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明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

グレンチェックスーツの着こなし 合うネクタイは?色や柄などコーディネートの方法を解説

オーダーサロン ボットーネがお届けするビジネススーツ&フォーマル通信。

松はじめです。

グレンチェック スーツとは、写真のようなチェック柄のスーツのことを指します。

チェック柄が入っていると、なんだかコーディネートが難しそう、そんな気がしてチェックは着ていないという方もいませんか?

グレンチェックスーツに合わせるネクタイはどんなものが良いのでしょう?

記事の前半では、グレンチェックスーツの着こなしをご紹介します。

記事の後半では、グレンチェックスーツのもともとの意味と、プリンスオブウェールズチェック柄についてもご紹介します。

この記事の目次

グレンチェックスーツは、チェック柄だからどんなネクタイを合わせよう・・・

そのポイントは2つある。

■グレンチェックスーツに合わせるネクタイのポイント

・チェックに入っている色を入れる

・柄のネクタイを使う場合は、シャツを無地にする

・濃い色のネクタイで引き締める

詳しく説明しよう。

ネクタイはチェックに入っている色を入れる

まずはこの方法。

写真のスーツは、グレンチェックにブルーのペーンが入っている。

そこで、ネクタイにもそのブルーに似た色を取り入れている。

とても統一感が出て、知性溢れるグレンチェックスーツの着こなしになった。

ブルーは空の色であり、海の色。

青空や海を見ているとさわやかな気持ちになるし、落ち着くもの。

会った人にそんな印象を与えるのもブルーのタイだ。

こちらのグレンチェックスーツには、ピンクやブラウンのペーンが入っている。

そこで、ピンク寄りのパープルのタイをコーディネートしてみる。

こちらも全体的に馴染んで、グレンチェック スーツと違和感のない着こなしになった。

もう一つ、ブラウンのペーンに合わせて、ブラウンのネクタイをコーディネート。

ブラウンがグレンチェック スーツに溶け込んで、落ち着きのあるグレンチェックの着こなしになった。

ブラウンのネクタイは、ブラウンが土の色ということもあって、とても落ち着いた印象になる。

年齢が若い方で、年を上に見せたいなどの場合に有効な色だ。

松はじめ
グレンチェックのスーツは、無地やストライプのスーツよりも着こなしが難しいイメージがありますよね。

チェック柄なので無地のネクタイを合わせるのも良いですが、シャツが無地ならネクタイも無地でなく、写真のように柄を入れても合いますし、洒落て見えますよ。

ぜひチャレンジしてみてください。

濃い色のネクタイで引き締める

グレンチェックスーツの着こなしで、選ぶネクタイに迷ったら、最も合わせやすいのはネイビーなどの濃い色のネクタイ。

こちらではクレリックシャツという、ブルーだが衿が白いシャツに合わせて捻りを加えてみた。

グレンチェックは、その名の通りチェック柄である。

だが、グッと遠目に見れば・・・

どんどん柄は見えなくなっていく。

グレンチェックスーツを無地のスーツと捉えてみたらどうだろう?

写真のグレンチェックスーツもグレーの無地スーツだと思えば、グレーにネイビーのネクタイは王道のコーディネートだ。

グレンチェックスーツに、ドット柄のネクタイを合わせた着こなし。

こちらもさらに遠目で見てみよう。

どうだろう?

グレンチェック柄に、ドット柄のネクタイ。

柄に柄をコーディネートしても、決して違和感はない。

松はじめ
グレンチェックスーツは、ウインドゥペーンというチェックスーツなどに比べれば、遠目に見たら無地のようにも見えるチェック柄です。

無地のスーツほどシンプルではありませんが、柄のネクタイを合わせても素敵です。

グレンチェックスーツをファッショナブルに着こなす

グレンチェックスーツを、さらにファッショナブルに着こなしてみよう。

上級編だが、こちらはオレンジのネクタイ。

ただし、グレンチェックスーツに入っているブルーのペーンに合わせて、ブルーの模様が入っているネクタイをチョイスしている。

少し大胆で、ネクタイがパッと目に入ってくるグレンチェックスーツの着こなしだ。

どんな色がグレンチェックスーツに入っているか?

