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明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

スーツを大切にするということは?

 

松はじめです。

たくさんの物で溢れている中で、今、自分の手元にあるこのバッグ。

このバッグは、職人が作ってくれたバッグです。

大量に、機械で生産されたものではありません。

1つ1つ、聞けば作る工程で、実際に血を流すこともあるそうです。

そんな、人の手で作られた物。

素材は、動物です。

先日アマゾンを旅する趣旨の番組を見たのですが、何日もかけて大きな船で川を航行するシーンがありました。

船内で作られる食事は、、鳥。

1羽ずつ、調理されていく。

日本で都会で暮らしていると、調理された状態で食事が出てきたり、スーパーに食材が並んでいる状態しか見ることはないのですが、よく考えてみたら、命をいただいているんだなあ、とふと思ったものです。

まったく同じことが、バッグにも、スーツにもいえるのではないでしょうか?

スーツだって、原料はだいたいウール。

ウールは、羊ですよね。

最近はポリエステルのスーツもあるかもしれませんが、圧倒的にウールのスーツが多いと思います。

ウールのスーツは、シワになっても復元力があります。

これはもともと羊毛がくるくるっとしていて、それを伸ばして糸にしているから。

戻ろうとする力が働いているのです。

さらに、燃えにくい。

また熱可塑性(ねつかそせい)というのがあって、アイロン操作で服が作れます。

アイロン操作で服を作るために、ウールは最適だったわけです。

ウール、羊毛、

スーツを着るということは、命に感謝して、大切に着るということなのではないかなとふと思うわけです。

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2019年10月7日
ライフスタイル | コラム

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