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明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

捨てるプライドと守るプライド

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売れ続け芸能人と、そうでない芸能人の差は、意外なところにあるらしい。

それは、

髪型、

そう教わったことがある。

え?髪型?と思ったが、

売れ続ける芸能人は、髪型をその時のトレンドや、自分のポジション、そうしたものを取り入れて変化していくんだとか。

で、反対に、

売れ続けない芸能人は、

売れてたときの髪型を、引きずるのだそうで、

変えられない。

過去の栄光から脱皮できない。

これはなかなか深いと思った、

私はその話を聞いてから、髪もそうだし、服も、仕事のスタイルも、どんどんモデルチェンジしなくては、と思った。

服はトレンドがある、

クラシックな服や、ビジネスのスーツスタイルはトレンドとは無関係では?と思いがちだが、本当に微妙な変化があり、

それを少し取り入れるだけで違う。

それはお客様が言っていたが、

メルセデスベンツのマイナーチェンジのようなもので、

どこが変わった?というような、例えばちょっとだけライトの角度が変わった、とか、そういうものが、スーツにもあって、

メルセデスに乗ってるとわかる、というようなものだ。

だから決して一つのスタイルができるということは、それで完成ってんじゃなく、

そこからどう変えていくか、だと思う。

つまり、守りに入ってはいけない。

色々なことで、守りに入っていないだろうか?

変化するって、何か怖い、それはわかる、

でも、そうやってこだわったちっぽけな自我なんて、大したもんじゃない、

もし明日死ぬとして?くらいに考えてみたら、

変なプライド捨てて、やることやりな!そこからや、と言いたい、クルーに、そして自分に。

かくなる私も、これまで、責めて責めて、

責め続けていたつもりだが、

どこかで制限をかけていたのかもしれない、と思うような学びがあったから気づけたわけだ。

しっかし、また大きな学びである。

学びというと聞こえはいいが、

実際にテーラーという組織で起きる課題は、

現場で働く者としては、ダイレクトな問題。

でも、

ご縁あって就かせて頂いている、この仕事、

日々、ささやかな、嬉しいことがあり、

楽しい。

今回の課題も、

たくさんの気づきを与えていただいた。

起きた問題から、何を学び、

そしてそれらを外部のせいにせず、

自分のせいと考える、

このことは実は20歳のときに上司から教わり、当時はそんなの簡単、と思ったものだが、これは深い。

全て自分ごとにすれば、

そこから気づきや学びを得られる。

全て他人や社会のせいにすれば、

そこに見栄とプライドが生まれる。

捨てるプライドと、守るプライド、

間違えてはいけない、と改めて思う。

明日もオフ、仕事もプライベートも、全身全霊全力で今を生きようと思う。

明日も真北へ!

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2016年1月7日
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