トムブラウンのチルデンニットとニューヨークと

忙しいとどうしても着こなしがマンネリになる。特に私はデザイナーじゃなくてカッターでもなくフィッターだから、立ったりしゃがんだりしてピンを打つわけで、仕事という側面から考えたらシャツジャケットとイージーパンツのような動きやすいのが良いけれど、それじゃあ面白くない。
どうしたら面白くなるかなぁ、と考えたときに、そうだ!オーダーした服も含めて手持ちの服で着まわして、365日365パターンのコーディネートをやってみよう!と思った。
しかしうちはテーラーだ、ショップじゃないから、店頭にあるアイテムを合わせて撮影ってわけにもいかず、全部私物でやってみよう、と続けて一ヶ月くらいになるけど、まあ今のところ被ってない!
あと何日いけるのかわからないけど、39歳という40歳に満たない中途半端な男の、ささやかな挑戦であった。
というわけでニットを投入してみよう。
いつものネイビーのジャケットに、トムブラウンのチルデンニットを合わせてみた。
チルデンニットは、アメリカのテニス選手 ウィリアム・チルデン着用でこの名となった、Vネックで衿と袖に色が入ったテニスセーターだ。
チルデンニットは古くからある、なかなかトラッドなアイテムだ、この季節ジャケットに合わせても素敵だと思う。
合わせる色を問わないホワイト・コットンパンツに似ていて、手持ちの定番アイテムはもちろん、トレンドアイテムと合わせても引き立て役になるし、1枚でも色々なボトムと着まわせる。

本来はケーブル編みの厚手セーターだが、このトムブラウンは薄手。

こちらがラルフローレンのいわゆるケーブル編みのチルデンニット、涼感が出る。
チルデンニットといえばこういう感じだ。
良くも悪くもプレッピースタイルという、シンプルに一言でいえば《昔のおぼっちゃま学生スタイル》であり、それが昨今もレディースでも人気のマニッシュなスタイルの原型になっている節もあるから、ファッションは面白い。
さて、このトムブラウン、ラルフローレンといえばともにニューヨーク発信のファッションブランドだが、ニューヨークブランドは意外と多い。
トムフォード、それにブルックスブラザーズもそうだ。
レディースならディファニー、セオリー、コーチ、ケイトスペード、マイケルコースもある。

そんなニューヨークから写真が届いた。
カメラマンとしてのステップアップをするため、ニューヨークに修行に行ったのは私の妹の彼。
そんな彼のニューヨーク行きが決まった後すぐに結婚し、そのまま地元富山県からアメリカに渡った妹は現在ニューヨークに住んでいる。

そんな妹からの写真。
ガラス張りのホテルはミレニアムヒルトン、世界貿易センター跡地の前の高層ホテル。

マンハッタンを一望できるような高層ビルはGoogleのニューヨークオフィス。
Google以外の企業も入っているビルのようだ。

世界貿易センタービル跡地の最寄りの地下鉄の駅。



ダンボの街周辺にあるブルックリンブリッジとマンハッタンブリッジ。
付近が広い公園になっており、散歩もできる綺麗なスペースなのだそうだ。
ニューヨークにはたくさんの橋がある。
以上ニューヨークからでした。

ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
2017年4月27日
明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術 | スーツ ジャケット スタイル
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