《秋ジャケットをコーディネート》色と素材でこんなに変わる

今日は午前から長い打ち合わせ。
その後ランチをとって出社すると、秋に向かってオーダーしていたジャケットが仕上がっているではないか。
9月といっても秋と呼ぶには暑い日中だったが、ジャケットを見るや手が勝手に伸び、早速試着タイム。
2プリーツのイタリア・コットンのパンツも2017年作。
そんな、軽やかな色だけど、実は秋のダブルブレストのジャケットを羽織った。
そしてオープンテラスのカフェへと向かう。
今日は中之丸と、月に2回開催される《IDOBATA》という社内イベントの日なのだ。
IDOBATAとは、もともと定期面談と呼んでいた月一ミーティング。
面談ってなんだか堅苦しいい、、と思っていたところ、Googleなどの企業に習って1対1、もっと気軽な会議、むしろイベント化してしまおうと試みたものだ。
本田が大人数で集まって行う会議は、ワイワイガヤガヤ行おうということで、ワイガヤ会議とネーミングされているのも有名だ。

ということで、IDOBATAへ。個人的にはダレスバッグ大好きなのだが、ちょっとそこまでのクラッチバッグはマリネッラのソットブラッチョの登板が多くなり、ちょっと外出する時に写真に映るのでこのバッグが多くなる。
今日のクラッチはネイビーで、春はブルーをよく合わせていた。

同じバッグでも少し色を変えるだけで随分と表情が変わるもの。
ジャケットも、素材感を変えるだけで随分と雰囲気が変わる。
春
素材:コットン

秋
素材:ウール&カシミア&シルク

この、素材から伝わってくるものは少なくない。実際の暖かさはもちろん違うけれど、そうではなくて
印象としての違いがある。
また、色のトーンは、季節感を表すときにはやはり大きな印象の違いを生む。

サロンでは、アルバイトクルーHがついにメジャーを握って、文字通り中之丸の胸を貸してもらう日々。
一歩一歩、直向きに、良い洋服を追求しよう。
というわけで、秋冬らしい素材のジャケットも装いの準備をしておこうか。
さて、明日は何着よう?
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
2017年9月27日
スーツの着こなし術 | コーディネート
タグ:スーツ, ボットーネのクルー, コーディネイト
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