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グレージュのスーツの着こなしは

グレージュのスーツの着こなし

今日は、グレージュという不思議な色のスーツ。
グレージュのスリーピースのジレには、衿をつけてクラシックに。
ジレの衿というのはもともと付いていたのだ。
ジャケットを脱げば上着の役割を果たすのだから、やはり衿はあった方が良いのだ。

コンケープショルダー、ボタンは柔らかい茶系で、シューズなどもブラウンで統一。

靴はジョンロブでも使用されている革を使って、自社で作った。
<ジョンロブ:イギリスの紳士靴。現在はエルメスの傘下。英国王室からロイヤルワラントを受けている。>

グレージュのスーツの着こなし2

ブルーのストライプシャツで遊んで、
バルバのセッテピエゲタイもレジメンタル。
着回し:ジャケット着こなしで使用しているポケットチーフは昨日と同じ
着回し:ジャケット着こなしで使用しているタイはこの日と同じ

グレージュとはその名の通り、グレーのベージュ寄りの色。
やや暖かみがある暖色系のグレーで、既製品でもメンズスーツでは見たことがない。
そもそもオーダーでも生地が少ないし、
綺麗なものは高額レンジのマーチャント系ブランドの素材でしか見たことがない。

だから単純なビジネス系グレースーツとは違った魅力が、
グレージュにはある。
感覚的には、レトルトのカレーとスパイスを使ったカレーくらいの違いがあると思う。
レトルトのカレーを否定しているわけではなく、
保存に適しているレトルトのカレーと、
出来立ての美味しさを味わう、本格スパイスを組み合わせ都度作るカレーとの違いというのはある。

こういったグレージュのスーツに比べれば、
単純なグレーのスーツはニーズが多いし、
またグレーの濃度、ベージュの濃度も彩度も色々だから、繊細な染色だ。

ところで紡績工場というのは、
日本だと工業学校を卒業した人間が職業に就いているケースが多い。
しかし、イタリアのそれは訳が違う。

どう違うのかというと、
デザイナーが就いているケースがあるのだ。
どうりで微妙な色使いや柄の出し方が違うわけである。
ストライプやチェックも毎期異なるファッショナブルな色柄が登場するのも
イタリア素材の特徴だ。

さて、表参道のサロンは今日も予約でいっぱいだ。
本日は11時開店の前、10時からオープンした。
時々こういったイレギュラーもある。

まだまだ改善すべきところだらけで、
チャレンジと創意工夫の毎日。
昨夜も大幅改善したが、
おそらくお客様も、ボットーネのクルーですらわからないだろう。
こういうのが楽しい。

日々反省し、日々改善。

松はじめ

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2016年5月8日 ボットーネ代表のスーツ・ジャケットスタイル365 ありのままブログ | style