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明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

【保存版】初めてのオーダースーツ オーダーメイドの魅力とは?またデメリットとは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事の目次

様々な素材からテーマや自分好みを選ぶ、オーダースーツ。

オーダースーツ生地 品質の違い

選択肢や組み合わせは無限大といえます。

そんな洋服のオーダーですが、
たくさんのメリットがある反面、
当然デメリットもある。

そこで本日は、テーラー目線でお伝えする
「オーダーのメリット・デメリット」
を解説したいと思います。

メリット:選択肢が豊富 

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何といってもオーダースーツは、
あらゆる面で選択肢が豊富です。

まずは、なんといっても生地。

オーダーする場合、既製品とは違って
「生地」から選ぶことができます。

生地はオーダー店にもよりますが、
何百、何千と種類は豊富。

イタリア、イギリス、それにフランス、
ベルギーなど様々なインポート生地は、

国によって糸の構成、染色、
色や柄などの特性が違い、
品質によって価格も大きく異なる。

生地を見ているだけでも
あっという間に時間が過ぎてしまいますよ。

メリット:ストライプ・チェックだけでも様々

チョークストライプ

ストライプといってもチョークストライプ、
ピンストライプ、ペンシルストライプなど
様々な柄が存在します。

こういうストライプのスーツが欲しい!
と思って吊るしのスーツを探すより、

オーダー用の生地で探した方が
見つかる可能性は圧倒的に高いはず。

デメリット:豊富にあり過ぎることで迷う

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明確にこういうスーツが欲しい、
というゴールがなく、
漠然と生地を見ていたなら、

1日かかっても決められないくらいの
選択肢があるのが嬉しい悲鳴。

豊富にあるから、
何か軸がないと決めづらいのです。

オーダータキシード 生地サンプルブック

どんな軸でも良い、自分に似合うかどうか?とか、
社内で印象を良くする一着、とか、
ファッショナブルなお洒落着、
というようなコンセプトでも良い。

大枠の色や柄だけでも決めておくと
良いと思います。

そして信頼できる提案者・店員を見つければ完璧。

自分がイメージしたことが正しいのか、
どんな生地なら実現できるのか
しっかり導いてもらえるはずです。

メリット:デザインも裏地も選べる

7Q6A6391素材だけではなく、チェンジポケット付きスーツに
チャレンジしてみたい、と思っても、

気に入った既製品ブランドのスーツに
毎期希望のディテールが
盛り込まれているとは限りません。

「これ去年もあったモデルだけど、
デザインが少し違う、去年の方が…。」

なんてことも良くありますよね。

細かなディテールで遊ぶのももちろん楽しいのですが、
実は毎回決まった自分ディテールを作る
というのも楽しむ方法のひとつ。

さらに表からは見えない、
脱いだ時にチラリと見える裏地にこだわるのも紳士の嗜みです。

デメリット:完成までに時間がかかる

こうして生地を選び、場合によっては
オーダー時点から生地を取り寄せる。

届いた生地を調理するわけですが、
レトルト食品ではないので、
やはり時間がかかるものです。

クイックで制作するお店ならば
2週間程度でスーツは完成し、

じっくり仮縫いを重ねて制作するお店の場合は、
2ヶ月以上かかるのが基本です。

いずれにせよ、すぐ欲しい、
どうしても着る場面が来週ある!

そんな方は既製品を選ぶ方が良いですね。

メリット:フィットしたスーツが得られる 

何といってもこのフィット感は、
既製品では決して味わうことのできない醍醐味。

自分のために作られたスーツなのですから
当然といえば当然かもしれませんが、

しっかりサイズが合っていることは、
高価なスーツ、素材の良いスーツを
着ていることより重要です。

また、フィットしているスーツは
動きやすく、着心地が良いもの。

オーダー店によって違いが出てくる
ポイントでもありますね。

メリット:自分をより良く見せられる

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スーツというものは、
ただフィットしていればいいのではありません。

スタイル良く、美しく見せるポイント
というのが洋服にはある。

例えばジャケットのウエスト位置をどこで絞るか?

衿の幅や、ちょっとした着丈の操作で、
随分と違って見える。

こういうことを考えながら細工するのも
我々テーラーと呼ばれる人間なのですが、

フィッター(採寸者)の腕も問われるし、
パターンの美しさも重要だし、
作り手と依頼人との呼吸も大切。

デメリット:つまり店・人によって完成度にばらつきがある

オーダースーツ テーラー

極端にいえば、何か型があって、
少し手直しする洋服だとしても、
お店よって違う服になります。

不思議に思うかもしれませんが、
皆さんは似た体験をしたことがあるはずです。

そう、美容院。

髪質も顔型も同じあなたは、
A美容院からB美容院にスイッチしたとき、
同じ髪型にはなりませんよね?

