冬に着るとおかしなスーツ?スーツ選びは織りに注意スーツを選ぶということは、一緒に素材も選んでいるわけだ。 素材にはウールとか、モヘア…
関連カテゴリーの人気記事 週間ランキング
- 1表参道のガレット専門カフェでランチがおすすめ!ブレッツカフェ クレープリー 表参道店
- 2古無門 移転先は横浜・関内! 桜新町(弦巻)の住宅街にあったお好み焼きランチ
- 3パンとエスプレッソと 表参道の人気パン屋のムーがおすすめ
- 4江ノ島のBar d(バード)というバーへ 喧騒から離れた異空間で飲むシングルモルト
- 5表参道のサラダ専門店 サラダストップのサラダラップが美味しい
- 6モンテ 祖師ヶ谷大蔵のイタリア料理店の手打ちパスタが美味しい
- 7祖師ケ谷大蔵のイタリアン エジリオ サーラでおすすめパスタランチ
- 8南青山で一番天空に近い和菓子屋 表参道や青山でお手土産に紅谷
- 9麻布 郡司 麻布十番で和食 カジュアルな隠れ家に行ってみた