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初めてのオーダースーツ 私の失敗談!20代の私に40代の私がアドバイスするとしたら

松はじめです。

なんでも初めてのことはわからないもの。

初めてのオーダースーツ作りも良くわかりませんよね。

私は20代のときに、ちょっと値が張るオーダースーツを作りました。

それが今はスーツの業界で仕事しているのですから不思議なんですが、その頃は普通のお客さんとして初めてのオーダースーツを作るためにテーラーの門を叩いたわけです。

その時にうまくいったこともありましたが、失敗したこともあります。

実際にどんなことに気をつければ良かったのでしょう?

40代の私が、20代の私に、初めてのオーダースーツを作るならこうした方がいいよ!とアドバイスします。

この記事の目次

初めてのオーダースーツで失敗しないように

オーダースーツを初めて作った時、私は失敗した。

今私はオーダースーツのサロンのオーナーをやっているのだが、この業界のことを知らなかった時にオーダースーツを仕立ててもらったことがある。

もともとスーツが大好きだった。

オーダーにチャレンジしたところ、うまくいったところもあるが見事に失敗したところもあるので、これからオーダースーツをどこかで作ろう!と思っている方へ、失敗しないように書いてみようと思う。

憧れの先輩(紳士)にテーラーを紹介してもらった

オーダースーツを作る場合に、私は仕事上の大先輩の紹介であるテーラーに出会った。

その方は講演などでも素敵なスーツを着こなしていて、靴も良い靴を履いていた。お住まいにもお伺いしたことがあるが自宅からは隅田川が見渡せる。

ちょうど東京の支社を出すタイミングだったそうで、よく西麻布でお食事をご一緒させていただいた。その方のお店選びも秀逸で、こういう店をチョイスするのか〜といつも唸るばかり。偶然テレビで見かける方も食事されていて、20代の私は大興奮していた。

年齢は38歳。ビジネスも好調な様子だし、どうしたらこんな風な紳士になれるのか・・・と思ったものだ。

いつか、スーツはどこで買っているんですか?と聞いた時に、その方から

「これは仕立てのスーツ。君も作ってもらったらいいのに。」という言葉が出た。

こうして私はテーラーの門を叩くことになった。

ポイント1 どんなオーダースーツにしよう?少しだけ考えておこう

その方の店舗は大阪にある。

大阪に行っても良かったのだが、運良く東京でトランクショーをやっているという。

そこで、その方に頼んで予約を入れてもらう。

この時点で、私はどんなスーツがいい、とか何も考えていなかった。

ここが一つの失敗したポイントだ。

事細かにこういうスーツがいい!というイメージがあるわけではなくていい。

でも、ちょっとだけどういう方向性なのか?を考えておいた方が良い。

・仕事で使う

・年齢が高い人に良く会う

・だから年齢より大人っぽく見せたい

このくらいでも良い。

自分の肌に合うオーダースーツ店なのか?

実際にそれほど緊張感もなく、私はその当日を迎えた。

紹介してくれた方のスーツはその方に似合っていたし、フィットしているように見えた。

だからそのままお任せすれば良いオーダースーツが仕上がってくるに違いない!

単純な私はすでに信頼し切っていたのだろう。

もちろん信頼してある程度任せることはとても大事だ。

ただ、寿司屋も美容室もいろいろあるように、テーラーによっていろいろなお店があるのだ。

そのテーラーは、

・生地を選ぶことはできなかった

・裏地を選ぶことはできなかった

・デザインを選ぶことはできなかった

この3点は、私の中で考えるオーダースーツとは少し違っていた。

もともとトランクショーなので、何万種類ものスーツの生地から選ぶ、ということができるわけはない。

それでも厳選したスーツの生地を見ながら、これが良い。これなんかどうだろう?と話しながら決めて行く物だと思っていた。

ところが、フィッターが「君にはこれがいいよ。」と生地を出してくれた。

今、その生地がどんな特徴だったのか、理解できるしはっきり覚えている。

・春夏のサラッとした平織りのウール

・ネイビーに、白とパープルのオルタネイトストライプ

初めてのオーダースーツ、素人なんだからプロに任せなさい。と言われているようで、20代の私は年齢も随分と上の40代のそのテーラーに意見することができなかった。もともとあまり、私はこうしたいんです!と自己主張するタイプではなかったし、初対面の方と次々と話を膨らませていくほどコミュニケーションが上手じゃない私。

