プロに任せることって大事だと思う
松はじめです。
任せる。
委ねる。
これって大事だなあと思います。
もちろん、あれ?と心配になった時はハッキリ意見しますが・・・。
心配・・・と思う時って、プロ意識がないんですよね。
安心!と思う時って、プロ意識が感じられるんです。
プロ意識って、言われたことをやりましたよ、はいっ。っていう感じじゃあなくて、
ちゃんと成果を出すのが使命!というようなことじゃあないでしょうか。
だから任せられるんでしょうね。
結果、プロ(プロだなって思う人にはです、そう感じない人には任せたら失敗しますよ!)には、任せた方がいいなという話です。
<<ボットーネ、そう感じないよ!!任せなれないね。。>>ということがあったらどうか直接メール・メッセージなどください。
matsu@bottone.jp
でも、絶対そんなことはない!
みんな、いい仕事がしたい!と集まっている!!
(だからぶつかる・・・)
その道にはその道のプロがいる。
私もなんだかんだでスーツの仕立てやコーディネートという仕事をさせてもらって、10年が超える。
世の中には私よりも仕事のできる方が山ほどいるが、それでも10年やらせてもらっているということは、ファッションの仕事をしていない人よりは、ファッションに関わる絶対時間では多い。
休日でも、仕事の打ち合わせでも、基本的にはファッションウォッチングがはじまってしまう。
もはやこれは職業病だ・・・。
たくさんのプロがいる
世の中にはそんな風に、何かの道のプロという方がたくさんいる。
そういう方のアドバイスというのはとても貴重だな、と思う。
あなたがメガネを買うとする。
メガネを買う基準はどんな基準だろう?
・いろいろかけてみて、似合うと思ったのがあったからこれを選ぶ
・彼女に選んでもらう
・好みはこれ!だから選ぶ
・雑誌で見て、かっこいいと思った、だから選ぶ
・安いこと。価格は大事な要素!
考えれば考えるだけ選ぶ基準ってあると思う。
ただ、その道のプロに投げてみるというのも面白いな、と、私がこの仕事(オーダースーツ製作とコーディネート)をやっていて思ったのだった。
仕事をしていて、依頼を受ける場合にこんなケースがある
オーダーの仕事を受けていて、
・こだわりはない、全部任せる
・大枠のイメージがあるけど、細かいところは任せる
・細かにイメージがあり、それを再現したい
こういう3タイプの方がいる。
全部任せる!というのは、ありがたいのだがその方のことをよほど知らないと提案できない。
でも、依頼者はこだわりはないです、というわけだ。
これだと、80点の物ができる。
80点でもいいのかもしれないが。
細かいイメージがあるとなかなかうまくいかない
細かにイメージがある、という場合、明確にイメージがあるわけだ。
で、それを100%汲み取るというのはおそらく不可能だ。
その方と24時間365日一緒にいれば見えてくるのかもしれない。
美容院が良い例で、切ってくれるスタイリストに雑誌で、この部分のボリュームはこう!と指示しても、頭の形も顔も雑誌モデルとは違う。
ちょっとしたニュアンスで違った風に見えてしまうから、
あれ?こんなはずじゃなかったのに・・・と思うことになった、という方もいらっしゃるのではないだろうか?
そこで、ある程度大枠は伝え、あとはお任せ!という方。
こういうオーダーの仕方をする方を見ていると、とても決断が早い。
かといって、興味がないわけでもない。
大きな枠として良いものがほしいな、でも基本はプロに任せるよ。その方が良い服ができるんでしょうから。
というのである。
なるほど、これはこちらも期待を超える服にしなければ・・とあれこれ考えるわけである。
結局任せるって大事なのかもしれない
そうか、と思う。
こちらがオーダーを受けるときに、こういう買い物をするとお得なんだなあ。と思うのは、結局任せることなのだ。
お店側は、任せるよ!と言われると嬉しいが、プレッシャーもある。
やりがいもあるだろう。
お!いいね、と言ってもらうためにあの手この手を尽くすに違いない。
だから私も、イメージは伝えてあとは任せるという方法をとるようになった。
例えば髪型にしろ、寿司が出てくる順番にしろ、ワインのチョイスにしろ、プロに叶うわけがない。
タクシーで、
「どのコースにしますか?」と聞かれたときに、いつものルートがあったとしても、任せるようにしている。
その方が面白いルートが見つかるのだ。
プロの任せるって、新しい発見があって、面白い。
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
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