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明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

BOTTONE お客様スナップ

今回は週末にお越しいただいたお客様のご納品風景や、以前お仕立てさせていただいたスーツを着用いただいているお客様もおりましたので、そのあたりのリアルな着こなしもお届けできればと思います。

ロロピアーナの輝き

 
名古屋よりお越しいただく常連のM様。
 
この日は秋冬に向けたジャケット&スラックスの打ち合わせにお越しいただき、
カーキ色のロロピアーナ、素材はカシミアジャージーという極上の生地を使用したジャケットを1着と、
 
 
ストレッチの効いた細身スラックスを3本、いずれもお手持ちのアルマーニのサンプルを持参いただき、それをオマージュした形でお仕立てさせていただきます。
どれも10年以上ご愛用中のアイテムだそうです。
 
これまではクラシックなスリーピース・スーツやシャツをご注文いただいておりましたので、今回はちょっと雰囲気を変えてのオーダーとなりました。
いつも素敵なオーダーをありがとうございます。
 
完成が本当に楽しみです。
 
 
打ち合わせの日は9月上旬、朝夕は過ごしやすくなってきた頃。
以前ご納品させていただいたロロピアーナのベージュスーツをご着用いただいておりました。
シャツもお仕立てさせていただいたサックスブルー。
 
 
いつも素敵な着こなしのM様、どうしてこれまで撮影させていただかなかったのか?自分でも疑問に思うのですが、初めていつもの場所で撮影させていただきました。
 
 
ベージュのバッグ、ブラウンのシューズ、そして外しのカフリンクスは・・・
 
 
なんと亀!
 
 
前回お越しいただいた際は薔薇でした(これだけ撮らせていただいたのでした笑)。
 
全身隙の無い完璧な着こなしの中にも、こうして遊び心を持たせることができるのですね。
この亀カフリンクスも、何年も前に購入したアイテムだとか。
 
さすがです。

初のダブルはハレの日のスーツ

 
続いては初めてご納品させていただいたS様。
「ハレの日のスーツを・・・」と打ち合わせにお越しいただき、大胆にもダブルスーツにいきつくという少し攻めたオーダーとなりました。
 
生地は英国ハリソンズ、ボットーネではおなじみのリージェンシーです。
チャコールグレーの無地ですから、ダブルだとしても派手さはございませんね。
 
 
肩幅はしっかりと取り、ウエストにかけて緩やかに絞っていく。
実はまだまだお腹周りはゆとりがあるのですが、このくらいはちょうどよく、何よりシワもなく美しいシルエットになります。
この辺りはお客様とのコミュニケーションでチューニングするところですが、S様もお気に召していただき安心しました。
 
 
S様ご本人はまだ見慣れぬところがあるかと思いますが、私としてはまるでいつもの服を気軽にきているような、そのくらい馴染んでいるようでした。
ハレの日の服ですので年に数回の出番があるのだと思いますが、ハレの日でなくとも、チャンスがあればどんどんご着用ください!
丈夫な生地ですし、なにより自分の目を慣れさせることも大事。
それが、いざという時に堂々とできることに繋がるんです。
 
 
最近はリラックスした服も多いですが、時にはこうしたスーツをビシッと着こなすと、気分が変わりますね。
これから末永くご愛用いただけますと幸いです。

今週のピックアップ

 
9月も中旬となり、イタリア:アリストンの最新生地や、ロロピアーナのコート生地なども入荷してきました。
こちらはまた別の機会でご紹介させていただきます。
 
7月から受注を開始しているボットーネの人気商品【オーバーコート】。
9月からは本格的にコートのオーダーも多くなってきますが、人気の生地はすぐになくなってしまいます。
コートご検討中の方はお早目にお問合せくださいね。
 
ということで、今週は人気のコートをご紹介させていただきます。
 
1位 ポロコート
 
 
毎年人気のポロコートですが、今季は特に多くのオーダーをいただいております。
素材は使い勝手のよいウールメルトンに始まり、本格的なキャメルヘア(ラクダ毛)、更には個性的なシングルタイプのポロコートもご注文いただいており、こちらはゼニアのカシミア生地を使わせていただきます。
 
正面はアルスターカラーのダブルブレスト、そして袖のターンアップカフス、ポケットのフレームドパッチなどの特徴的なディテールに加え、背面はプリーツが入り、ベルトで美しいドレープを生み出す。
 
 
これらすべてが揃っての『ポロコート』は唯一無二の存在感があります。
皆さんはどんな生地でポロコートを料理しましょうか?
 
(※写真は昨シーズンご納品のお客様のものです)
 
 
 
2位 ダブル・チェスターフィールドコート
 
 
意外にもシングル・チェスターフィールドコート(以下、チェスターコート)よりもダブルの方が人気です。
やはり大胆で大き目のラペルはポロコートとはまた違った表情があり、ブラックやネイビーのシックな色味との相性が抜群です。
 
とろけるようなカシミア生地も、丈夫なウールメルトンも、どちらもそれぞれのオーラがあり、フォーマルにも対応できるほどのチェスターコートだからこその雰囲気があります。
 
 
最近いくつかいただいたお問い合わせも、ダブルチェスターコートのお仕立てについてでした。
いくつかお持ちのコートの中に「おそらくないであろう」デザインが最近多いですね。
 
シングルに見慣れた方にとって新鮮に映るダブル、みなさんはどんなシーンで着用しますか?
 
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nakanomaruライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。その後、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。

2022年9月20日
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