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スーツの着こなし術

ソラーロ スーツの着こなし 別名サンクロスという太陽に強い玉虫色の生地

オーダーサロン ボットーネがお届けするビジネススーツ&フォーマル通信。

松はじめです。

今日はソラーロのジャケットを着てみました。

ソラーロというのは、光の当たり方によっていろいろな色に見える、玉虫色の不思議な生地です。

別名もいろいろあります。

余談ですが玉虫にはちょっとほろ苦い思い出もありまして、そんなことをまとめてみました。

ソラーロのジャケット私が着ているのはソラーロのジャケット。

ソラーロは、もともとは緯糸(よこいと)を緑、タテ糸を赤で織った素材から始まっていて、ミラノやナポリでは定番のスーツとして着られている。

上下揃いのソラーロのスーツ

私の素材の師匠である大西基之先生。

講義に来てくれた時に着ていらしたのは、ソラーロのスーツ。

日本ではこれまでよほど洋服好きでないと知られていなかったのがソラーロのスーツ。

今やたくさんの生地ブランドからソラーロが出ている。

ネイビーやグレーのスーツが揃った方のプラス1着に、ソラーロのスーツがあると着こなしの幅が一気に広がる。

カジュアルスーツとして

ダーク系スーツを中心に、ブルーやライトグレーのスーツは持っていても、さすがにベージュやソラーロのスーツは持っていないという方は多いだろう。

でも、いきなりソラーロのスーツを着るのはどうも抵抗がある・・・

そこで、まずはカジュアルスーツやカジュアルっぽいスーツとして挑戦してみてはどうだろう?

夏のクルーズパーティーや、レストランでのディナーに、ニットポロを合わせて着崩してみては?

ソラーロ スーツのコーディネート

ソラーロのスーツは、独特の色ではあるものの、基本的にはベージュや茶色の仲間。

そこで、基本的にはブルーのシャツ・ネイビーのタイと相性が良い。

ファッションコーディネートの専門用語に、アズーロ・エ・マローネという言葉がある。

紺と栗色を意味するイタリア語で、ヨーロッパ全土で見かける色使いだ。

これを覚えておけば、美しく見える方程式を手に入れたようなもの。

また、ソラーロは独特の光沢感がある。そこで小物はマットに。

カジュアルな雰囲気にするなら、ニットタイなども合わせられる。

ソラーロのスーツ オレンジのネクタイ

パープルのネクタイや、ブラウン、オレンジのネクタイも合う。

もちろん白シャツも基本となるので、ブルーとネイビーの小物を中心に手持ちのアイテムで合わせてみても、着こなせると思う。

カジュアルな雰囲気を醸す場合は、デニムシャツとニットタイ。

ソラーロスーツは、持っているだけで洒落る、新しい日本のスタンダードスーツになり得るかもしれない。

靴や小物は茶系が合わせやすい

ソラーロ スーツのコーディネートは、基本は茶系の靴や、茶系のバッグが合う。

写真はスムースレザーだが、例えばソラーロ スーツにスウェードのローファーを合わせて着こなしてみてはいかがだろう?

程良く力が抜けてバランスが取れる。

ソラーロのスーツ生地の特徴

玉虫色に輝くソラーロはイタリアで太陽を意味し、サンクロスとも呼ばれる。もともと英国でサンプルーフと呼ばれていた。

本来のソラーロ、サンクロスは経糸(たていと)が薄い緑、緯糸(よこいと)に赤をつかった綾織り。

鉱物系の染料を使っているから、日光の光で退色しづらいということ。

反対に青などは非常に退色しやすい。

青いレザージャケットなど、一部だけ日焼けしてしまった・・・という経験をお持ちの方もいるのではないだろうか?

ソラーロスーツのはじまり

退色しづらいサンクロス、

英国が持っていた植民地のなかの、暑い地域で重宝された。

直射日光の下でも色落ちしづらい、これは良い。

日光の下で変色、退色が少ないから、サン・プルーフ(プルーフとは防ぐとか、よけるといった意味合い)というネーミングになったのだ。

現在では前述したような緑×赤以外にもバリエーションが出ているのだが、やはりいわゆる玉虫色の表情だ。
日本では玉虫クレバとか、ショットギャバジンと呼ばれていたようだ。

余談 玉虫と私

玉虫クレバと聞くと名前が洒落ていてカワイイとすら思える。

が、個人的にはどうも虫が苦手。

小さな頃は田舎で育った私、どうして子供の時は虫を捕まえて家に持ち帰れたんだろう。

玉虫でこんな事件があった。

目黒の、大きい公園の横、壁一面の大きな窓が特徴のデザイナーズマンションに一人暮らししていたころだ。

ギリシャにありそうな真っ白の外観、

室内に入ると剥き出しの階段、2階と3階が部屋で、プライベート屋上からは公園の緑を見ながらドリンクを一杯!という浮かれた見栄っぱりの独身生活をしていたことがある。
02 2055-16

(その物件のモデルルーム)

なんと、バスルームもトイレもスケルトン!というのには、引っ越しお祝いに来てくれた女性たちから不評だったが・・・。ドン引きだったが。

しかし、さすが公園のそばの家。

ある日帰宅すると、なんと部屋のなかにどこからともなくブーン、ブーンと聞こえる!

ドキドキして部屋の電気をつける。

すると、なんとカナブンが入り込んでいた!

ど、どうしよう、、と慌てふためいて、パニック。部屋の中で逃げる私、さらに飛ぶカナブン。

すぐ部屋を出て走ってってお隣さんをピンポンして呼んだ。そのくらい虫がダメなのだ。
普段からお隣さんとは仲良くしておいてこれほどよかったと思えたことはない。

お隣りさんは笑いながら、松くん、カナブンだよ?カナブン。といって部屋に入ってパッと捕まえてくれた。
ほら、と言われたが、ダメなものはダメだ・・・!

そんな玉虫恐怖症の私、玉虫色のソラーロの服は問題なく着れるのだが。

まとめ

ソラーロ スーツは、ヨーロッパでは定番のスーツ(ジャケット)。

しかし日本では馴染みが薄い。

思い切ってカジュアルスーツとして導入してみては?

コーディネートも基本を押さえれば難しくない。

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松 甫松 甫 記事一覧はこちら>>表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2018年5月18日
スーツの着こなし術 | コーディネート
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