上品な艶でスーツを格上げ エグゼクティブの風格を

あなたが憧れる理想の上司は、普段どんなスタイル・着こなしでしょうか?
今やビジネスカジュアル(ビジカジ)が、いわゆる”お堅い”企業にまで浸透し、当たり前のようにスーツを着ていた時代から、ビジネスでの服装は「自分で選ぶ」という新たな選択肢が生まれており、
機能性を重視し楽な服装で仕事をしても誰にも文句は言われない、そんな時代になってきていると思います。
そんな時代だからこそ、改めていま『隙のないスーツ・スタイル』が注目され、他との違いが明確となり、あなたをより輝かせる服となる、そう思っています。
この記事の目次
上品な艶のスーツ
先日ビジネスでの着用を想定したスーツのご納品がありました。
お2人ご紹介させていただくのですが、このお2人に共通しているのが『上品な艶のあるスーツ』をオーダーいただいたことです。
チャコールグレーのスリーピース





オーダーいただいたN様は、これで2着目のオーダーとなります。
1着目は春夏向けの涼し気な素材で、今回は秋冬メインでの着用を想定しています。
ベーシックなチャコールグレー(濃いめのグレー)ですが、生地の表情や適度な光沢感にはとことんこだわりました。
スキャバルの生地は今回のN様のご要望にはピッタリで、似た素材感のスーツ(実物)と比較しながら入念に確認をした上でのご選択。


これは間違いないご選択だったのではないでしょうか?
ネイビーに比べ何処となくシックな印象をもたらすグレーは、一歩間違えてしまうと途端に「ダサく」なってしまう、スーツの基本色でありながらも実は繊細な色味です。
それだけに、N様のように”様になる”着こなしができれば格別。
とは言っても、何か着こなしを工夫するのではなく、素直にベーシックなものを着るだけでOKです。

男は背中で語りましょう。
吸い付くような綺麗なS字のラインです。

皆さんはどんなネクタイが合うと思いますか?
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ネイビーのピークドラペル





これらのお写真を見て「おや?」と思われた方はかなりのヨウフクツウの方でしょうか?
イタリア:ゼニアの素材でお仕立てさせていただいたオマージュスーツ。
ドラマ:SUITで主演の織田裕二さんが着ていたスーツは、このようなネイビーのピークドラペルが印象的でしたね。
できる男の象徴、そんなスーツではないでしょうか?


スタイリストとして活動されているN様、ご持参いただいたラウンド・タブ・カラーのシャツに、ドット柄のネクタイでコーディネートいただきました。
胸板も厚く、既製品のスーツでは窮屈で胸が浮いてしまうこともあったことでしょう。
しっかりと補正を加え、襟の吸い付きも申し分なく、ウエストの絞りも大変綺麗にフィットしております。
ピークドラペルはスタンダードではありませんが、このように素材(生地)選びからサイジングまでしっかりこだわれば、ビジネスでも全く違和感なくお召しいただけることと思います。


いかがでしょう?
言葉にすれば「ネイビー無地のスーツ」となりますが、ちまたに溢れるネイビースーツとは一線を画すオーラがありませんか?
高級ブランドであればこうなるのではありません。
お客様と1着に服に付いて2時間、3時間と打ち合わせを行い、オーダーいただいたお客様の為だけに仕立てられた特別なスーツだからこそ、『普通のスーツなのに全く違う』ものになるのです。
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30代からの風格のあるスーツ
お二人のスーツをご覧いただきました、いかがでしたか?
数年に一度、新調するのがスーツ。
どんなスーツにするか毎度変化を付けるか、あるいはいつもと同じ店で同じように深く考えず選んでいるなど、様々な方がいるかと思います。
もし貴方が30代のビジネスマンであれば、20代の時に着ていたスーツとを着続けている方も多いでしょう。
まだまだ若い30代(もちろん気持ちは20代)、エネルギッシュなスーツスタイルでバリバリ働く、それでも違和感はないのかもしれません。
ただ、あなたの立場が変わっていたらどうでしょう。
ビジネス経験を積むことで社内での立場も代わり、後輩・部下もできて責任のあるプロジェクトを任されることもあるでしょう。
そんな時に、20代のそれまでと同じようにスーツを選んでいてはいけません。
ボットーネでも30・40代のビジネスマンに多数お越しいただくのですが、「年齢も年齢だし、ちゃんとしたスーツを持っておかないとと思いまして…。」といった声をよくお聞きします。
どこかで、「このままでいいのか?」と思うタイミングが訪れます。
その時の新たな選択肢として、
・これまでと違う
・ちゃんとしている
ざっくりとこんな要素は必要になってくるのではないでしょうか?
じゃあ、どう選べばいいのでしょう?
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『これまでと違う』って何が?