これがいいよ!と言われて、YesともNoともいえず、、、

気がついたら採寸しよう。となっていたのだ。

テーラーの特徴を少しは知っておくは大事だ。

大切なのはイメージの共有

採寸やフィッティングは、さすがに長年やられてきたテーラーというだけに、いろいろなアドバイスをいただいた。

肩の部分は随分と前にきているから、パットを前に入れた方がいい。とか、専門的なことをいろいろ言われたのを覚えている。

ただ、その時は正直よくわからなかった。肩が前に、と言われてもふうん。そうか。というくらい。

その随分後になってから実際に私もフィッターという仕事をやることになる。そこで長くフィッターをやっていると、つい専門的な部分にこだわり出すのだ。こだわるのは悪くない、むしろ技術者としてとても信頼できると思う。

ただ、私がもう少し伝えれば良かったな、と思うのは細さ。

もうちょっと細いのが好み!とか、そんな程度でいい。

その時はあまり好みは聞かれなかったので、私も伝えなかった。

伝えなければ、お互いの細い!という感覚は共有できない。

だから、仕上がったオーダースーツを着て、鏡の前に立って初めてイメージと違う!と気づくのだ。最初にしっかり打ち合わせをしておかなくちゃあいけない、そんな当たり前のこと。

既製品を買う感覚で望むと失敗する。

オーダースーツが完成した後にフィードバックする

こうして時間をかけて私の初めてのオーダースーツは仕上がってきた。

着てみると、こんなにも身体にフィットするのか!という感動がある。

注文をしてから時間がかかるというのも、楽しみの一つになった。

ところが待った分、あ、裏地はパープルにしたかったな・・・

とか、もう少し絞りたかったな。という思いが湧いてきた。

完成後に微調整をしてくれるのか?はお店によっていろいろだとは思う。ただ、実際に完成して着てチェックしてもらう時に、もう少しこうだったら・・とやんわり伝えるべき。

伝えないと相手もわからない。

伝えると、仮に今回は調整できなくても、次回以降で調整した状態から進められるはず。
ちょうどテレビを見ていて、峰竜太さんがフィレンツェの行きつけのサルト(簡単にいうとイタリアのオーダースーツ屋)に行くという企画をやっていて、こんなことを店主は言った。

オーダースーツは、1着目、2着目、そして3着目くらいでパーフェクトになるんだ。

完成した後に感想をフィードバックすることは大事だ。

自分の考えるカッコイイ!だけに頼らない

こうして私の初めてのオーダースーツは仕上がった。

悪いところばかりではない。

初めてのオーダースーツなのにチェンジポケットという個性的なデザインが加えてあって、とても好きになった。

お陰で40代になった今でもチェンジポケットは私のアイコンとして、ほとんどのスーツやジャケットに付けるようにしている。

それから、何着かオーダーを重ねていくうちに、これはこれで綺麗なラインだな。と思うこともあった。

あまりにも自分の好みだけを貫いてしまうのもいけないのだ。

40代のテーラーが見立てた、仕事ができる私像が、そのスーツのシルエット。

20代の若造が思う好みのシルエットは、モード寄り。仕事ができそう!ではなくてオシャレ〜という印象になっていたはず。

結果的にはいろいろな発見があった初めてのオーダースーツ作りだった。

初めてのオーダースーツで失敗しないように アドバイスのまとめ

以上が、実際に20代の私が初めてオーダースーツを作る場合に、私が失敗した!と感じたことだ。

20代の私に伝えてあげるなら以下のアドバイスだ。

・少しだけでもどんなスーツにしたいのか、イメージを持っておく。なんとなくカッコよく!ではなく、年上の人に会う職業、誠実に見えるように、とかざっくりでも伝えた方がいいぞ!

・テーラーによって毛色が違う。生地は選べるのか?提案されるのか?事前に流れを少し知っておかないと自分のカラーではないかもしれないぞ!

採寸やフィッティングで好みを伝えておかないと、完成したスーツを見てからこんなはずじゃなかったな、となるかもしれないぞ!

・完成したオーダースーツに袖を通した時、または後日、感想はフィードバックする。すると調整してもらえるかもしれないし、2着目以降はもっといいスーツになるぞ!

自分好みも大事だが、社会的にいいスーツであることも大事。テーラーの提案にも耳を傾けた方がいいぞ!

初めてのオーダースーツは、いろんな経験ができる。

私の場合は少し値が張るお店だった。

でも、高いからこそ真剣に考えた(あとになってだったが・・・)し、あまりにも安いとそこまで考えなかったかもしれない。

私の場合は、良い経験になって、その後良いスーツが何かわかるようになったし、良くなっていった。

こういう点を踏まえて初めてオーダースーツにチェレンジしてみるのも良いかもしれない。

さて、明日は何着よう?

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松 甫松 甫 記事一覧はこちら>>表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2018年5月29日
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