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明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

春夏シーズンに着たいネイビースーツ

みなさん、こんにちは。
クルーのHです。

突然ですが、みなさんは1週間で何着のスーツを着回していますか?

5着で着回しているという方もいれば、
2着でなんとかローテーションしている、
という方もいることでしょう。

また、みなさんはネイビーのスーツを何着お持ちでしょうか?

スーツの定番カラーと言えば、ネイビーを真っ先に
思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、
ネイビーのトーンや素材を意識するだけでも
上手く季節感を演出して着回すことができます。

そこで今回は1年間で持ちたいスーツの数と
季節に合わせたネイビースーツについて解説していきたいと思います。

スーツって何着必要?

まずはじめに、スーツは年間10着揃えるのが本当に理想的です。

春夏シーズンに5着、秋冬シーズンに5着の計10着あれば、
1年を通して月曜日から金曜日まで
毎日違うスーツを着回すことができようになります。

毎日同じスーツを着続けていたらどんどん消耗していってしまいますよね。

ウールというのは休ませることで
元の綺麗な状態にある程度自然に復元する特徴があります。

よって休ませながら着ることで
その都度綺麗な状態のスーツを着ることができ、
スーツを長持ちさせることにも繋がります。

代表の松のクローゼットには10年以上前に仕立てたスーツが何着もあり、
細かなシルエットは年を重ねる毎にアップデートしていますが、今でも現役です。

私達は服屋ですからそもそも着数が多いこともありますが、
やはりスーツが増えるにつれて1着にかかる負担が減り、
着回す楽しさを存分に味わうことができ、結果的に長持ちしてお得なのです。

春にこそ着たいフレッシュなネイビースーツ

春は色々と変化の大きい季節。

4月から社会人となる方、新たな環境で仕事をスタートされる方もいますし、
イベント毎も盛り沢山で、学校の卒業式や入学式、会社の入社式、結婚式も多いのが春です。

新生活が始まるタイミングやイベント毎の前にスーツを新調して、
心機一転仕事に望みたいという方は大変多くいらっしゃいます。

そんな春に着たいのは明るめネイビー(ネイビーブルー)。

春らしく軽やかなトーンのネイビーは
天気の良い日に選びたくなりますよね。

特に20代・30代の方に人気があり、
若々しくエネルギッシュなビジネスマンが着こなせば、
春先の気候にもマッチし、より完成された着こなしに。

ネイビーも使い分けることで季節感が表現できるますし、
このくらいのトーンは誰にでも着こなせるギリギリの範囲だと思います。

どんなシーンでも自信をもって挑める、そんなスーツ。
新社会人にもおすすめの1着です。

生地にも春夏・秋冬それぞれの季節に適した生地があり、
どちらの時期でも通年使えるオールシーズン用の生地もございます。

”季節に適した”というのは素材としても
見た目としても適しているという意味になります。

春夏シーズンの生地コレクションに収録されているネイビーは
このように発色が良く、かなり明るい色味までラインナップされています。

やはり春らしい明るいネイビーやブルーで
仕立てたスーツやジャケットを着ていると心が踊ります。

夏を彩る爽やかなネイビースーツ

日本の夏は気温が高いだけでなく、
湿度も高いのでビジネスマンにとっては辛い季節ですよね。

そんな夏に着たいのは春よりも色鮮やかな
ネイビースーツが真っ先に思い浮かびます。

このようなネイビーは見た目にも涼しげですから、
側からすると大変爽やかな印象になりますよ。

夏のビジネスシーンを快適に過ごす為には
「平織り」という織り方をしている素材で
お仕立てするのを強くおすすめします。

夏場はどうしても汗をかきますが、
やはり服にとって汗は天敵。

外回りの営業職の方に比較的多い傾向にあるのですが、
パンツの股の部分が摩耗して生地が薄くなってしまった、、、
という経験をしたことがある方もいることでしょう。

盛夏用の生地はそういった耐久性の面でも心強く、
それでいて通気性も良いのです。

「夏の素材」というとリネンやコットン、モヘアなどが思い浮かびますが、
素材感ゆえにどうもカジュアルな印象になりますので
ビジネスマンにはなかなか取り入れづらいかもしれません。

その点平織り素材はしっかりとスーツ顔をしていますので、
ビジネスシーンでも大変重宝します。

「平織り」とは経糸・緯糸ともに
1本ずつ交互に交差した織り方をしており、
これによって糸と系の間に隙間ができて通気性が良くなります。

平織り素材で仕立てたスーツのパンツを履いていると
風がスッと通り抜けるのを感じることができるくらいです。

さらに1本1本の糸がしっかり絡み合うことで
スリップしにくくなり、仕上がった服の耐久性も高くなるのです。

余談ですが平織り中でも軽い生地は、
トロピカルとも呼びます。

生地はさらりと薄く、
さらさらっとした触り心地に加えて、
まるで空気を羽織っているように軽い。

それでいてちょっとやそっとじゃへこたれない、
しっかりとしたハリコシがあります。

ただ薄いだけの生地では
日本の高温多湿の夏場を超えるには頼りなく、
汗や湿気でシルエットがヨレてしまったり、
パンツのクリースラインも消えやすくなってしまいます。

その点平織りの生地は薄いのにハリコシがありますから、
蒸れにくく、綺麗なシルエットを保つことができるのです。

薄さと軽さ、服としての強さ、
この3つを兼ね備えている生地が
夏場には本当におすすめです。

まとめ

ネイビーのスーツはビジネスシーンにおいて
圧倒的ナンバーワンの定番カラーですが、
ひとえにネイビーといっても様々なトーンがあります。

ネイビーも使い分けることで
その時々の季節感を表現することができます。

春夏それぞれの気候に合わせたスーツが揃えられると
毎日の気分も明るくなりますし、
スーツを着る楽しみが何倍にも膨れ上がりますよ。

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ライター:その他クルー

2023年2月1日
オーダースーツ ボットーネのブログ | 明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

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