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フォーマルスーツは気持ちを表す服

4月も後半になると、関東は桜も散り、暖かさを通り越して汗ばむ日も増えてきます。

きっとあっという間に夏がやってくるのでしょう。

今年はすでにたくさんのお客様に『リネンシャツ』をお仕立てさせていただいてますが、皆さん夏の装いの準備はできていますでしょうか?

街着としてのデニムやスラックス、リラックスウェアとしてのハーフパンツやスイムショーツ、どちらの組み合わせであっても上をTシャツから『リネンシャツ』に変えるだけで驚くほどエレガントになります。

今年は例年以上にカプリシャツのオーダーもいただいており、Tシャツから一歩進んだ装いが広まっているのを感じますね。

さて、本日はスーツについて。

スーツは言っても、ビジネススーツではなく『フォーマルスーツ』について改めて解説したいと思います。

コロナ禍でスーツを着用しない人も非常に増えてきていると思いますが、いくら仕事でスーツを着ないからといっても、フォーマルな場面では誰もがスーツを”ちゃんと”着なければなりません。

夏でも冬でも、コロナ禍でもリモートワークでも、関係ないのがフォーマルです。

例えば結婚式。

6月の結婚式と言えば、そうです、ジューンブライド。

欧州では古くから「6月に結婚すれば幸せになれる」と言い伝えられており、日本でもこの時期の結婚式は今でも変わらず人気があるのです。

今年の冬は緊急事態宣言やマンボウ等により制限されていた結婚式も、これからの季節は大きな制限なく開催されるでしょうし、結婚式を挙げることをためらっていた人達も動き始めています。

(ボットーネは新郎タキシードのオーダーも承っていますから、その辺は詳しいんです笑)

私も元同僚から結婚式のお誘いをいただき、9月と少し先ではあるものの、久しぶりのイベントにワクワクしております。

話ちょっとそれましたが、リモートワークの皆さん、スーツを着なくなった皆さん。

はっきり言います、『危険ですよ!』

家でウエストがゴムの楽なパンツばかり履いていませんか?

オーバーサイズのTシャツでお腹のたるみを隠していませんか?

スーツを着なくなった皆さんも、フォーマル用のスーツだったり礼服だったりは手元に残しているはずです。

ちゃんと、使用日の3カ月前にはサイズチェックしてみてください。

(30歳を超えたら、1・2カ月じゃ簡単には痩せられませんから。笑)

brown and white wooden table beside sofa chair

そういう意味では、スーツは体調管理における 一つのバロメータだと思っています。

私は仕事柄毎日スーツを着ていますが、いまだに一度も『サイズアップ』したことはありません。

毎週体重計にも乗りますが、ずー-っと同じ体重をキープしています(本当は痩せたい、3キロくらい)

先日、ある経営者の方にスーツのウエストを広げるお直しをご提案したところ、

「いえ、私の体型を戻します!一度楽をしたらもとに戻れなくなってしまうので、、、!」

とおっしゃっており、「さすがだなあ」と。

私も年齢を重ねてもそういう考え方でいたいですし、「このスーツを着る為に体型をキープする!」くらいに思っていただけるスーツをお仕立てしていきたい。

さあ、もう一回戻りますが、今日はフォーマルスーツのお話です。

ただ、「このシャツはNGです」とか「こういうネクタイをしましょう!」とかそういう話ではありません。

「気持ちを表すひとつの手段」に装いがある、ということをお伝えしたいと思います。

まずは皆さん、「フォーマル用のスーツ」を日常できるスーツと分けていますでしょうか?

フォーマル以外のシーンでは一切着ない服、という訳ではなく、何か特別な場面で着用しよう!と思えるスーツがあるかどうかです。

ボットーネではそうしたスーツは分けることをお勧めしています。

何故か?

答えは簡単です、フォーマルシーンは日常ではないから。

身近な結婚式で例えるとすると、結婚式を挙げた経験のある方は分かると思いますが、本当に驚くほど準備が大変だったと思います。

何度も式場に足を運び、ドレスやタキシードの試着を繰り返し、仕事の後帰宅後も動画編集や招待の準備をしたりと、結婚式は数カ月にわたって全身全霊で準備をしている人たちが開催する一大イベントです。

しかも一生に一度の。

そこにあなたが招待されたとします。

大切な友人です、地元の同級生です、可愛がっている部下です。

そんな立場で招待されて、「いつも仕事で着ているスーツを着てきました。」なんて、私なら絶対にできない。

心がこもっていませんから。

「まあ、これでいいか。シルバーのネクタイすれば結婚式っぽいでしょう。」という気持ちが、相手にも伝わってしまうかもしれません。

それなら、少々のマナー違反があったとしても、精一杯おしゃれをして、「あなたをお祝いするために、心を込めてこの服を選んで今日来ました!」という方がよっぽど素敵じゃありませんか?

フォーマルは日常ではなく、特別な日です。

特別な日に、その気持ちを簡単に表現できることのひとつが『服装』だと思っています。

もしあなたがフォーマル用のスーツを持っていないとすれば、今からでも遅くはありません。

いつものショップで、店員さんに明確に意図を伝えて、ふさわしいスーツを選んでください。

もしボットーネにお任せいただけるのであれば、こんなに嬉しいことはありません。

あなたを引き立てる、控えめで上品なスーツを私が責任を持ってお仕立てさせていただきます。

日常でもスーツを着なくなった時代だからこそ、フォーマルでは最高のスーツ姿で臨んでみませんか?

きっと周囲から一目置かれ、もしそれがお祝い事であれば相手にあなたの気持ちが伝わるはずです。

とはいってもマナーも大事。

最低限はおさえて、大人として恥じない姿で。

こちらのブログでまとめています。

あわせてご覧ください。

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nakanomaruライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。その後、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。

2022年4月23日
ファッションアイテム | フォーマル

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