同じ美容室でも美容師次第で変わるレベルです。

もう一つの分かりやすい例は寿司屋。

同じネタを仕入れて提供しても、
熟練の寿司職人と、新人とでは違うはず。

なんでなんですかね、不思議なんですが、
間違いなくそこには差があるんです。

もちろん近年は寿司アカデミーなど、
簡単にプロの技が習得できるスクールも
ありそうですが、

そういうことではありませんよね。

メリット:愛着が沸き、大切にする、長持ちする

スーツケア

オーダー店に通って対話しながら生まれた一着を
手に入れたとしましょう。

そしてそれがお気に入りの一着となったならば、
通販で購入したニットとは
同じ扱いにならないはずです。

工程を踏むことで愛着も沸きますし、
時間や手間をかけるから良い服ができます。

何よりも自分のためだけに職人が制作したです、
依頼しなければその素材はその日カットされることすら
なかったかもしれません。

良い服、気に入った服を手に入れ、
それを長く着ようと思うと、

自然とケアして休ませながら着たくなる。

雨の日には着ないぞと心に誓うはずです。

そういう服もあっていいですよね?

デメリット:完成するまでわからない

オーダースーツの場合、
完成したスーツが気に入るかどうかは、
既製品よりももっと後に分かります。

オーダーした時点でそこに完成品が
あるわけではないのです。

まず選んだ生地で、
仕上がりがどうなってくるのか?

これが今ひとつ分かり辛い・・・。

それから、
どのようなシルエットになってくるのか?

もちろん仕上がってから多少なり
修正できるのですが、

シルエットこそ無限大にあるわけですから、
イメージ通りかどうかは
仕上がってみないと分かりません。

「細めにお願いします」とオーダーしても
採寸者がイメージする細さと合っているのか?

そういった部分は、
技術面とはまた違った角度で
人としてフィーリングが合うかも
重要になってきますね。

メリット:色々な体験ができる

スーツへのリメイク

採寸や、場合によって仮縫いなど、
セレクトショップでパッと洋服を
手に入れる場合には体験できない、
スぺシャリティな経験ができます。

メジャーを当てられ、
自分のプロポーションが記載された、
世界に1つだけの設計書の完成する。

これは他には代えがたい
贅沢なことだと思います。

一着の服を通して、
その過程でいくつもの体験ができるのは
間違いなく『オーダー』のメリットです。

その分、きっと完成した洋服には
これまで持ったことのない
愛着が湧いていることでしょう。

デメリット:何度かお店に通う必要がある

工房 オーダー製作風景

通って打ち合わせをするのが面倒という方や、
物理的にそれができない場合、
製作のしようがない側面も。

しかし、コロナ禍以降は
急速にオンラインでの対応も増えています。

上京のタイミングにあわせて
事前にzoomで1時間ほどオンラインで話を。

なんてこともしばしば。

ボットーネのリピーターの方で、
東京から地方に転勤になってしまった方がいます。

そんな時は、生地サンプルをお送りして
オンラインでのオーダー、
という方法をとっています。

これまで積み重ねてきたものがありますから。

生地のお好み、サイズ感はもちろんのこと、

「この生地なら、
〇〇様なら少しゆとりを出した方がいい」

といったことも、
専属のテーラーなら判断できます。

お店に通えないという方も、
選択肢が増えているのはいいことですね。

デメリットはあるが、対面オーダースーツにはチャレンジしてみるときっと発見がある

このように、メリット・デメリットは
もちろんそれぞれにある。

しかし、この記事を書いている私自身、
スーツ、コートはもちろん、靴もオーダーです。

そればかりか、自宅のカーテンとブラインドも
なにかとオーダーにこだわっています。

マイホームを建てるのならば、
書斎の内装にはこだわりたいもの。

1回作ってみないことにはわからない、
という不安はあるかもしれませんが、

手に入れた時の喜びと、
装った時の自信で、
充分お釣りがくるのではないでしょうか。

オーダーサロン、ボットーネ

完全予約制。

少し入り辛い雰囲気があるかもしれませんが、
その分じっくりと服に向き合って打ち合わせができるので、
末長く付き合える『かかりつけのテーラー』を探している
場合には向いています。

採寸だけでなくフィッティングを行うのはもちろん、
トータルコーディネートも含めた提案も可能。

無料相談(1時間)をして覗いてみるのもひとつです。
オンラインでもお気軽にどうぞ。

オーダースーツ ¥102,000(1着)~生地により変動あり

<目安> ¥102,000レンジ 生地:5ブランド約1,000種類

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2023年1月17日
ファッションアイテム | オーダースーツ

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