スーツって実は、基本的なデザインは100年前から変わっていません。
もちろん時代性はあれど、襟が付いていて、前は2つか3つのボタン、袖の先にもボタン、背中は切れ目が入っている。
どこのブランドのスーツでも、これらの要素から外れているものはないと思います。
100年前から同じなのに、『これまでと違う』印象を相手に与えるにはどうするのか?
やはり生地やサイズ感、シルエット、あるいは仕立ての良さという少々マニアックな部分まで踏み込まなくてはなりません。
基本が昔から同じだからこそ、細部にまでこだわらなければその他大勢と変わらない。
僅かな生地感の違いや、数ミリに拘るシルエットであなたのスーツスタイルは大きく変化します。
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ほとんどの人は『ちゃんとしていない』

スーツはそもそもがちゃんとして見える魔法の服です。
ネイビーのスリーピースをビシッと着ていて「この人はだらしないなあ」と思うことはまずありませんよね?(逆に怪しいというのはあるかもしれませんが笑)
なのに、ほとんどの人はそうは見えない。
だからこそ、ちゃんとスーツを着こなしている人が輝いて見えるのです。
これまではショップで店員さんと「こっちがオシャレな感じですね!」「いまなら2着目は半額ですよ!」と選んでいたところを、『専門家と一緒に選ぶ』だけでも全く違うスーツになります。
スーツを着た時にどんな人に合うのか。
そして自分はその時にどんな印象を与えたいのか。
「グレーのスーツが欲しいな」と最初は思っていたのに、最終的にはネイビーを選んだということも少なくありません。
そしてそれは決してなんとなくの気分の変化によるものではなく、それが自分にとって『必要だった』と気付いたということ。
これらの要素を満たすだけでも、劇的な変化をもたらします。
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こだりたい光沢感のさじ加減

あえて、これまでと違うスーツにするなら素材にはとことんこだわりたいところです。
キーワードは”光沢感”、スーツを格上げする為のひとつの要素です。
光沢のある生地=『上品な艶のあるスーツ』は一目で違いが分かります。
言葉が悪いですが、安っぽいスーツは化学繊維が混ざりサラサラとした触り心地の生地が多く使われており、リクルートスーツ・礼服も似たように光沢はありません。
光沢がある=良い生地とは一概には言えないものの、この差は誰もが認識できる違いではないかと思います。
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光沢のある生地のメリット

高級感がある
高級感のあるスーツは袖を通すだけで心が晴れやかになり、内面から自信が湧いてきます。
これ見よがしではいけませんが、上品なスーツを嫌味なく着こなせるとベスト。
上品で洗練された印象
ネイビー・グレーのダークカラー×光沢感の組み合わせは、素直に白シャツや同系色のネクタイをするだけでも洗練された印象に。
「人はその服通りの人間になる」とはナポレオンの名言ですが、エグゼクティブの風格があるスーツに袖を通せば、自分自身の行動も変わってくる。
お気に入りのネイビースーツを着ているときは、鏡や窓に映った自分の姿を見てさらに背筋が伸びる、そんな気持ちになると思います。
最初は小さな変化でもやがては大きな変化につながります、簡単な話です。
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光沢のある生地を選ぶ際のポイント

履き違えるとただの派手なスーツに
ただ光沢があればいいのではなく、ビジネスの内容や立場、職場の風土によってチューニングが必要なのは言うまでもありません。
パーティ用のスーツみたいになって社内で浮いています、、と言うのはさすがに避けなければなりません。
そして、このようなスーツは当然謝罪シーンでは不相応です。
・華美ではなく、あくまで上品な表情であること
・ブラックだとフォーマルスーツに
・明るいカラーとただの派手なスーツに
・ウール100%
・化学繊維の光沢は違う
・シルク混はパーティ向け
この辺りは抑えた上で、生地選びをすると良いと思いますよ!
ライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。5年勤務ののち、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。
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