そこに注目してみよう。

松はじめ
グレンチェックスーツに限らず、使う色は3色に押さえると綺麗な着こなしになります。

グレンチェックスーツに限らず、使う色は3色に押さえると綺麗な着こなしになる。

グレンチェックスーツの中にはプリンスオブウェールズチェックも

グレンチェックスーツに合うネクタイについてご紹介してきたが、

実は写真のチェックは正式にはグレンチェック柄ではない。

何本かのチェックが交差している上に、ブルーのチェックが入っている。

ブルーのチェックが入っているこういう柄を、

プリンスオブウェールズチェックという。

もう一つ、グレンチェック柄の上にピンクのチェックが入っている。

こちらも、プリンスオブウェールズチェックという。

2つの色は何を表しているのだろう?

グレンチェックの正体は喪服

まず、グレンチェック柄とは一体何を意味しているのか?

結論をいうと、喪服である。

それで、タータンの一種だ。

タータンチェックというと、赤いチェックをイメージする人が多いだろう。

でも、もっといろいろなチェックを意味している。

正式には、タータン。

タータンチェックと呼ぶのは日本だけで、チェックは付かない、タータンだ。

タータンは家紋のようなもの。

タータンという言葉は、フランスの古い言葉、テリターナ(Teritana)というリネンとウールの交織織物や、13世紀中期にスペインでつくられたチリタナ(Tiritana)というチェック柄が起源といわれている。

スコットランドでは、領主ごとに違うチェック柄を着ていた。

さらに、闘いで勝ったらチェックを1つ増やしたり、

分家ができたらチェックを1本増やしたり。

そんな風にどんどんチェック柄が増えていった。

それで、170柄以上ある。

そのタータンの中に、モーンングタータンという喪服用のチェック柄があった。これがグレンチェックの正体である。

グレンチェックにピンクのチェックが入った理由

グレンチェックスーツに、ピンクのチェックが入った柄。

これは、プリンスオブウェールズチェックという柄である。

どうしてかというと、かなりの服好きだった英国皇太子が好きで着ていたからだ。

19世紀末、ビクトリア女王の長男のエドワード7世という方がいた。

亡くなるまで服のことしか頭にない!というくらい服好きだったそうだ。

エドワード7世は、グレンチェック柄を見て、格好良く着こなしてみたくなった。

ところが、もともとはスコットランドの喪服であった。

喪服を意味している柄をそのまま着るのはナンセンスということで、ピンクのチェックを足して着こなしたのだ。

英国皇太子が着ていた柄ということで、プリンスオブウェールズチェックという。

グレンチェックにブルーのチェックが入った理由

その孫、ウィンザー(英国皇太子)もグレンチェックにピンクのチェックが入った柄(プリンスオブウェールズチェック)を見て、着こなしてみようと思った。

とはいえ、おじいちゃんと同じでは芸がない。

ならば私はブルーのチェック柄にしてみよう。

こうして、ブルーのチェックが入ったグレンチェック柄が生まれたのだ。

グレンチェクは英国皇太子のお目にとまって、進化したということなのだ。

まとめ

グレンチェックスーツは柄のスーツなので、着こなしに悩みそうだ。

でも、

・柄に入っている色をネクタイに取り入れる

・濃い色で引き締める

などのコーディネートをすれば、それほど難しい柄ではない。

そして、もともとはタータンの1種で、喪服のような柄だった。

そこに、ピンクとブルーのペインが入ったグレンチェックは、英国皇太子が好んで着たことから、プリンスオブウェールズチェックと呼ばれている。

さて、明日は何着よう?

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2018年5月23日
スーツの着こなし術 | コーディネート

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