渋川伊香保温泉の石段!登り、登り、登る。そして榛名湖へ

人生で訪れることがある場所は、例えば親戚がいるというようなご縁から帰省するのだろうし、またはパリコレのため、ピッティウオモのためと仕事に関連して様々な国へ行くことがあるのだろう。

しかし人生ひょんなことから物語が始まるものだ。
まあいつもそんなものかも。

やってきたのは、なんだかタイムスリップしたような街並みは、渋川伊香保温泉の石段街。
歴史深い渋川伊香保温泉のシンボルとなっているのがこの石段。
いつも思うけれど、歴史は買えないし、歴史は物語。
創業100年、since 1970というような時を刻んだ暖簾は、私のような創業者・新参者には物理的に越えられない壁、憧れなのである。

登り、登り、登る。そして最終的に降りるのはなかなか気力・体力がいるけれど、それを差し引いても充分お釣りがくる情緒溢れる街並み。
この石段の両脇に有名旅館やご当地グルメ、そしておまんじゅう、射的場が並ぶ、いわゆる温泉街。


路地にも様々な個性的なお店。

レトロな石段を登り切ったところからさらに10分程度山あいを歩くと、飲泉が。
早速コップを手にとって口にすると、酸っぱい鉄の味が口いっぱいに広がる。
海外の人を連れていくのも面白いかもしれない。


至る所から溢れんばかりの源泉。

必ずガイドに載っている、この赤い橋が伊香保温泉源泉湯元にある太鼓橋。
春の新緑が美しいけど、紅葉も楽しみなスポットには、2歳と5歳も社会見学として引率。

榛名山は渋川伊香保から30分くらいだった。
日本唯一の2両連結のロープウエイとのこと。
そもそも2両連結という発想自体、シャツ素材で芯も肩パットも使用せずに作るシャツジャケットくらい斬新な発想だと思うから、追随する地域もないのではないかな。

なんと乗馬まで嗜むことができる榛名湖。
2歳&5歳は恐れおののき断固として拒否。

久しぶりの温泉旅館。

子供たちが寝静まった後、一人繰り出した伊香保の街の、数ある小料理屋のなかから自身の嗅覚を頼りに門を叩く。
女将が一人でやっている小さなお店は大当たりで、界隈に住む常連の方からも貴重の山岳写真スポットを教授いただき、濃密な夜はふけていった。
妻がECサイトを運営していて、
顧客から組み立てたけれど、ガタガタする、と言われたそうだ。
すぐに送ってください、検証します。と、申し出て、検証していた。
結果は製品の問題ではなくて、組み立ての手順が違っていたのではないだろうかとの検証結果だったようなのだけど、なかなか暖かい対応だなとこっそり思っていた。
登り、登り、登る。
コミュニケーションだって重ねることで、完成品の精度は見違えるほど上がる。
けれど、やっぱり人と人だ。
そんなことをふと思った伊香保の夜であった。
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
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