ストライプスーツから始まったご縁

オーダーサロン ボットーネがお届けするビジネススーツ&タキシード通信。
今日は個展に行く。比較的暖かかったので、ネイビーのスーツで出社。
今期私の元にきたアニオナのマフラーを巻いて、少し彩をプラスしてみる。

シャツはブルーのクレリックシャツで、ネイビーにオレンジのドットのタイ。
ビスポークの靴を履いて、今日は弊社のロゴを制作していただいた、篠塚正典氏の個展へ。
篠塚氏といえば長野オリンピックのエンブレムをはじめ、東芝ダイナブックなど数々の作品を世に送り出し、JASDAQ、三井化学、明治製菓などからの仕事を受ける人気デザイナー。
当サロンではスーツのお仕立てをさせていただいており、今日は春に仕立てたフロックコートをご納品した以来となる。

今回の個展は、表参道画廊 Musee F で行われた。
地下へと下ると、こぶりで白い壁面の部屋に、篠塚氏はいらした。
次々とゲストが訪れている模様。

2年ごとに開催していらっしゃる個展で、今年は 「Inspiring the Golden Word」と題し、ゴールドがテーマとなって作品が創られている。まさに私たちのロゴマークもゴールドで、とても嬉しい気持ちに。

これらアルファベットはすべて篠塚氏によるデザイン。


ゴールドのアルファベットは、自分や大切な人のイニシャルを入れて作っていただくこともできるという。
アルファベットの下には、世界の著名人の名言が書かれている。

と、なんとそこにウィンストンチャーチルの名言を発見。
成功とは、熱意を失うことなく、失敗から失敗へと渡り歩くことから生まれる。
ということで、早速この言葉に私のHを入れたデザインでご依頼させていただくことに。

これまでデザインされたCIやロゴも掲げられている。
なんとボットーネのロゴも見つけることができた、上から4段目のネイビーにゴールド。
ところでなぜそんなにも偉大なデザイナーにロゴマークをデザインしていただくことができたのか?
話は2008年に遡る。
私がスーツを誂えていた、藤田デンタルクリニックの藤田院長という方がいる。
この歯科医は大変な人気である。その藤田院長と取引されていた中森社長という、銀座で会社を経営している方が素敵なストライプスーツを着ていたことから、素敵なストライプスーツを着た方がいるから会ってみたら?とご提案をいただいたのだ。

当時まだ会社を立ち上げたばかりだった私は、学ぶ意味でもぜひ。と即答して銀座のオフィスを訪ねた。その日はストライプスーツではなかったが、お会いしたその日にぜひ私の服を作って!となったのだ。こうしてストライプスーツを介して中森社長と出会った。
ある日、中森社長から、ずっと続けている飲み会があるからおいで。とお声を掛けていただいたのだ。行ってみると、あぶさんという四谷の居酒屋で、中森社長と仲の良い経営者の方々が集まっていた。
なんとその居酒屋にいらしたのがデザイナー篠塚氏だったというわけだ。なぜオリンピックのロゴデザイナーが?と衝撃を受けながら、恐れ多くも私は飲みの席で言ったのだ。
《出世払いでロゴをデザインしていただけませんか?!》
なんと、OK、スーツ1着で。とまさかの返事をいただいたとわけだ。

そんなご好意で会社になったばかりの私たちのロゴを作ってくださった篠塚氏と。
2009年の4月、ボットーネのロゴは完成した。
3案の提案とともに、封筒、便箋、名刺までもデザインされていた、それも3案ともに。
プロは違う・・・と鳥肌がたったのを昨日のように覚えている。
人生、本当に感謝ばかりである。
長いこと、といってもまだ10年くらいだが、商売をやっていると色々なことがある。そして人との出会いも様々だ。疎遠になってしまった人もいれば、こうしてストライプスーツをきっかけにご縁が続いている方もいる。
ちょうど今日、5年ぶりのクライアントI氏が奥様と秋冬物のスーツの仕立て相談でサロンにいらした。
当時は奥様ではなく彼女で、その後結婚式の服装一式にも携わり、当時のスーツの調整と新しいスーツの仕立て相談だったのだ。1着の服を通して、色々なドラマやご縁があるわけだ。
縁あって出会ったこの仕事も、今日も愛を持って取り組んでみよう。
ということで、服、人、ご縁を大切に生きてみようか。
さて、明日は何着よう?
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ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
2017年11月4日
オーダースーツ | クライアント
タグ:スーツ, ボットーネ, コーディネイト
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